ついに団体戦が終わってしまいましたね。
かるた部としての試合はこれで終了か。
なかなか熱い展開でした!
今回は千早というより、部活で輝いた者たちのストーリーが
まぶしかったですわ。
これまでの感想はこちら。
前回の試合後「次はクイーン戦で」と約束を交わした千早と
詩暢ちゃん。
準決勝は詩暢ちゃんvs理音、新vs肉まんくん。
理音は始めてのクイーンとの対戦でこれまでクイーンなんて
意識してなかったのに負けたことで何かが変わったようです。
「クイーン戦に出たい」と口にする理音に桜沢先生も理音の
変化に気づいたようです。
部長までもが「名人戦を目指す」と宣言したことで桜沢先生も
何を言ってるのやらと思ったのでしょうが大爆笑。
桜沢先生を笑顔にしたいという願いが叶ったのかどうかは
怪しいところですが、更に上を目指そうという二人の想いに
「これまでの厳しい練習が永遠にみんなのエンジンになること
を願ってます」と涙する桜沢先生。
ですよね。
厳しさは子供たちのため、教師の鑑だわ。
今後の人生の糧となるようにって意味と更に動力にもなるよう
にって願いですね。
素敵な言葉です。
そして肉まんくんは・・・
新の“いつもどおり”と自分を比較し「俺は3年間何をやっていた
んだろう」と涙。
千早は日々本気でクイーンと戦うことを想定し練習。
新は小さい頃から名人を目指し練習。
自分は「新に勝つための毎日」だったかと自問。
眼の前にした時だけ勝とうと思ってもそれは“いつもどおり”
じゃないことを実感する肉まんくん。
上にいる者たちは常にもっと上を目指す毎日を送っていたのに
自分はそれをしてなかったと・・・。
でも、千早が肉まんくんに掛けた言葉は
「肉まんくんの毎日は瑞沢を強くしてくれる毎日だった」
ああ・・・
そうだよ!!!
肉まんくんが下の部員たちを引っ張ってくれてたんですよね。
「下の子たちに残るのは肉まんくんの言葉だよ」
これには激しく同意!!
そうだよ、肉まんくんが一番、部を底から強くしたんだと思う。
さぁいよいよ各階級、決勝戦。
A級は新と詩暢ちゃんの対戦。
B級は机くん、C級は奏ちゃん、D級は菫が残ってます。
各階級制覇はもう無くなったけど、A級以外は全部残ってて
瑞沢凄い。
菫のマスカラは奏ちゃんでいうところの着物のようなもので
つまりは戦闘服。
なるほど、二人ともいい表情してますv
太一を追っかけてるだけだった菫が随分と成長しました。
この大会が終わって3年が抜ければ次は「私たちのかるた部」
絶対に勝ちたいと執念をみせてます。
うん、うん、いい方向に力を向けることができるようになったん
だね!!
眼の前で応援し合うカップルを見て送り札に「ちは」を選ぶ菫。
おお~~~~なんという戦闘体勢。
必ず取るという意志の表れですね!
まさかあんなに嫌な子だった菫がこんなに応援したくなる子に
化けるとは思ってもみませんでした。
そして被せるように奏ちゃん母の気付けについての一言。
「人に頼っていては着れません。 覚悟しなければ自分のもの
にはなりません」
これもいい言葉だ。
「強くなるんだ」という思いを見せる菫に宮内先生も全ては千早
の貼った一枚の部員募集のポスターから始まったことなのだと
涙・・・
いやもう、私も涙だよ。
子供達が変わっていく姿を目の当たりにしてきた先生だものね。
一枚のポスターが今ある情熱の源泉になっているのだと感動
する宮内先生にこれまた激しく同意。
A級の決勝戦は・・・
やはり新は不調なのか?
団体戦で千早に負けたことが影響してるのかもだけど、いつも通り
に見えてもいつも通りではない新。
それは何度も対戦してきた詩暢ちゃんも感じてるようで・・・。
いつもの安定が新にはないと。
が、新自身はいつも通り。
いつも通り千早や太一とかるたをしたあの部屋にいるけれど
ただ「さよならが近いだけや」と。
どゆこと? (・_ .*)?
っと思ったら新もこのままではなく更に上を目指し強くなりたい
と変わろうとしてるってことだったんですね。
あの部屋のイメージに居続けていたら心地よいけれど今以上
の強さは身に付かない。
千早に負けて「これまでと同じでいい」と思えなくなったようです。
なるほど。
新は「千早にも周防にも負けたくない」という思いをより強くした
ようで。
チームを作ろうと思ったのは一人でかるたをしていてもいつか
自分一人では越えられない壁にぶち当たると感じてたからなん
でしょうかね。
かるた部を作り強くなっていった太一や千早を見て、新も仲間を
作ることで強くなることに挑戦してみたんでしょう。
自分以外の力を借り、不安定だけど貪欲なかるたを見せた新。
心地よく集中できた過去のイメージを手放し新しいイメージを
手にしたようです。
そこにはもう千早や太一の姿はないようです。
決勝戦は運命戦となり新の勝ち。
詩暢ちゃんは流れは自分に来ていたのに勝ち切れなかったこと
で「自分はひとりで自分は変われない」ことを痛感。
悩む詩暢ちゃんでしたが、帰り道、千早が新の告白への返事を
しているところに遭遇。
というか千早は今の自分の気持ちを伝えただけでしたけど。
新をどう思っているかではなくて「もっとかるた強くなりたい」
という千早。
詩暢ちゃんにも勝ちたいし、世界一になりたい
強くなる道を進みたいという千早に新も「わかるわ」と返答。
青春してるんだか捨ててるんだかwww
新も「千早に勝ちたいし、いまじゃなくていいからもっと近づい
たらおれのことどう思ってるのか聞かせて」
首まで真っ赤な新が可愛い。
取りあえずお預けってことみたいです。
眼の前で繰り広げられた展開をみて詩暢ちゃんに変化が。
これまでずっと一人で練習してきた詩暢ちゃんでしたが自らが
変わるために明星会への参加を決めたようです。
更に強くなるためにみんなが一歩ずつ足を進めてます。
はぁ・・・これでついに目指すのは頂上、クイーン戦、名人戦と
なりましたね。
いよいよ個人対個人の勝負となりますね。
いや~~~熱いわ。
そして太一の成長の結果も早く見たいものです。
周防さんと練習してどんな感じなんでしょう。
感じが優れてる周防さんだけど、同時に頭もいいしそういう取り方
もしてるから太一にとっては参考になってるはず。
この二人の間に愛が育まれていたりしたらすごく嬉しいのだけど
ま、そんな展開はないわな。。
太一と新の対戦も楽しみです。
このままだと私は断然太一だわ。
千早を挟んでの三角関係も気になるし、そこへ詩暢ちゃんが絡むのか
も気になるところだし・・・
次巻も楽しみです。
そうそう、今回おまけマンガがめっちゃ面白かったです!!
「大丈夫か北央学園」
須藤さんにご褒美をねだる後輩たち。
あすなろ抱き、壁ドン、髪くしゃ、顎クイ などなど・・・
何を望んでんだよwwww
いや、私としては非常に美味しいのだけどwww
そして優華璃嬢へ“肩ズン”のみなさんww
もう「お前ら可愛い奴!!」としかいえないwwww