今月号はとにかく濃かった!!
オヤジ巨人が倒されてホッとしたのもつかの間。
まさかケニーとリヴァイの過去をこんな形で知らされるとは思ってもみません
でした。
不意打ちを食らったと言うか・・・こうキタかというか・・・
先月号の感想はこちら。
ケニーとウーリの出会い。
誰かがケニーに「ウーリがアッカーマン一族を迫害する壁の中の真の王だ」
と漏らしたようで・・・
ケニーはウーリを襲いますが、逆に巨人化したウーリに捻り潰されそうに。
ケニーは生まれて初めて自分より強い者がいることを知ります。
ケニーに情報を漏らした者はウーリたちの存在が邪魔だったようで、それが誰か
知るためウーリはケニーに巨人の力を使いますが、ケニーには通じず。
このことからケニーがアッカーマンの末裔だと察します。
アッカーマンなら記憶は消せないから殺せと言う兄の言葉を無視し、ウーリは
ケニーを見逃します。
それだけでなく、ケニーの恨みは最もだが、今は死ぬわけにはいかないから
許してくれと土下座。
下賤な自分に対し、絶対的な力を持つ王がこうべを垂れる姿に衝撃を受けた
ケニーはその場でウーリの力になることを決意。
これでアッカーマン一族への迫害は終わったようですが、ウーリはずっと申し訳
ないと思っていたならなんでもっと早くに自らの力で終わらせなかったのでしょう。
自分の命を狙われては初めて動くのはちょっとどうかと。
生きやすくなったことからケニーは早速、妹の消息を尋ねます。
が、妹・クシェルはもう死んでいて、息子だけが残されたことを知り・・・
まだ亡くなってからそれほど経ってなかったようですね。
もうちょっと早ければ・・・
リヴァイは名前を名乗るときに「ただのリヴァイ」だと言ってます。
クシェルは迫害から息子を守るためにアッカーマン姓を教えなかったようです。
ケニーもクシェルの知り合いで「俺もただのケニー」だと自己紹介。
ケニーはクシェルの忘れ形見を引きとって生きる術を教えます。
ナイフの握り方、ご近所付き合い、挨拶の仕方、身の振り方、ナイフの振り方…
って一般的な社会のルールからかなり逸脱したもの教えてる(^^;
ま、地下で生き延びるには必要なことなのでしょうが。
こうして、現在のリヴァイの原型が出来あがったようです。
口調もケニーにそっくりでww
でも、ナイフを逆手に持つ握り方はリヴァイ自身が身につけたようです。
ケニーが連れ帰ったときのリヴァイはホントに痩せこけて死にかけてたから
栄養状態もかなり悪かったんでしょうね。
それでリヴァイはあまり成長しなかったのかな??
リヴァイが大人相手にも負けなくなった時、ケニーはリヴァイの前から去って
いったようです。
リヴァイは強くなることでケニーに認められたかったのではと思うのですが
認めてもらう前にケニーが姿を消してしまったため、リヴァイには何がどうなった
のかわからなかったでしょうね。
ケニーは親にはなれないと言ってましたが、やってることはリヴァイにとっては
父親そのものだったと思うのですよね。
ただ衣食住を共にしてるだけでもリヴァイにとっては心強かったのでは。
たった一人の肉親の母を失い、自分を育ててくれたケニーまでもがある日突然
自分の前から去って行った時のリヴァイの絶望感は想像するに余りあります。。
もう忘れてしまっていたでしょうけど、きっとずっと長いことリヴァイの心に棘と
して深く突き刺さっていたのではないかと・・・
一方、ウーリとケニーは互いに友人と認めるほどの仲になっていたようです。
王の力は受け継がれるものだと知ったケニーは、自分のような者でも神にも
等しい力を手にすれば慈悲深く変われるのかもしれないと希望を抱くように・・・
やがて大いなる力を手にするためにケニーは調査兵団に対抗する組織として
対人立体機動部隊を作り上げたようです。
いずれ、自分の敵は調査兵団になるってわかってたってことですかね。
ここまでがケニーの回想。
ケニーが目を覚ました時、眼の前にはリヴァイが。
半身に大やけどを負い出血も酷いケニー。
もう助からないと思ったリヴァイはトドメを刺さず一緒にいた兵士を報告に行か
せます。
ケニーはリヴァイと二人きりになった時、ロッドの鞄からくすねた巨人化セットを
取りだします。
ロッドの鞄にはどれだけの巨人化セットが入ってたんでしょうね。
これを使って巨人化すればひとまず延命は出来ると言いますが、アホな巨人
になってしまうというケニー。
リヴァイはケニーが座して死を待つわけがないからもっと体力が残っていた時
どうして注射を打たなかったのか問います。
するとケニーは今ならヤツのやったことが分かる気がすると言います・・・。
リヴァイにとってはなんのことだかわからないようですが。
これまで出会ってきた者たちはみんな何かに酔っていたのだと思うケニー。
あのウーリですら・・・
酔っていたというのはケニー独特の言い回しで、拠り所を持っていたってこと
でしょうね。
酒はそのままかもですけどww
ケニーの回想の中にママに抱かれてる小さいリヴァイの姿が・・・。
これはケニーの想像ではあるでしょうが。
リヴァイママが美人さん!!
