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カテゴリ:少女・レディースコミック
ずっと母親と向き合わないと始まらないと書いてきましたが凄いわ!
一気に全てを進めた! やるやん。 これまでの感想はこちら。 慎二はももちの骨折によって代打の代打にやってきてたんですね。 私はてっきりややこしくするためだと思ってましたわ。 凪に未練があるからちょっかいだしてくるのだと。 全然違いましたね。 それにしても上手く騙せていたのに、その状況に凪が耐えられなくなってました。 慎二は 親も人間だと認め見限ればいいと、その上でやり過ごし掌握する。 それが慎二の親への対処法。 ところがそれを聞いた凪は人間相手ならそんなことできるわけないと。 おお~~~~そうきたか。 根は凄くピュアないい子だよなぁ。 これまでの凪だったらなんとかお母さんを丸め込んでその場しのぎで済ませていた でしょうに。 随分変わってきてますね。 いいわぁ。 もう誤魔化すことはしんどいとばかりに全てをぶちまけちゃいましたね。 彼氏も嘘で仕事も辞めてること、住んでるボロ屋まで全部見せて。 嘘をついた理由は面倒だったからとほんとあからさま。 そこまでせんでも・・・と思いましたが、これでやっと嘘をつくという罪悪感から 逃れられることになりました。 だからといって何も解決はしてませんけど。 凪を心配するあまりみんな総動員ってのが素敵。 なぜか、慎二まで。 ゴンも。 あんたらは凪のことを思っての行動じゃないでしょうに。 吉永さんが上映会終わりって二人を帰らせたのはナイスでした。 凪にとっては今必要な人でもないですし。 全部晒したら、後は野となれ山となれだと思ったのにそれだけではすまなかった ようで。 短期の予定ではあるけど、なんと実家に戻ることになるとは。 実家での生活は凪に過去を思い起こさせ、清算すべきことが山積みだと教えてくれ ましたね(^^; 学生時代の暗い過去も書き換え必要そうだけど、それよりも大人になってわかって きたことの方が根本的な問題のよう。 母がずっと背負ってきた地元ヒエラルキー、これはあかんやつ。 夕が自分で何とかしようとしなかった結果ではあるけど、地元で生活し続ける状況 では、どうにもしょうがなかったってことか。 思考形態が変わらなければ何をどうすべきなのかがわからない。 凪は母が以前の自分と同じだと気づき、母親もまた自分と同じ苦しみを味わって いたのではと察することができたよう。 完全無敵・清廉潔白だと思っていた母が実は他人の目からみたらそうでもなく、 大人になった自分の目から見てもそうではなかったと漸く気づき、長年の呪縛が 解けてきましたね。 凪の中での母親像が瓦解してます。 それに元凶は実は祖母だろうということにも気づき始めて。 負の連鎖ですね。 どこかで断ちきらなくてはなりません。 本人たちが。 どんどん凪が自分の根っ子の部分と向き合って新しい解決法を模索しているのが 嬉しいです。 悶々とする日々ではあるようですが、坂本さんやみんなの力を借りて確実に出口に 向かってますよ。 一方、凪を心配したゴンは凪への気持ちが恋であると自覚し北海道まできましたが その行動力は認めるけど、どうにも情けないというか残念ぷりに思いやられます。 この先彼はどうするんでしょうね。 私ならこの手の世話のやける男はごめん被る。 慎二も凪といると気を遣わなくてもよくて本当の自分を出せるってことで居心地が いいと思ってるよう。 でも慎二も凪のことが気になるくせに、今のところは自分に都合のいいとこを利用 してるだけですよね。 性根を入れ替えなければこいつもごめん被る。 そして地元の年下のカッコいい勝くん。 ちょっといいんじゃない? これまでの事故物件みたいな男たちとは違って人間性が信用できますよ。 彼とは今後、どう関わっていくことになるんでしょうね。 私なら彼一択。 今の勝くんにとって凪は昔遊んでくれたお姉ちゃん、ってだけでしょうが、今後の 関わり次第ではどう転ぶかわかりませんよ。 成長過程にある凪ですが、この先親子問題とどう向き合って、どんな生き方を選択 していくのか非常に気になるところです。 面白いわー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020年05月28日 01時01分02秒
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