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カテゴリ:子育て
日本で言われる一卵性親子にはほど遠い私と長女。とはいえ私たちもそうだが、アメリカでも母娘が一緒にショッピングに出かけたり、お洋服を共用したりかなり近い関係を保っている人たちは多い。
私も長女がティーンエージャーになってから、いろいろ二人の関係を楽しんでいる。見方を変えれば、私自身が通り過ぎた自分の青春期をもう一度彼女を通してエンジョイしてるとも思える。恋の悩みや友達との喧嘩やいざかいやその他の女の子特有の駆け引きから起きる悩み、課外活動やボランティア活動でのこと、将来のこと。世代を越え、育つ国は違っていても、やはり根本的に同じだと思うことがとても多い。だからこそ、そんなこんなも適切なアドバイスができるし、一緒に怒ったり泣いたりすることさえもある。「ほ~ら、だからママが言ったでしょう」は どんな子供でも親の口から聞きたくないし、認めたくない言葉だけど、少しずつ私のアドバイスや私の経験はあながち外れていないということがわかってきた娘。積極的にいろいろなことを話してくれるし、友達との会話にも口を挟ませてくれる(笑)。娘の友達からも これでなかなか信頼されていて一応「クールなママ」の仲間入りさせてもらっている様子。厳しい面とソフトな面を使いわけるのは難しいけれど、自分の母親もこうやってある時はベストフレンドになり、ある時は厳しい人生の教師になってくれていたような気がする。 私の方も長女に関しては学校の成績も性格も親として何より誇りに思えるものをいつも見せてくれているので、感謝の気持ちで一杯だ。 そしてさなぎが蝶になるように、最近では私からみてもはっとすることがあるくらい大人びて来た。そんな彼女のおねだりが「ネイルサロン」に行くこと。夫も私もピアスをさせない方針なので(ひとり立ちしてからは彼女が決めて良し)、オシャレと言えばネイルアートが憧れだったらしい。そこで 日頃ネイルサロンには縁の無い私も「二人でネイルアート!」の気分になり 昨日出かけてみた。 知り合いの美容院の隣りにあるベトナム人夫婦経営のサロン。評判も良く、とても人当たり良い好感持てる女性が担当。娘はフレンチマニキュア、私はスパペディキュアというフットマッサージとペディキュア、手の方は色のついたものはキッチンに立つものとして、個人的にどうしても抵抗があるので、爪のお手入れだけしてもらった。 本当はティップに色がつけて欲しかったみたいだけど、何しろ女性は英語が殆ど話せないため、意思の疎通が難しく、残念ながらそれは叶わなかった。それでも初めての「ネイルサロン」デビューは とってもうれしかったらしく友達に電話で早速報告していた。(他の子達はとっくに何度もネイルサロン経験済み!) 帰宅しソーダの缶を開けようとしたとき、「あっ!」とネイルが付いている不便さも実感したみたいだが、「どうってことないよ」と強がりを言って笑っていた。その後 高校の卒業式に参列し演奏。しばらくの間ベースギターを弾かなくて済むことをこっそり祈っている私だ。 娘と二人きりの楽しい午後のひとときだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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