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カテゴリ:黒執事
では、後半、二幕の感想です。
一幕感想はこちら。 既に観劇時に感想書いてますからね。 思ってたよりは長くならないかも。 DVDでは表情がわかって嬉しい!ってことに集約されますしね。 初見感想 尼崎その2感想 刈谷大楽感想その1 刈谷大楽感想その2 さぁ二幕はとにかくお父様とジョーカーの独断場!! お父様はどこを切り取ってもお父様だし、ジョーカーは切ないながら も色っぽくてもう鳥肌!! ジョーカーの三浦さんはお歌も上手いし演技も素晴らしいし他の役も ぜひ見てみたいと思いますわ。 お父様も首の角度や台詞の声音、指の先までの神経の集中、ジョーカー を呼ぶ声の威圧感、どれもがお父様で完璧。 まさにケルヴィン男爵がそこに存在する!!って感じますよね。 怯えながらもお父様に応えたいと願うジョーカーの思い。 一筋縄ではいかない関係が見事に表現されていて唯々ありがとうござい ますとひれ伏すのみ。 ジョーカーが報告に来るところのアングル最高ですよね。 お父様の狂喜とジョーカーの驚愕が一度に。 お父様の登場の仕方も素晴らしい。 舞台が回るってだけじゃなくて後ろ向きから現れて、正面を向き そしてラストは横向き。 この演出は、車いすに座ってるだけなのに動きがある上に不気味さも 感じさせてて見事だと思います。 ソーマとアグニのSallynightは娘のお気に入りのダンス。 手の振り付けが面白いとかで。 この二人と一緒にいるときのセバさんは表情豊かですよね~♪ 坊ちゃんを構って楽しそうw 嫌がる坊ちゃんがまた上手い。 ソーマとアグニが楽しそうだと癒やされますよね。 原作では今アレなだけに・・・ 姫抱っこのサービスも嬉しい! ケルヴィン男爵が坊ちゃんの前に現れるシーンでは車椅子の音と ともに歓喜の引き笑いに圧倒されます。 カーテン前でセットもない状態なのに凄い存在感。 坊ちゃんのご機嫌を取るために必死なケルヴィン男爵と罪もない 子供を犠牲にすることを言い渡されたジョーカー。 息つく間もない展開。 契約シーンの再現はセバさん悪魔に戻ってる。 そしてあの回想シーン! まだ慈善事業をしててまともだったケルヴィン男爵が悪の華を 目にしたことで堕ちていく・・・ ビリヤードの球のブレイクで悪い人たちがパン!ってなるとこ 好きなんですけどあのかっこいい演出がDVDの映像ではちょっと わかりにくかったですね(><) んん・・・残念。 でもその後のゆんパパンのシーンでは興津さんの甘い声だし、 ディーの声には浜田さんで私デレデレ。 はぁ・・・素敵過ぎる。 そりゃお父様も堕ちるわさ。 恋するお父様のダンスもなかなかですがビスクドールのダンスが 素晴らしい!ですよね。 人形の関節を持った感じが見事に表現されているし、軽やかな 動きからやがて壊れていくところがお父様のそれとリンク。 舌ぺろりにはドキリ。 こんな恐ろしいことになっていたのね。 儀式の間を用意し再現すれば仲間に入れてもらえると思ってる ケルヴィン男爵の狂気をここまで再現出来る人がいたとは・・・ 坊ちゃんに撃たれた後の芋虫のように悶え苦しむ演技も逸品! ジョーカーもコメカミに青筋立つほどの熱演!! 対する坊ちゃんは冷ややかな視線でまさにお貴族さま。 滑舌がちと甘いのとやや台詞が早口になるところは気になるけど 表情はとても小6とは思えず。 坊ちゃんの高笑い後ろに控えるゆんセバの抑えきれず漏れる笑いも いいですよね。 細かい表情の変化もDVDに感謝。 使用人'sの見せ場ではフィニの強さが上手く表現されてます。 ジャンボの優しさもにじみ出てて。 メイリンは二丁拳銃を扱っているところにもっと動きがあると よかったかなと。 立って撃った後、がばって脚を開いて片膝ついた状態で撃つとか。 決めの射撃の前に一度銃を上に向けてから撃つとか。 高低差などの変化を付けるともっとよかったかな。 動きが小さいからちょっと遠目だとやってることがわかりにく かったんですよね。 DVDで見る表情はかっこいいですけどv バルドは雰囲気もバッチシ。 ただ、観劇時の感想でも書いた通りガトリングだから上からの照明 ではなくてフラッシュとか使った方がそれっぽくなったのにと。 