これまたいつものごとく随分と遅くなりましたが「進撃の巨人」16巻感想です。
今回は一気に巨人の謎に近づいてきました。
それに壁の中の民族のことや、東洋の一族とアッカーマン家のこともいろいろ
わかりましたね。
アッカーマン家の分家がミカサの家で、アッカーマン家は王家から怨まれて
いたのではなく恐れられていたことも。
ケニーの妹の子がリヴァイであったことも判明。
ミカサは両方の血を引くわけだから特別な存在ってことになりそうです。
あの刺青は記憶に関係する何かでしょうが、それが何かはまだわかりません。
今回も既に別マガ連載時に感想を書いてますので、あらすじなしで全体を
通しての感想と、本誌で読んでいた時点での感想の追加&訂正のみで。
前巻の感想はこちら。
別冊マガジン連載時感想はこちら。
63話感想 64話感想 65話感想 66話感想
本誌を読んでいたときはこの地下洞での出来事に毎月ハラハラさせられて
いたんですが、コミックスで読むとなんとスピーディーwww
一気に駆け抜けてる感じですね。
改めて読んでみるとレイス卿が自分の子供たちがエレンの父・グリシャに
殺されたと回想しているシーンはエレンが共に記憶として思い出している
風でもなにのでレイス卿がでっち上げたことかもしれませんね。
あのシーンの後のレイス卿のコマの表情が気になります。
グリシャは「お前たちさえ助かればそれでいいのか?」って訴えてるように
みえますが、グリシャの真の目的は何だったのでしょう。
王の力を手にし、その先に何をするつもりだったのかが知りたいところ。
そして、ザックレーさんの芸術作品ですが、本誌では絵がデカイので衝撃
だったのですが、コミックスでは流せる範囲???
単に慣れてしまっただけかもですがwww
リヴァイ班とケニーの対人制圧部隊とのバトルも今さらですが、アルミンが
よく考えてますよね。
侵入する前に煙幕を張ることや、対人立体機動装置の弱点にも気づいて
いるし。
ハンジといい、アルミンといいやはり賢い人がいると格段に勝率が上がる
ようです。
リヴァイやミカサのような特別仕様の人がいれば全ては覆せるかもですが
エレンのような勢いだけの先走りさんばかりでは数がいても烏合の衆って
感じで勝てなさそうです。
そして今回はみんな覚悟を決めた回でした。
リヴァイ班は手を汚すことを覚悟し、エレンは自分は要らない存在だったと
してヒストリアに喰われる覚悟をして、ヒストリアは人類を救うために巨人化
しエレンを喰い父の望む通りの自分になる覚悟をした。
でも、自分は要らない存在だったというエレンを過去の自分と重ねたことで
ヒストリアは父親の言いなりにはならず自分の意志で行動することに。
「巨人を駆逐することも面倒だし人類なんて大嫌い!」と突然自分のやりたい
ように生きる決意をしたようで。
主人公なのに喰われてしまうのかと思いましたがエレンは助かりました。
ヒストリアに切っ掛けを与えたのはユミルの一言。
「お前、胸張って生きろよ」
今頃、ユミルたちは何をしているんでしょうね~~~
まさか自分の言った言葉でヒストリアがぶち切れ別人かと思うほど変わって
しまうなどとは思ってもいないでしょうね。
レイス卿は自分が最強の巨人になるべく液を舐めますが、舐めるだけで
いいんだったら楽だよなとww
注射は痛そうだし。。
でも、しっかりと体内に液を入れなかったから中途半端な巨人になってしま
ったってことですかね。
馬鹿デカイだけで残念な巨人ですもんね。
これはちょっとネタばれになるかな(^^;
もし、注射をしてもあんな巨人になるのだったらヒストリアが可哀想でしたよね。
まぁそんなことはなかったと思いますが。
エレンは自分は役立たずだったと嘆きますが、レイス卿の暴走からみんなを
守るために今自分にできることを選択。
「ヨロイ」と書いてある液を体内へ。
これ、やっぱり「ブラウン」って書いてあることが気になるんですけどね。
関係ないのかしらん。。
そういえばレイス卿は「自分はは巨人になるわけにはいかない理由がある」と
いっていたのはまだ何かを隠してるからだと思っていたんですがまとめて読ん
でみると、単に「祈る」ことを弟と約束したからだったのかと思ってみたり。
う~ん、この作品は謎が判明してから読み返すとなるほどって思う表現がある
のに気がつくのですが、わからない段階ではホントやっかいw
さぁ暴走する親父巨人と再び巨人になることを決意したエレン。
どうなるでしょうね~~
ドキドキの展開が続きます。
この親父巨人がなかなか手ごわいのですわwww
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