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カテゴリ:少女・レディースコミック
本誌の方では連載が終了したんでしたっけ?
最終巻は来月発売かな。 私が読むのはまだまだ先になりそうです。 ってことで取りあえず34巻の感想を。 もうクライマックス連続ですね。 緊迫感が麻痺してしまいそう。 ほんと、もうどこで誰が誰を助けたか忘れてしまうほどみんなお互い 助け合ってここまで来ましたからね。 私と言えば今現在誰がどこに誰といるのか把握出来てない状況ですが まぁ何とかなってる感じで読み進めてます。 これまでの感想はこちら。 いよいよクライマックス!緊迫の最新34巻 佐渡島の地下にある”方舟”内に眠る105人の子ども達の救出を 急ぐ一行。 新巻の決死の行動で、危機を切り抜けた花は、ナツ達と合流し 方舟の内部へ。 そのまま地上を目指そうとするが、水グモの襲来や、トンネル内 火災が発生! 脱出までのタイムリミットが迫る中、メンバー達は稼働スイッチを 操作するけれどーーー!? いよいよ、クライマックス! 完結直前の最新巻!! それぞれバラバラなところからスタートして驚異の確率で出会って 佐渡を目指して全員集合。 でも、そこでまたこれまで以上の波乱があって・・・ ハラハラドキドキのサバイバル展開でしたが、さすが他のこの手の作品 と大きく違うなぁと感じるのは各個人に著しい成長が見られることで しょうかね。 それなりの成長はみせる作品はあってもここまでそれぞれのバックボーン を描き、さらに問題点とかも指摘しつつそこからの成長を丁寧に描く作品 ってのはそうそうないです。 これは並大抵の力量ではございません。 作者様がいかに優れた作家さんであるかということの証明。 さすがにキャラ全員に焦点を当てるのは無理ですが。 キャラが多すぎて把握するまでが大変なんですが、一度把握できると この世界にどっぷり浸かり込めるというか、キャラたちが本当にその 世界で生きている様を身近に感じ取ることができるのが醍醐味・・・ うちの旦那は安吾がお気に入りで「あんたはこの世界の住人じゃない だろ」と私が連れ戻す必要を感じるくらい熱くハマってますw 安吾が理解されず立場が悪くなるとマジで抗議してますからねw そんなサバイバルももう終わりに近づいてます。 あの絶体絶命の状況を抜け出した花でしたがやっとナツたちと合流 できたものの本当に方舟で脱出できるのかという問題が・・・ って今更そんなこと言ってる訳にもいかず、とにかく方舟を動かす ことを考えますが浮上したものの、天井は開かないわ、嵐が何とか 開けてくれたのに今度は蜘蛛が糸を張ってくっついてくるものだから 浮上し切れないわと問題が次から次へと。 その間に涼はイライラが募って(安吾が嵐のために危険なことばかり しようとするから)花に対して嫌みな言い方を続けて・・・。 それをよくないと指摘するまつり。 この子も周りから嫌われないことばかり考えて自己主張せずへらへらと 合わせてきてたけど もうそういうのはやめようってことで嫌われても 言うべきことは言おうと勇気を出してきましたね。 涼はまつりに対し感情を露わにしたことで安吾は珍しいなと指摘。 これまでそういう接し方を周りとしてきてなかったってことはそれだけ まつりを自分の中に踏み込ませてるってことじゃないんでしょうかね。 どうでもいい人間からの言葉であれば涼はきっとクールに対応するだけ でしょうから。 これはまつりにしても成長だけど涼にしても変化なんでしょうね。 まつり頑張れ! イケメンをモノにするためにはリスクを避けるな! 自分だってまだ若いのに「青春やわ」って達観してる角叉が笑えますw あと何気に朔也のつっこみのような一言もいいわw みんながそれぞれ脱出の道へと急いでいるところですが、ここでまさか 胡桃が出産とは(^^; いやいやいやそれだけは勘弁して欲しかったです。 初産なら下手したら陣痛始まってから丸1日立ったってお産にならない ことだってあるんだから。 いつから陣痛来てたのか時間の経過がよくわからないけど、爆発があって からで他と同じ時間の流れだったら・・・ そんなに簡単にホイホイとお産は進まないよ。 ホント命に関わる危険なことだからもっと安全なところで産んで欲し かったですわな。 サバイバルっていえばまさにサバイバルですけどね。 要さんが二人を守って自分を犠牲にするところは切なかった・・・。 自分が良かれと思って行ってきたことの結果が、決して自分が望むもの ではなかったことを知り要さんも辛かったでしょうね。 要さん自身、人生経験が豊富だったわけじゃなくて、一人で生きていく サバイバル術には長けていたかもしれないけれど、種として生き抜くため の助け合いとか協力に必要な人としての感性には疎かったんですよね。 佐渡の現状では思いやりの心だけでは生き抜くことは出来なかっただろう から要さんの育てた夏Aチームの貢献度は高いし、花に教えたサバイバル 術だって生きてる。 だけど、人が人として生きていくのに必要なことは技術だけじゃなかった ってことで。 自分は過去の遺物としてこれからを生きて行く者を守るために死んじゃい ましたね。 要さんの最期の言葉はみんなに伝わったんでしょうか。 できれば要さんや花の父を憎む夏Aの人たちも彼らが置かれた立場を知る ことで憎しみが和らいでくれると良いなと思います。 ホント各自がそれぞれ自分の行えることを精一杯やった結果だったんです からね・・・ 使命感から成し遂げようと進むことで感情を置き去りにしてしまった弊害 はありましたけどね。 安吾や涼がしたことはそのまま要さんが自分らにしたことと同じだから それを許してもらえたら、彼らも要さんらを許すことができるんでしょう かね。 ある程度の時間は必要でもせっかく生き残れたのならお互いに許し合って 生きていって欲しいものです。 要さんにも新天地で生きてて欲しかったけどそれは叶いませんでしたから 彼らに望みを託すってことで。 さぁいよいよ次は最終巻。 嵐と花もやっと再会ですね。 長かったw 私はコミックス派でしかも途中参戦でしたが、これ最初から読んではった 人は特に感無量でしょうね。 はぁ・・・ついに終わっちゃうのか。 最終巻楽しみにしたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2017年07月18日 03時05分08秒
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