周回遅れ+1くらいの遅れた感想になってますので、2話まとめてUPします。
これまでの感想はこちら。
では、ざっくりで。
マルセルがユミルに喰われ、驚いたライナーは一目散に逃げたよう。
まさか巨人がいるとは思わなくて慌てたようですが・・・
アニが言うにはすぐにマルセルを喰った巨人を抑えておけば「顎の巨人」
を失わずに済んだのにと。
そうだよね~
喰われただけならエレンも生きてたんだし。
すぐに救出してマルセルを巨人化させたら多少の傷なら回復したはず。
ベルトルトもライナーの後を追って逃げたようで。
アニだけが冷静な判断が出来てたようですが、二人が逃げてしまったもの
だからわけがわからなくなって一緒に逃げちゃったようです。
ああ・・・ライナーの残念ッぷりが際立ってます。
アニは「顎」を探して帰ることを提案。
どこかで人の姿に戻ってるはずだからそれを探して回収するつもりのよう。
マルセルの指揮がなくては「始祖奪還作戦」なんて果たせっこないとアニ。
すでに作戦は失敗だと。
が、自分の失態によって起きたことだから「鎧」は剥奪され次の戦士に喰われ
このままでは母親をがっかりさせることになるライナーは作戦の続行を主張。
アニが言うようにライナーがこの時くらい冷静であればこんなことにはならな
かったんでしょうね。
アニの怒りもわかる。
大体、作戦が失敗すれば自分にだって責任を追及される恐れがあるんだから
ヘタレなんて邪魔なだけですからね。
ライナーがまさにそう。
でも、アニにフルボッコにされても立ち上がり、みんなで故郷に帰ろうと
いうライナーにほだされちゃったんでしょうね。
ホント、この子ら命かかってますからね。
本気度が違うわ。
結局、ライナーの言うとおり、マルセルなしで作戦を続行することになり
あの壁の破壊へと繋がるようで。
ベルトルトをスルーで壁の中へ入っていくダイナ巨人が・・・
彼女は巨人になって何もわからなくてもなお、グリシャを求めてたってこと
なんでしょうね。
この後、カルラをパックリしてしまうのだと思うと・・・(><)
壁の中を覗くベルトルトの目にエレンたちの姿が映ってるし・・・
壁を破壊するライナーのまだ終わりたくないという思いが痛々しい。
彼らの事情を知らなかった頃は巨人に対しなんて非情な存在なんだって
腹立たしく思えましたが、今となっては・・・。
世界は残酷だわとしか・・・。
壁の破壊時に超大型巨人と鎧の巨人しかいなかったのはなるほどでした。
アニは壁まで二人を運んで疲労してたんですね。
そりゃ巨人を隠れ蓑にするためには、彼らを引き連れてこなくてはならす
でも、下手すれば自分たちが襲われるという結構危険な策ですからね。
騒動に紛れウォール・ローゼに潜入した3人はエレンたちと同じ避難時に
いたんですね。
これもまた辛い。
ライナーたちは2年掛けて王家について調べたようです。
って主にアニがだけど。
ライナーたちは木の根っこを引っこ抜いてただけのようで。
アニだけが王都を行き来できるようですが、どうしてなんでしょうね。
3人は既にフリッツ王が影武者で家ごと別物だという情報を得ていて、
恐らく彼らは「ユミルの民」ではなく、他人種系エルディア人だろうと
考えていたようです。
で、そいつらが壁の中央を仕切ってると。
ほぉ~~~~
スゴい情報収集力です。
主にアニが。
これまで、ユミルの民=エルディア人だと思っていたのですが、そうでは
なかったんですね。
エルディア人>ユミルの民 のようです。
それ中央の権力者たちはエルディア人ではあるけれど「始祖の巨人」の力が
及ばないってことだったんですね。
アニが誑し込む策を悉く反対したり、アニが自分にはその魅力はないというと
そんなことはない!って必死なベルトルトが可愛い。
そっか、こんなことがあればライナーにだってベルトルトがアニに惚れてる
って気づくわな。
それと彼らが出身地としていたウォール・マリア南東の村というのは実在して
彼らが滞在していた場所で知り合った生き残りだという人の情報を元にした
ようですね。
しかもちょうど3人の子供たちがいたってことですし。
この後、彼らは兵士になって中央憲兵に近づく道を選択。
「貴様らは何しにここに来た!?」と問われ
「人類を救うためです」
って答えたライナーの言葉は嘘偽りのない本心だったという。
そら、本気度が違うわ。
尋常でない決意の上で来てたんですもんね。
私怨だけで動くエレンや口だけの他の者とは比べものにはならないわ。
はぁ・・・もう色々と切ない限り。