遅くなりましたが「7SEEDS」32巻感想です。
相変わらず
緊迫感が半端なく・・・
この緊張に耐えられるか・・・
なかなか厳しいものがありますわ。
こんなとこ放り込まれたくない(^^;
今回は前半は角叉さんのお話。
この人、18歳だということを完全に
失念しておりました。
佇まいがどうみても30過ぎのそれにしか思えないもので。
すっかりおっさんというか、お蘭や牡丹さんらと同年齢くらいに
勝手に変換してましたわw
これまでの感想は
こちら。
角又、花、ナツ、皆の思いが動く32巻!
「7SEEDS計画」により、人類滅亡後の地球で目覚めた若者達は
生きる場を求めて佐渡島にたどり着く。
そして佐渡島の地下に残された映像から、
「7SEEDS計画」の研究員の一人・理可子が、角又の関係者である
ことがわかる。
そして明かされる角又の過去ーー。
理可子が未来へ残したものとは…!?
で、やっぱり角叉さんは相当な年上好きでした。
うん、うん、すごくそんな感じするわ。
中学2年で二十歳だった理可子さんに一目惚れ。
マセガキもいいところ。
理可子さんがかっこええ姐さんやしわかりますけどね。
理可子は角叉と出会ったとき「あんたが」と言ってたのは、てっきり
道場の中で角叉のことが噂になって知ってたんだろうなって思ってた
んですが、どうやら最初から理可子は角叉が選ばれる人であることを
知っていたんですね。
初めは相手にされなかったものの熱烈な角叉のプッシュにより二人は
付き合うことに。
理可子は自分がどういうプロジェクトに関わっているか理解してた
から誰かと付き合うとか未練が残るようなことはしたくなかったん
でしょうが、角叉の場合は特別。
彼は未来に繋がる可能性があるわけで。
理可子は何も言わずに佐渡へ渡り、角叉との子供を出産してたよう
です。
まさか、方舟の子供と関連ができるとは予想外でしたわ。
結婚はしなかった(できなかった)二人だけど理可子は角叉姓を
名乗っていたんですね。
好きだったんだなぁ・・・泣ける。。( ノД`)・゚・。
未来を信じて強い意志を持って研究を続けてた理可子。
後のためになるだろうものを残してます。
みんなが現実逃避をしてる中でひとり可能性を信じてたんですね。
まさかあの蜘蛛の糸に利用価値を見出していたとは。
他の人が思考停止になる中、必ず来るだろう角叉を信じて。
これまで人の死に執着を持たなかった角叉が埋葬法は死んでいった
ものにではなく残された者にとって必要だったのだと気づき涙する
ことに涙・(PД`q。)・
そんな角叉をみて彼でも泣くのかとあゆは自分にはないものを感じ
ますが、もし新巻が死んだとしたらと想像すると・・・
あゆにもちゃんと人を想う心が芽生えてますね。
しっかし、この作品は容赦なく攻めてきます(><)
愛する人の死に直面してもなお生き続けろってことでしょうが。
今回はもう誰がどこにいて何をしようとしてるのかあやふやww
誰と誰が一緒にいるのかはわかるんですけどね。
位置関係がさっぱりです。
それぞれが自分の役割を果たそうと動いていたとこでなんと停電。
うわ・・・こんな時に真っ暗とか・・・
電気がダウンなんてこの先どうするんだよ!?
って思ったらロウソク作って持ってたり、松明持ってたり、予備の油
持ってたり・・・みんな逞しい。
通信手段がない場合でもモールス信号でお互いの状況を伝え合う
ことのできる夏Aの子らはやっぱり飛び抜けてますねv
おかげで理可子の情報をみんなで共有できました。
花らは方舟のすぐ近くまで来たのに、扉の暗証番号が変わっていた
ため開くことができず。
理可子はその可能性を考えて自分の指紋と鍵を残したようです。
相当冷静で賢い人だったようです。
が、その鍵が届く前に扉の周囲に海水が流れ込んで来て・・・
花たち大ピンチ!
