今回も鮮やかでした。
「ロビンソン・クルーソー」の冒険譚を選別に渡すって何の任務なんだろ
って思ったけど結城中佐の示唆の仕方に痺れます
分かる者にしか分からないけどお前なら分かるだろうってことのようで。
それに長い船旅での暇つぶしにもいいですしねw
夕日?の作画が美しい。
1939年、ロンドン。
いきなり神永はスパイ容疑で逮捕!?
え~~~どゆこと!?
一応、偽名伊沢和男を名乗ってはいるけど、否定するも2週間以上前から
目を付けられていて監視下に置かれていたとは・・・。
他国の諜報機関との接点を持っていたり、交友関係が怪しいってことだけど
有能なD機関の人間が簡単にスパイ容疑で捕まるなんておかしい・・・
と思ったら、情報が筒抜けだったよう。
でも、館内図を確認してたりすることから捕まること前提の任務なのかな
とか思ってみたり。
スパイ容疑で散々取り調べを受けた後で大物登場。
英国諜報機関スパイマスターであるハワード・マークス中佐@芳忠さん
大物だわwwww
取り調べで拷問とかしないのは紳士の国だからかな~~と思ったけれど
もっと他に有効な手段を持っているし、二重スパイに仕立て上げたいから
ってことだったんですね。
なるほど。
身体に苦痛を与え弱らせたり使い物にならなくするより、有能なスパイなら
味方につけてしまう方がはるかに賢い手だといえますからね。
英国側は最初から彼が結城中佐の部下であることを知っていたようで
とっとと認めさせるために自白剤を使用。
あ・・・お注射もいいけど、やっぱり痛めつけられる拷問もちょこっとだけ
見てみたかったわ・・・・・ (*/-\*)
なんて思っていたら神永の脳裏に注射を手にする結城中佐の姿が・・・
んん???
これも織り込み済みってことなの???
「結城中佐に売られた」という状況を受入れたと思わせ二重スパイとして
潜入するのが今回の任務??
ある程度の情報を渡すことで信用させてるのね。
これはまた厄介な任務で・・・(^^;
っと思ったらこれもまた違ったw
神永が自白剤を打たれ利用されることは結城中佐の想定内のようですが
恐ろしい上司ですわ。
それだけ部下の能力を信頼してるってことでもあるのでしょうが。
怖い。。
賢い人間だけが凌ぎを削り戦える舞台ですね。
今回、神永がスパイだとバレたのは日本の外交官から・・・。
なんとハニートラップに簡単に引っ掛かってる (゜ロ゜)
無能だね ┐(-。-;)┌o
D機関のことも全部漏れて。。
こんなんじゃ結城中佐もやってらんないね。。
これは神永には知らされてないことだったのか?
それとも誰から漏れたのかを突きとめることが任務だったのか?
神永は結城中佐を裏切り二重スパイとなることを承諾。
英国の用意した偽の情報を本国に暗号文で打電するのが二重スパイ
としての神永の初仕事。
自分たちで打つこともできるけど、神永に打たせることで打ち癖から
より情報に信ぴょう性を持たせるってことか。
“打ち癖が割り当てられている”ってのは初耳。
へぇ~~それで誰からの打電か認識するってことですかね。
偽情報が日本にダメージを与えたことが確認されるまでは神永は手錠を
嵌められたまま。
他のトイレの方が近いことを喋ってしまったら兵士に館内図を覚えてる
ことがバレるのに(><)って焦ったら、あれが合ってるかの確認だった
とは。
いや~~賢い。
ところが、覚えた館内図から脱出ルートへ向かうもそこに道はなく・・・
室内に掛けられていた図はトラップだったと気付く神永。。
うわ~~英国も負けてないわ。
絶体絶命かと思われた時、ふと目に付いたのはドアに書かれた♀
が、兵士が室内を確認しに来て あ・・・ヤバいやんどうすんのよ!?
ひぃいいいいいい ってとこで
なんとその兵士は脱出ルートを示した地図と必要な鍵を置いていって・・・
しかも全然中を確認していないにも関わらず確認したと報告してるし・・・
ありゃぁあああ
英国兵士の中に内通者がいたってこと!?
おそらく彼は普段は国王陛下の忠実な兵士として働き、英国諜報機関に
日本のスパイが捕えられた場合にのみ機能する
眠れるスパイ、スリーパー!
って ええええ!!
ロビンソンは神永じゃなくてこのスリーパーのことだったのね。
神永は助けてもらうフライデーの方だったのか。
今回はフライデーがキーワードになるんだろうと思っていたけれどこんな
形で現れるとは。。
「結城中佐はあらかじめフライデーの存在を俺に教えなかった。存在を
知らなければ自白のしようがない」
なるほどね。。
あれ、“フライデーの存在”ってスリーパーのことを指してるの??
フライデーは神永じゃ???
ん、ここはよくわからん。
「貴様達に要求されているのは単に意識を多層化することだけだ。
相手に与えてよい情報は表層に。与えるべきでない情報は深層に。
簡単なことだ」
いえいえ超難易度高いです。。
D機関ではそれが当然のようにできる人間でなければ務まらないってことね。
そして意識の最下層におかれていた情報とは・・・
一字一句ミスなく打たれた暗号文はD機関においては
「敵襲の事故。捕えられた。救助を要請する」を意味しているということ。
ほぉ~~~だから神永は一字一句間違えずに打ったんですね。
打ち癖で誰からの情報かは伝えられるけどそれ以上の情報を伝える術も
あったってことですね。
神永は与えられたルートに従い脱出成功。
「敵のスパイを手に入れて、あるいは敵の暗号を解読した側は次は必ず
手に入れたスパイを使って偽情報を流したいという欲求に囚われる」
そしてその時こそが貴様達が脱出するチャンスなのだ
うわぁ~~~
結城中佐はスパイとして掴まった時のことも教えてたんですね。
スパイ同士の心理戦。
3か月前、日本陸軍の機密事項が英国に漏れてることが発覚。
なんか、陸軍漏れまくりのような(^^;
ロンドン駐在の外交官が暗号も使わず電信を使用していたからのようで
陸軍は即座に軍の機密に関して暗号を用いるよう抗議。
そりゃ暗号使わなければバレバレだわね。。
が、外務省は陸軍からの申し入れを無視し続けたようで。
ダメダメだわ。。
そこで「外交官がスパイの正体を漏らしたため英国に捕まる」という明らかに
外務省の責任となる事件を起こすことになったんですね。
その動かぬ証拠作りが今回の任務の真相ってことで。
外務省に陸軍の申し入れを聞かせるために結城中佐が書いたシナリオ。
捕まること自体が今回の任務の目的だったとは。
逃げ方についてはその場で臨機応変にってことでしょうがちゃんと脱出手段の
用意は整えてくれていたようで。
そのヒントがあの本だったんですね。
ホントみんな賢くて好き!!
それにしても今回はスリーパーの存在にビックリ。
諜報機関に潜り込みその目を欺き続けるって凄いことだと思うけど、普段は
全く普通の兵士で、必要な時だけこそっと動くからなかなか正体バレないん
でしょうね。
毎回、結城中佐の有能ぶりに痺れます(///∇///)
次回はたかぴろ回でしかもなんか私好みっぽいこと言っちゃってくれてるしで
期待大 (p≧∀≦q)〃