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カテゴリ:少女・レディースコミック
人気がある作品ってことで気になっていたので読んでみようと思ったのですが、
シーズンゼロがあることを知り、まずはこちらから読みました。 【内容情報】(出版社より) 100年を超える伝統を持つ「紅華歌劇団」─。 その人材を育成する音楽学校に入学したばかりの渡辺さらさは、憧れの 「オスカル様」になれるのでしょうか!? 「メロディ」で大好評連載中の華麗なる歌劇音楽学校ライフ幻の前日譚! 新規描きおろしのショートマンガ&元宝塚トップスター凰稀かなめさんとの 対談も収録! (こちらは集英社版「かげきしょうじょ!」1・2巻を再編集したものです。) 調べてみたら今は白泉社での連載のようですが、最初は集英社での連載だった ようで。このシーズンゼロは最初の集英社での連載分を白泉社から出したよう ですね。 雑誌が無くなったから他誌での連載となったようですが、面白い作品なので そのまま埋もれてしまわなくてよかったです!! 出版社が変わるのはなかなか大変だとは思いますけどよかったですよね。 ってふと、ジャンプ改で連載されていたと知り記憶が蘇ったのですが、私この 作品、数年前にたぶん青年誌のコーナーでみたことありましたわ。 表紙と中をチラ読みした気がするのですが、当時は青年誌の中にあったので あまり内容に期待が出来なくて読む気にはならなかったのですよね。 宝塚もどきの萌え漫画か何かかな~~~って感じで。 ヒロインの女の子もなんか頭悪そうだし、女の子がたくさんできゃぴきゃぴ してるだけの話だろうと思っていたんですよね。 ああ・・・あの作品だったか、と今繋がりましたわw 読んでみてよかったですわ。 確かにヒロインさらさはアホっぽくて私には苦手なタイプですけど、本当に 純真でまっすぐな子なんだってわかると俄然応援したくなりますわv 作者さまはどうやら私と同年代のようですねw 巻末の凰稀かなめさんのインタビュー記事で判明。 もうね、宝塚との出会いがベルばらで、フェルゼンが鳳蘭さんってところで 椅子から立ち上がりましたよw 三枚組レコードとか・・・わかる!!!((((゚∀゚(。_。(゚∀゚(。_。(゚∀゚)ウンウンウンウン!!!! 私もお年玉を貯めて買ってましたもん。 ベルサイユのばら2 安奈淳さん、榛名由梨さん ベルサイユのばら3 鳳蘭さん、初風諄さん LPレコードをそりゃもうすり切れるかってくらい毎日聞いてましたよw 歌を口ずさんでましたけど全く上手くはなりませんでしたねw 宝塚舞台初見は雪組地方公演で汀夏子さんがオスカル役の時でした。 小学生で何がなんだかよくわかってなかったんですが、知人が前の席を譲って くれたとかで銀橋の端で見させていただきました。 ただ記憶がオスカルとかより、ラインダンスのお姉さんと目が合って、その 瞳が活き活きしてて楽しそうってことだけしか残ってないのですよねw インタビュー記事では皇稀さんが初めて宝塚の舞台を見たのが涼風真世さんの オスカル編だったようで、ええ・・・私、当時通っておりましたともw 月組推しでして、就職してお金に余裕が出来てから通いましたので剣幸さんが トップさんの頃からですかね。 あの平成の再演の時は全ての組を制覇し、月組公演では何度足を運んだか わからないくらいぶっ込みましたね。 ほぼ仕事に通うのと同じくらい宝塚に通っていたのではないかとw 子供が生まれてからはすっかり縁遠くなってしまいましたけど。 下級生の有力な方のお名前は記憶してましたので、ああ、あの方がトップに なられたのか!ってしばらくは楽しめましたが、今ではもう総入れ替わりで さっぱりです。 皇稀さんが指導を受けた先生として紫苑ゆうさんのお名前をみるととても懐か しく感じます。 で、長くなりましたけど、シーズンゼロの感想としましては、さらさはバレエ や声楽など宝塚に必要と思われるスキルは持ち合わせてないけれど、天性の人 を惹きつける魅力を持っているってところが大成を匂わせてくれていて期待大 だなぁと。 それにどうも歌舞伎一門の宗家と深い繋がりがあるようなところも気になります。 体幹や足腰が強いのは小さい頃からお稽古を付けてもらっていたのではないかと 思ったり。 おじいちゃんと2人暮らしってことですが、両親はどうしちゃったのか気になる ところですね。 お母さんが宗家の娘で家を出たとか早くに亡くなったとか?? 彼氏がいるようなタイプじゃないのに既にいるというか、歌舞伎界の有望株が お相手らしく興味津々。 愛ちゃんにはバレちゃってますが。 宝塚では男女交際ってのは厳しいんじゃないかと思われますが、元々清い交際? みたいなので問題ないかもですねw 愛ちゃんは過去に男性不信になる出来事があって、感情に蓋をしてしまって、 お母さんとの繋がりも薄く、元アイドルで辞めさせられたことやらなんやらで 人と上手くやれない理由てんこ盛りでしたが、それらお構いないしのさらさの お陰で今後どんどんと変わっていけそうですね。 キモオタ事件を切っ掛けにさらさとも友達になれて素敵な展開ですよね。 愛ちゃんの置かれている状況や心情などが丁寧に描かれていて作者さんの力量を 大いに感じました。 キモオタさんは気の毒でしたが愛ちゃんとさらさを繋いでくれて大活躍。 愛との誤解も解けてよかったです。 大抵この手のストーカーは残念な奴で終わることが多いと思うのですが、実は とてもいい人で感動でしたわ。 人は見かけで判断してはいけないということのようで(^^; 他のキャラクターも個性的。 同期にも注目したいキャラがたくさん。 特に予科生委員長の杉本さん、三世代宝塚の星野さん、ダイエットに苦労してる 山田さんは気になるところ。 山田さんは初舞台エトワールとかになったりしませんかね。 純名里沙さんのように。 彼女のエトワールも聞きましたが、まさか当時初舞台だったとは知らなかった んですよね。 初々しいなとは思いましたけど。 一つ上の本科生、聖とリサの今後も気になるところですね。 上級生という絶対の上位は変わらないものの、組に配属されればその先は実力 次第になるわけで、配役とかで下の学年に先を越されることも多々。 さぁこれからが面白くなっていきそうですね。 愛ちゃんの叔父の太一もなかなか良いキャラですよね。 こちらはゲイなのかしらん。 なんで愛ちゃんは太一を呼び捨てなんでしょうね。 ちょくちょく挟まれる古の漫画やアニメネタも嬉しいです。 ベルばらやガラスの仮面、スラムダンク、エヴァとかも。 元ネタを知ってるとクスッとできますね。 1巻から読むのが楽しみです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2020年01月29日 02時28分52秒
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