こんな美人さんが娼婦に身を落とす程迫害を受けていたなんて・・・。
ケニーと一緒にいれば取りあえずの生活はできそうだったのに、なんで消息不明
になってしまってたのかと。
好きな人が出来て家を出てしまったとかかな。。
リヴァイは初代王がなぜ人類の存続を望まないのかをケニーに訊き出そうとしま
すが、ケニーは知らないと答え「それが俺らアッカーマンが対立した理由」だと言い
ます。
リヴァイは自分もまたアッカーマン姓であることを確認し、ケニーと母親の関係を
尋ねます。
「ただの・・・兄貴だ・・・」
リヴァイはもしかしたらケニーが自分の父親だと思ってたんじゃないでしょうか。
一瞬暗い表情を見せます。
伯父だったと知ってがっかりしたのかもですが、それでもケニーという血の繋がりの
ある人間が自分にはいたということは嬉しかったのでは。
そしてずっと訊きたかったことを尋ねます。
「あの時、何で俺から去って行った?」
ケニーの答えは「俺は人の親にはなれねえよ」
一人前に強くすること以上は自分にはできないってことですかね。
後は自分の力で何とかしろと。
ケニーは巨人化アイテムをリヴァイに託します。
それは「お前は生きろ」ってメッセージではないかなと・・・。
ケニーが巨人化せずにいた理由はこれかな。
これまで誰かの死に直面しても動揺をあまり見せなかったリヴァイですが、
ケニーの死は特別だったようですね。
そしてヒストリアの戴冠式。
民衆はヒストリアが影の王である父親の暴走を自らの手で鎮めたと理解して
いるようですが、どうしてヒストリアの父が巨人だったのかについては疑問を
持たないのかしらん。。
自分に求心力を付け、民衆を掌握することをエルヴィンに提案したのは彼女
自身だったようですが、同期の前ではそんなヒストリアも暴走www
「リヴァイを殴る」をついに実行・・・
嗾けてたジャンですが、まさか本当にやるとは思ってなかったようで、104期
生の顔が青ざめてますwww
その中で一人、ミカサだけがwwwww
が、その直後、ミカサの顔までが凍りつき・・・
殴られたにもかかわらずリヴァイが「ふふ・・・」と笑い「お前ら、ありがとうな」
と感謝の言葉を・・・!?
そりゃリヴァイにこんな笑顔を向けられたら背筋も凍るわ。。
刈られる・・・って思ったかもしれない。
リヴァイの笑顔というレアを拝めたものの、「人は別れと出会いを繰り返し
何方へ行く・・・」
って、は?? どゆこと????
兵長が調査兵団を辞めちゃうとかそういうことなの????
う~~~ん、でも私服ならそれもありかもだけど、調査兵団のコート着てるし・・・
ケニーの最期を見取って、諸々をふっきれたってことなのかしらん。。
フラグではないことだけを祈ります!!
はよ、来月号読みたい!!
で、今回出てきた巨人化グッズをリヴァイはどうするんでしょ。
自分が使うとも思われないし、エレンを食べない限りアホな巨人になるだけですし。
やっぱりハンジに渡して研究対象にするのかな。
あと「近い将来この世界は滅ぶ」とウーリが言っていたのは外からの侵入者に
よって始祖が造った壁の中の世界は滅ぶってことですかね?
それとももっと広い範囲の世界のことでしょうかね。
新たな謎だわ・・・。