『魔法の島シキホール』へ(3) ドゥマゲッティからシキホール
前回はドゥマゲッティ到着まで話しましたよね。今日はドゥマゲッティからシキホールに渡るところです。ドゥマゲッティの北の町タムピを出て20分くらいでドゥマゲッティに着いた。そして海岸通りにある小さなレストランでドゥマゲッティの知人と朝食。フィリピンスタイルのセルフサービスだ。アンパラヤ(ゴーヤです)と卵の炒めものとフライドライス(焼き飯です)と食後の(インスタント)コーヒーをオーダー。アンパラヤと卵の炒め物は美味しかったのだけど、焼き飯は不味くはないが超甘。全部食べたけど、次からは焼き飯は頼まず、普通のご飯にするのだ。その友達、ドゥマゲッティの観光ポイントについて語ってくれた。ドゥマゲッティを一躍有名にしているのはご存知ダイビングポイント。アポ島、シキホール島、セブ島南部のスミロン島、リロアンをカバーする一大ダイビング基地なのだ。これらの多くが随分昔から海洋資源保護地区に指定されており、悪名高いダイナマイトフィッシングの被害がなかったこともあって、このエリア、世界的にも有名です。それからもうひとつ、ドゥマゲッティには有名な大学がある。そう『シリマン・ユニバーシティ』だ。『地球の歩き方』にはフィリピン唯一のプロテスタント系大学とある。ドゥマゲッティ市街地の大半を占めているんじゃないかしら。すごく美しい大学で散歩が楽しい。そういうことで、ドゥマゲッティはプロテスタントの人口比率がスバ抜けて高いらしい。そして、私のお薦め『海岸通り』には可愛い喫茶店やバーペンションホテルなどが並び、夜になると若いカップルのデートスポットだ。また、最近では、熱帯雨林の大自然、温泉、100を超える洞窟群など新しいアトラクションを開発しているらしい。山好きのSKYANGEL、次回は遊びで来るのだ。話がはずんで時計を見ると8時45分。船が9時15分だから、そろそろ出たほうがいい。桟橋に着くと...高速船らしき船が係留されていた。きっとあれだなかなか格好良い船じゃん...速そうじゃん... ドゥマゲッティ~シキホール間はとっても便利で、浮き桟橋にあるターミナルに入ろうしたら、「マダ乗客イタゾ!」「ハポンだ!」「早ク早ク!船出ルトコロ!」で、船内に入ったら超満員。最後の客だったみたい。結構こういう迷惑客いるんだよね。他人の迷惑お構いなしに遅れてくる迷惑客。とうとう自分がその迷惑客のひとりになってしまった...トホホ急いで席につく。でも、よく考えると...まだ出発予定の15分前だ~。この高速船『デルタファストフェリー』。ドゥマゲッティ~シキホール間の最も便利な交通手段と感じた。料金は片道160ペソ+ターミナルフィー(10ペソくらいだったかなあ。忘れた。)乗り心地は、まあこういったもんだろう。小さい船なので船室も小さい。そこに最大限イスを詰めたって感じ。小さい高速船がぶっ飛ばすのでエンジン音も大きい。でも、たかだか1時間だから苦にならないだろう。それ以前に、超睡眠不足だったので爆睡してしまったのだ。そしてふと目がさめると窓の向こうに大きな島が...もうすぐシキホール島到着だ