ホントいろいろ素晴らしいんですが再演があるならその辺を考慮して いただけたら嬉しゅうございます。 先生の登場シーンではラスボス感出てますよね。 別にラスボスってわけじゃないですが。 死にかけてるお父様の手をそっと握るジョーカーに涙。 ジョーカーにとってはやっぱりどれだけ残酷な人であってもお父様は 恩人なんですよね。 その後、義手の材料が子供の骨だとわかり狂乱するとこは迫真。 異変を見せる坊ちゃんをずっと目で追ってるセバさん・・・ これこれ、これが見たかった!! ゆんセバは指先のしなやかさといい、所作も美しいしで魅せてくれ ますよね。 坊ちゃんの手をつかんで垂直に引き上げるとこ好き。 眼帯を外す手つきもイヤラシくて最高なんだけどちょっとDVDでは わかりにくかった?? 仰け反った坊ちゃんを支える姿に様式美を感じますわ。 さぁ私を呼んで! ねちっこく囁くと思ったら割とせっかちに要求するというギャップw やだもう、可愛い。 そして赤の照明で先生をズブリ。 ここの演出も好きです! 明後日の方向を向きながらケルヴィン男爵をグシャリとするところも まるで虫けら扱い。 坊ちゃんの命令だ!は迫力あってゾクリ。 さすが大千秋楽! ジョーカーの迫真の演技が続きます。 義手の指先の動きが巧みだし、台詞への感情移入が切なくて・・・ ビーストの肩に頭をちょんとするとことか、もう泣くしかない。 最後の泣き笑いの表情に号泣。 サーカス団のみんな・・・ この不条理さが黒執事の世界なんだよ・・・ ドールの前に現れた坊ちゃんは完璧な坊ちゃん。 冷ややかな視線も姫抱っこされて左腕をセバさんの首へ回すその 手の回し方も。 ドールも泣かせてくれるわ・・・ 名場面ばかり。 その後の葬儀屋さんの台詞「なんど小生は君たちに・・・」 君たちってのは代々裏家業を行っているファントムハイヴ家の 当主のことですよね。 これは代々葬儀屋さんが関わってきたってことでしょうね。 やっと葬儀屋さんの目を拝見できましたわ! こればっかりはどうやっても後方席では無理でしたもん。 大千秋楽では坊ちゃんの高笑いが冴え渡ってました!! そしてそれを見て笑いを浮かべる悪魔さま。 これが人間だ!人間なんだよセバスチャン! 叫ぶ坊ちゃんになんて表情を向けてるんでしょ。 満足げなまさに悪魔の顔。 これが見たかったんだよ、セバスチャン! It's not rewarded は最初 Yes my lord!しか耳に残らなくて ラストの曲なのになんてこったいって思ったんですけど、何度も 聞いていたら良い曲だなぁって。 色っぽいし、ええわ。 階段から下りてきた坊ちゃんに近づくとき足をくいっと曲げて 止まってるとこ好き。 で、坊ちゃんの背後に回って一瞬悪魔に戻るとこも好き。 ゆんセバちゃんはかっこよくて可愛い!! ねっとりとした色気と愛らしさがあるわ。 暗転する時、坊ちゃんに何か囁いてるのがまたね!! DVDだとちゃんと囁いてるわってわかったけど、これ舞台だと 耳に舌入れてねーか!?って ひぃ~~~~~!!!ってww はぁ・・・最高かよ。 素晴らしいラストでございます。 再演、熱望!!! 大千秋楽ってことで挨拶するゆんセバちゃんの別嬪さんなこと! ホント美しい顔してるわ。 大千秋楽を収録していただきまして感謝、感謝です! やっぱり最高に盛り上がった舞台を残して欲しいですもんね。 ちと本番では坊ちゃん噛んじゃったとこありましたけどそこは 上手いことありがとうございますってことでv ホント舞台はいいわ。 何度でもアンコールの拍手するよ!! 千手観音になりたい。 ぜひぜひ再演を待ってます。 このサーカス編をこれだけで終わらせてしまうのはもったいない。 もっともっと何度でもみたいです! はぁ・・・全ての人に感謝。 そして舞台をご覧になっていない全ての方にDVDもしくはBlu-rayを オススメいたします。
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Last updated
2017年05月05日 03時00分03秒
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