ついに三つ巴の最終決戦!!
政が中華統一に一歩踏み出しました。
いよいよ政が成人し、加冠の儀が執り行われることに!
この日を目指してきたんですもんね。
感慨深いものがあります。
これまでの感想はこちら。
個人的には政にはこれまで通り髪を下ろしたままでいて欲しいけど、これからは
まとめ髪になってしまうのかしらん。
政の実母、太后は毐国を宣言し建国。
何をやってくれるのこのおばはんは・・・(><)
っと思っていたら、このおばはんなりに安息の地を求めてたんですね。
散々、好き放題してるように見えて、太后はずっと深く傷ついたままで・・・。
それに気づいた嫪毐は束の間でも太后が苦しみから解放されるならとせっせと
夜のお仕事に励むのですよね。
嫪毐の取り柄は巨根絶倫ってことだけでしたが、とても心の優しい人のようです。
太后にとってもう騙したり騙されたりの世界ってのは心底嫌気がさしていたので
しょうね。
諸々から解放されてひっそりと身内で暮らしたい。
が、ある意味、太后にとってそれは贅沢な望みだったのかもしれません。
別に秦に対し謀反を起こそうとまでは思ってたわけではない太后でしたが、この
計画は呂不韋によっていいように利用されてしまうのですよね。。
もともと嫪毐は呂不韋が自分の代わりに後宮へ送り込んだのですし、嫪毐の
周りは呂不韋の息のかかった者が多かったようで。
太后も警戒していたようですが、秦に対し挙兵しなくてはならないよう扇動されて
しまいます。
二人の間の“隠し子”の件は咸陽には知られていなかったのにね。
呂不韋は自らは動かず、ずっと裏で手を廻してます。
だいたい、このおっさんが自分の恋人であった太后を前秦王に献上するわ、
太后と政を趙に置き去りにするわしてこの親子を絶望のどん底に叩きつけた
のがそもそもの始まりですよね
そのために美姫って言われてた太后は人相変わって別人になっちゃったし
政は何度も殺されかけて人間不信になっちゃってたし・・・。
このおっさん、本当に人でなし。
わざわざ毐国に出向いて「恋人の別れ」を告げに来たとか言ってるし。
散々なことをしておいて、私の恋人はお前だけだとか・・・
そりゃ太后もブチ切れるわさ(ノ-_-)ノ~┻━┻
これまで政には酷いことし捲ってた太后ですが、さすがに同情するわ。
でも、このおっさんにしたらすべての計画はその時から始まってたんですよね。
今は最後の仕上げとして、政の加冠の儀に太后の勢力を利用。
自分の息のかかった者がいる反乱軍に王族を皆殺しにさせてから自らが反乱軍
を討ち、秦国の全てを手に入れるというのが彼の野望。
つまりは自分が王になるつもりってことですね。
加冠の儀の最中、自分たちを討伐する準備を政が進めているときいていたのに
まるでその様子が見られないことから太后は呂不韋にまたも嵌められたことに
気づきます。
ホント腸煮えくりかえるってこれだよね。
が、太后もただで踊らされる気はないと。
実は以前作っておいた玉璽の複製を使って反乱軍を増やしてきてたんですよね。
何も知らずに王の命令だと思って集まってきた秦の兵たちは大迷惑(><)
何もわからない状態で味方同士で戦うことになっちゃって・・・。
呂不韋は予定より敵数が多いものの、計画通り反乱軍を討つために加冠の儀を
中断しようとします。
っと、政がそれを阻止。
反乱軍が咸陽に迫っている状況であるにも関わらず、加冠の儀を続けると。
周りの落ちつき払った様子から、政もまた毐国の反乱に気づいていたのだと知る
呂不韋。
ざまぁーみろ。o(⌒▽⌒)ツ☆バンバン
式典を続けることに嫌味を言う呂不韋に「一つだけ教えてやる」と政。
「反乱軍を止める軍は既に向かって来ているのだ」
はい、飛信隊が向かってるんですよね~
なぜ、信たちがすでに動いていたのか。
それは咸陽から送られてきた伝令v
お天気のことが書いてあってようですが・・・実は・・・。
さぁ秦国内、最終決戦。
少し先まではYJで読んでますし、史実の通り進むのでだいたいはわかりますが
ドキドキハラハラですわ。