カテゴリ:フィリピン旅行記
前回の日記に続き、今回も韓国絡みです。
うすうす気づかれていることと思いますが、以前、私はセブのいくつかのホテルで働いておりました。 ちょうど韓国人観光客が怒涛に来比しはじめた頃です。最初はどこのホテルも戸惑いました。それは韓国のツアオペがどでかい話を持ってくるからです。そう、安いレートを出すと大量に送客するというもの。多くのホテルは半信半疑でしたが、とりあえず通常のグループ料金を出したんだと思います。しかしながら厳しい条件を課したのでした。それは予約から数日以内に全額支払いというもの。日本の大手をハンドルしている日系ツアオペの多くはクレジット払いになっていたので、こりゃ厳しいなぁと思っていました。その当時はセブの人は韓国に対して良い印象をあまりもっていなかったこともありました。実際韓国観光客大量来比が始まった頃は、韓国ツアオペや観光客の振る舞いに多くのホテルは困っていました。 それでも、そういった悪条件の中、韓国ツアオペは確実に大量送客をしたのでした。それと同時に当初問題になっていた韓国観光客の振る舞いなどもかなり改善していったのでした。 2001年、911テロで外務省が無造作にも危険情報を引き上げたこともあって日本人観光客が激減の中、韓国人観光客は着実にセブにやってきます。ホテルは韓国様様になるのは当然の成り行きでした。ちなみに911の後PAL関空セブ便が廃止され、その機材が韓国便に割り振られたと聞きました。この最大の要因は外務省危険情報にあることは確かです。その当時の外務省危険情報については後日書きたいと思います。 そうそう、911テロ直後、目に見える形で極端に観光客が減ったのは日本だけと思っています。 その頃、日系ツアオペの間で、韓国人大量観光客のせいで部屋が取れなくなるのではという課題が浮上します。確かに部屋が確保できなかった話も良く聞きました。そして某日系ツアオペの日本本社の人が「フィリピンのホテルは韓国人観光客きらいだから、問題ないよ。ほとんどのホテルがそう言ってた」って言ったのに愕然としたのでした。 私はこう答えたのでした。 「確かに数年前はホテルは韓国人観光客に困っていましたが、今はほとんど問題ない。それよか、当たり前のことですが、日系ツアオペの前では日本ヨイショ!韓国系ツアオペの前では韓国ヨイショですよ。」 次回は私が感じていた当時の日系ツアオペと韓国系ツアオペの違いを書きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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