またも花か(^^;
新巻「花さん、そこから逃げろ」
嵐「花!」
安吾「花!お前が一番動けるだろ ナツと蝉丸を守れ!」
いや~~~性格出てるというか、咄嗟の言葉で3人が花をどう捉えて
いるのかがわかる見事な場面。
新巻は花を守るべき人だと捉え、嵐はただ叫んでるだけで何も言えず。
安吾だけは冷静に花に「動け!!」と指示。
花ならそれができるし、花にしかできないと考えたんでしょう。
うわ・・・死に直結した訓練を受けてきただけあって、ギリギリのとこ
でも思考を止めない安吾は凄い。
ナツ、蝉丸、朔也はどうしていいかわからずの状態。
経験が足りないと判断もできないのでしょうが、こういう時は即
命取り。
自分が行くまで間に合わないと知った角又は理可子が残していた弓を
使い鍵と指紋を送ることに。
ひぇ~~~そんなん無理ちゃうの!?
って思ったんですが、角又大活躍の長距離弾。
花も迷わず動いて締まる隔壁をすり抜け鍵を入手。
震えが止まらない花ですが角又の「あんたやったら方舟をなんとか
助けてくれるか」という言葉でまた動きだし・・・
花は頼られて任されて困難に立ち向かっていく人。
それに引き換え自分は・・・と考えるナツ。
こんな状況であっても花のように出来る人は更に頼られて任される。
初めから出来ない人には誰も頼まない。
ナツも信用されて任されるようになりたいと誰かのために何か出来
たらと強く思いますが・・・・
花は鍵を受け取ったもののナツたちの元へ帰れず、鍵をナツたちに
託すことに。
鍵を使うためには水を潜らなければならず・・・
ナツがやりますと言いかねないから、ここは自分が行かねばと蝉丸が
一大決心。
そりゃ好きな子を危険に遭わせるわけにはいかないし、このままでは
どうにもならないからね。
蝉丸も男を見せたよ。
朔也が母の手編みのセーターを解いて紐代わりに。
蝉丸はナツにほっぺにチューしてくれと要求。
“こんなときだから”
どうしたらいいのか分からないナツでしたが顔を近づけると蝉丸が
不意にキス。
口が滑ったとかって上手いこと言うわ。
確信犯だわね d(≧∀≦*)ok
勇気百倍で潜る蝉丸も男だけど、蝉丸の動きが止まったと知るや
躊躇わず水の中へ入ったナツもエライ!!
流れがきつくて前に進めなかった蝉丸はナツが来たことで一旦戻り
体勢を整えて再度挑戦。
蝉丸が流れをせき止め、ナツが鍵を指し、指紋を認証させ・・・
うわ~~~~この二人がこんな命がけの状況で力を合わせて危機を
回避させるとは・・・
これまでも頑張ってきたけど、今回は想像以上の働き!
こっちまでパニック起こしそうな程の緊迫感!
ナツは蝉丸が死ぬのが一番怖かったと言います。
自分の命の危険より、蝉丸を助けることを選んだんですね。
これまで自分の恐怖が真っ先に行動を支配してたナツが蝉丸を思い
自分には出来ないと思っていたことを成し遂げました!
ナツも蝉丸と一緒にいることで成長しましたね。
蝉丸も死んだかと思ったところにナツが来てくれて・・・
ホント嬉しかったことでしょう。
もうこんなピンチを乗り越えたんだから吊り橋効果でカップル誕生
だわさ!
そして二人の目前には方舟が・・・
ほぉ~~~ついに現れましたね。
ホッとしたのも束の間。
朔也がいたところは水位が下がっていくのに花のところは下がらず。
え~~~~~~~!?
花だけがまだピンチなの??
予告によると荒巻さんは命を顧みず花の救出に向かうようですが
嵐は・・・???
なんか嵐より新巻さんの方が先に動いてる感じ?
これは方舟を前にしてまだまだ波乱が起きそうな・・・。
続きはよぉおおお~~~~~~