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カテゴリ:少女・レディースコミック
遅れてますが「QQスイーパー」の続きの「クィーンズ・クオリティ」
の感想をまとめて。 「電撃ディジー」の感想はこちら。 「QQスイーパー」の感想はこちら。 人の闇に入り込む新感覚ラブファンタジー! 人の心の中にある穢(けが)れを払う“ココロの掃除屋”を 家業としている堀北(ほりきた)家。 その能力を見込まれ、堀北家に住み込みで家業のお手伝いを することになった文(ふみ)だけど、人々に絶大な力を及ぼす 女王(クイーン)』の力が覚醒し始めていることが発覚して…!? 一方、コミュ力底辺ながらも“掃除屋”の腕はある玖太郎。 文の力を止められるかもしれない特別な存在の彼に、 「絶対に離れない」と宣言されて不覚にもトキメいてしまった文 だけど!? 「女王・クイーン」というのはうまれついての超レアな能力を持ってる女性。 その力が文の中に眠っていて、その力は非常に強力な精神支配力で自分自身 にも他人にもどんな命令でも強制できるってものらしいです。 文の場合、すでにあの時点で目覚めてしまっていて、自分自身に記憶を封印 する命令をしたんじゃないかと思ったり。 それについては文自身が封印したのではなく、例の兄ちゃんの仕業っぽい ですけど。 クイーンの力を行使することで真のクイーンに近づくようですが、代償と して昔の記憶が蘇るようです。 なぜ白のクイーンが真のクイーンの力の一部を預かっているのかは謎。 クイーンの力を使い続け、全ての記憶が戻っても尚、状況を受け入れること のできる精神力があれば真のクイーンになれるってことですかね。 まさに文の成長物語ですね。 もちろん、玖太郎との二人三脚での。 文が黒いクイーンになった時、玖太郎だけは支配されず、それどころか、 玖太郎の声だけに従う文。 文にとって玖太郎は特別。 ってことで玖太郎がクイーンの逑。 文がふゆちゃんだったとわかってから玖太郎は文への想いを募らせちゃって るのに、それは絶対に文に告げてはならないとは辛い。。 文を守るために必要なことなので玖太郎は受け入れますが切ないですよね。 好きなのに好きと言ってはいけないなんて。 でも時々好きがダダ漏れてますがw 可愛い玖太郎。 文に触りたいし一緒にいたいしで、チャンスがあれば抱きしめてますよね。 正直者。 文が自らクイーンになろうとするのには玖太郎の言葉が必要なようですが これがまたええっす。 耳元で囁くのですよね「いいこだ、いけ」って。 なんてエロいんでしょう( 〃▽〃) ありがとうございます。 なんなんだよ、この子達は!!ってきゅんきゅんできる場面が満載なのに 文の信念を形にした戎具はトイレの棒たわし。 もう、腹痛い 。゚(゚^∀^゚)゚。ギャーハッハッハ !! シリアスの中にズドンとギャグぶっこんっでくるんですよねw そこが好きたっだりするんですけど。 文の方は距離感のおかしい玖太郎に対し、勘違いしてはいけないと必死。 文は玖太郎が好きなのはふゆちゃんだと思ってますから、横恋慕はいけない と自分を律してるんですよね。 こんな文が健気なんですよん。 玖太郎の態度みてたら文に惚れてるの分かりそうなものなのにそこは鈍い というお約束。 早く二人が自分の気持ちを伝え合えるようになればいいなと思います。 自分の気持ちに正直に向き合うことは大事ですしねv 紘一なんて睦にデレデレいちゃいちゃしまくりですけど、、玖太郎も その可能性が大w 文が黒のクイーンを殺すところは感動でした。 黒のクイーンの正体が文の自尊心だったとは。 文に絶望させないように文に向けられた悪意を拒絶しながら吸い込んで 暴走してしまった結果が黒のクイーン。 文が悪意に正面から向き合ったことで黒のクイーンが小さなかわいい 女の子に変化。 黒のクイーンは恐れる存在ではなくて文の一部だったんですよね。 隠された本当の自分の感情に気づき、問題解決していく展開は好きです。 そしてクイーンの力を手にした文は鈍色のクイーンに。 衣装もチェンジしてますv 黒のクイーンは大剣となって文の新しい戎具に。 棒たわしから大剣にパワーアップ。 本来ならこれで真のクイーンになれるところだったようですが、文の場合 白のクイーンが力の一部を預かってるためまだ真のクイーンにはなれない ようで。 でも鈍色のクイーンもなかなかかっこいいですv ムシ遣いとなってしまったアタルがずっと守っていた本来の感情は悲しみと 後悔とるみへの愛。 悪意に変わってしまったけど鈍色のクイーンとなった文が本来の感情に還元 して救いました。 悪意を消滅させるのではなく生かして救うっていいですよね~~~ うん、うん。 そうだよね! アタルも改心したようだけどまさか仲間入りするとは思いませんでしたw 最後にちょっと黒のクイーンが玖太郎に会いに来たところはホロリ 可愛いよ、黒のクイーン。 お転婆だけどそれも文の一部なのだと理解してる玖太郎。 この作品、自分の感情に目を向けることの大切さを教えてくれてますよね。 奥が深いですよ。 汚い言葉を投げかけてくる者に対する対処方なんかもさらっと入ってたり。 心を強く持つためのお手伝いもしてくれてますよね。 相手が大した想いなんか込めてない言葉のがらくたを受け止めたり、気に したりしてしまうと意味を持ってしまうって玖太郎の言葉はとてもわかり やすいです。 玄武の悪意の概念にも考えさせられますね。 ここはさらっと流さず、自分に対しても社会に対しても意識を向けておく べきところじゃないかなっと思います。 こういう風に内面の有り様、人間の心理を絡めてくるとこ好きですわ。 って関心しながらも・・・ うぉおおおHな展開になるのか???っと思わせての笑いへの誘導が絶品。 作者さまに好き放題に攻められてます、私がw この笑いのセンスがクセになるw 銀のうみへびはショタくんでしたが、本体は文の兄とか思われる人物で しょうかね。 で、一緒にいたのがもう一人の要注意人物・傷の男のようで。 文のお母さんも白虎と関わりがあるようですし、「白虎門の大病」と 関係深そう。 文と貴也は叔父と姪だと判明し白虎の現当主は文の従姉妹。 まだまだ分からないことだらけですが、次巻でまた何かわかりそうです。 白虎の聖地に修行に入ることが出来ましたが、玖太郎だけは離れた場所 にいってしまったようで。 理由があまりにも自分の欲求や感情を抑え過ぎてしまうからって・・・ 切ないよ、玖太郎。 で、なんか玖太郎が玖太郎と戦ってるんですけど?? 早速、玖太郎に試練が待ってそうです。 新章の展開、楽しみです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2018年05月14日 05時00分11秒
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