相変わらず今一番アニメ化を熱望する作品だけど、作中のダンスシーンを
アニメで表現できるんだろうかと・・・。
う~~ん、アニメ化は厳しいかなww
これまでの感想はこちら。
多々良と千夏は師であるマリサに誘われ
軽井沢での合同練習に参加。だが、二人の関係は
悪化の一途を辿る。
そんな多々良の不安を余所に合宿明けにはマリサから
「優勝」を義務付けられている都民大会A級戦が幕を上げる!
発売が延期、延期でいったいいつになったらコミックス派の私は読めるん
だろうかと首を長くしてて、その上、まだレンタルで読んでたものだから
レンタル開始後すぐに借りることができなくて、結局、大人買い。
そんなこんなでずるずるになった上に感想までずるずるで(^^;
忘れてたわけじゃないんですけど遅くなってしまいました。
さぁ合宿開始。
が、まるで千夏と上手くいかない多々良。
なんで千夏はあんなにキンキンしてるんだろうかと思いますけど、千夏にしたら
今回のA級戦で優勝できなければ後がない、つまりはもう二度とダンスをする
ことはなくなるだろうから自分の力全部を出し切りたいんですよね。
でも、それには多々良は弱すぎるようで。
技術面でも千夏の方が上のようだしリーダーの経験も千夏の方が豊富。
多々良は自分を頼って欲しいと思っていても、とても千夏は多々良を頼れる
状況になく・・・
清春は千夏が多々良を頼れない一番の理由は「多々良の踊りを信じきれない
から」じゃないのかと指摘。
自分自身のことを伝えられていないのと同様に「踊りでも明確に相手に伝えよう
って意思が見えない」と。
多々良はこれまで「フォロー上手な雫や真子と組んだ経験があるためフォローに
期待し過ぎパートナーに寄り沿うばかりでまるで自分を押し通そうとしない」とも。
これってマリサの「多々良くん自身の踊りをみせて頂戴」と同じ意味ですよね。
清春は多々良たちをサポートせよというマリサの指示に従いますが手取り足取り
アドバイスする気はなさそうで。
いや~~雫と清春のブラインドダンスはドキドキしちゃいましたわw
これはいい。
アルゼンチンタンゴを踊る二人の密着度の高さよ!!
ダンサーは当たり前過ぎて照れることはないでしょうが、これは刺激的!
清春の言うことは多々良には難し過ぎるようで理解できずに混乱するばかり。
千夏も多々良が真子と組んでたときはいいリーダーだったと知ってますます
機嫌が悪くなり・・・
2人の仲は最悪になり派手に喧嘩する始末。
それでも清春は多々良を「女に依存して自分一人ではダンスに向き合おうと
しない」とばっさり。
それに「富士田はどうせ雫に挑発されたからグランプリに“出なきゃいけない”
気になってるだけ」だと。
おお~~~これは確かにそうだわね。
多々良以外はみんな自分のために大会に出て自分のために踊ってる。
雫は自分が一方的に意識して“戦いたい”と言ったことが多々良を辛くさせて
いるのではと反省。
「忘れてくれていい」と言う雫に多々良は正直な自分の気持ちを吐露。
自分は「戦いたい」なんて思ってなくてただ同じ試合に出たいだけ。
君たちのことが好きだからどうしても印象に残りたくて・・・
それを聞いた雫は驚いたよう。。
自分の踊りを他人の記憶に残すなんてかなり野心的なこと。
「見る者の心に何かを刻んでくる表現者がいるとしたらその存在が衝撃」
と雫。
雫は多々良のワルツは数々の大好きなダンサーの素晴らしい踊りたちと
並んですっかり自分の踊りの一部になっていると言います。
そして「私にとってあなたは謎」
雫の言葉で多々良が浮上。
「ダンスが離れて行く」と感じて落ち込んでいた多々良でしたが「もし僕から
ダンスが離れて行くことがあるとしたら、それは僕が諦めて追いかけるのを
やめた時」
多々良が開き直りました。
今までで最悪の組関係の中、千夏を受け入れると腹を括り。。
ぶつかり合いながらやっと同じ方向を向き始めたようで。
試合当日、気合十分な二人。
自分たちはD級で、組んでからのキャリアも浅くこの会場の底辺だと千夏。
「ここのやつら一組残らず捲るわよ」
おお~~~強気の千夏いいわ!!
女はこれくらいがいいよねv
ゾクっとする多々良もいいね。
タンゴで他選手との衝突があったものの踊りは順調。
フロアの外での“衝突”もいつも通り。
多々良が千夏に言い返すのをみた明はびっくり!
ガジュは二人が試合会場でまでケンカしてるのは普通じゃないと心配
しますが、清春は喧嘩を通り越して今では立派な議論になってると。
千夏に引っ張られながらも踊り切った多々良は4種目フルチェック!
ところが二次予選前に千夏は「今日はお互い自分に嘘をつかずに
いかなきゃダメ」と言い出し多々良を「臆病者」だと・・・
「あんたは最高にいい奴だけど私はもっと強くて怖い奴が好き」
ひぃ~~~~こんな時にそれを言うか・・・
これにはさすがに多々良もぶちキレたようで・・・。
タンゴは滅茶苦茶。
ところが清春は全然心配してなくて、「多々良のフットワークはカウントも
合ってるし綺麗だ」と。
それどころか、お互いカウンターバランスを無視して邪魔し合っているのに
ホールドの崩壊はおろか各自のバランスも崩さず踊っていると評価。
「あいつらみたいにナチュラルにオンバランスで踊り続けていられる選手が
日本に何人いるだろうか」
大した体幹だと2人に感心。
イライラしたまま踊る多々良に尚も千夏は「もっといい動きぶつけてきなさい
よ」とより暴れ回り・・・
カップル崩壊
が、清春はそれを待っていたかのよう。
清春が多々良に関心を持ったのは三笠宮杯で“感情を剥きだしに笑った”
多々良に視線を奪われたから。
清春は多々良は感情で踊る人間だと・・・
「さっさと緋山に順応しろよ」
清春は多々良からいろんな顔が見たくてワクワク。
っと千夏の中に多々良の感性が流れ込んでいき・・・
千夏は“気持ち悪い”やつだと拒否ろうとしますが、多々良から聞こえてくる
音は千夏も知ってる音で・・・
なんだかよくわからないけど一瞬の調和と一体感が2人の間に。
それは分かる人が見たら鳥肌が立つような瞬間だったようで、審査員が
チェックシートを落としてます。
踊っていた二人にも驚きが・・・
清春だけは満足そう。
「お前はそうやって毎度毎度 問題を抱えたまま歪んで進化していくのか」
これはもしや、最悪の二人が最強の二人へと覚醒か!?
ようやく、光が見え始めたというか面白くなってきました!!
これで一気に捲っていっけぇ~~
モヤモヤが多くて私まで凹みそうになった今巻でしたが次巻は楽しみ!
あ、今回のお風呂回は素晴らしかったですけどね!
清春くんの鏡の前での全裸クカラチャ練(ぶるんぶるんしてるよねww)と
女の子たちの美しい肉体は必見!!
ああ・・・アニメで見たいwww