|
カテゴリ:少女・レディースコミック
今季ドラマ化されてますよね。
前から気になってはいたので、ドラマ化を機会に読んでみました。 いつものごとく、ドラマは見ませんけどね。 寿退職の当日に婚約破棄され、フラフラと立ち寄ったCDショップで聞いた 『G線上のアリア』。 あの曲を、弾いてみたい。 無職になって通い始めた月曜7時、大人のバイオリン教室。 優雅な御趣味と思いのほか、人間関係もバイオリンも一筋縄ではいかなくて!? 初心者3名+講師、とりどりの人間模様、華やかに開幕! 設定としては19歳の男の子が兄の元カノの7歳年上の女性に惚れててその人の バイオリン教室に通い、その後同じ教室に通っていた6歳年上の女性と付き合う ことになるという、そこそこの年齢の女性には夢のあるお話。 也映子からすると寿退職当日に婚約破棄され傷心のところバイオリンに興味を 持って教室に通い始めたら、性別も年齢も違う仲間が出来て、全く望みのない 恋愛をしている19歳男子学生にいつの間にか惹かれてくというお話。 最初はちょっと無理があるんじゃないかなと思っていたんですよ。 年齢差というか19歳で学生という男の子が社会人経験者の25歳の年上の女性を 恋愛対象にみるかな??と。 でも、元々理人は年上の女性に惚れてたのでそこは全く問題はなかったよう。 むしろ、彼には同年代の女の子の方が付き合うには面倒だったようだし。 清水さんも今時の子で、決してイヤな感じの子ではないのだけれど、理人には その女の子っぽいところが「可愛いくて魅力的」とは映らなかったよう。 まさに理人はちと年上の年齢の女性にとっては嬉しい存在。 私なんかは(かなり年齢は上だけどw)理人みたいな子タイプですわ。 面倒な正確も含めてかわいいと思いますし。 あれこれと恋愛で傷ついたり、傷つけることで気づきがあったり。 苦悩するイケメンは好物なので美味しく読ませていただきました。 まぁほぼ、北河さん目線で読みましたけどね。 こんな年齢の人が出てきたら、これはもう仕方ないw 一番歳が近いし、若い人たちの保護者的立場になってしまいますわ。 私は姑さんとの同居なんてとんでもない~って性格だし、旦那に遠慮もしない ので北河さんとは随分生活も違うし、自由に好きなこともしてるので旦那への 不満もありませんし、むしろごめん、ってくらいで。 ですが周りにはプチ家出を実際にやってる人もいますし、問題あるお家も多々 なので主婦の悩みを抱える北河さんは身近に感じましたよね。 娘との距離感もわかる。 若い人を応援したくなる気持ちも一緒v これまでいくえみ綾さんがものすごく沢山の作品を世に生み出してることは存じ 上げておりました(なぜか実家の弟の部屋にこの方の作品が山のようにありまし たので)が、ひとつも作品を読んだことがなかったんですよね。 でも今回、この作品を読んでみて、さすが心理描写が巧だわと。 若い子らのキュンキュン的な恋愛話もそれなりにパワーもらったり楽しめますが そこそこの年齢になった人の自然体の恋愛で心理描写が上手いと読んでいて心地 良いですよね。 自分よりも随分と歳下の男の子に惚れていく也映子の気持ち、全く恋愛の対象で なかったお姉さんになぜか惹かれていく理人の気持ち、が丁寧に描かれていて 説得力あるし面白かったです。 ちゃんとカップル成立したのも良かったですし。 この先も仲良くいって欲しいものですわ。 理人が大学を卒業して就職する辺りで結婚できたらいいなと。 このまま続きも読みたいなぁと思いますね。 今頃ですが他の作品も読んでみようかなと思いました。 多分、実家にまだあるはず。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019年11月05日 00時49分21秒
[少女・レディースコミック] カテゴリの最新記事
|