皆さんもご存知のように、歌手の本田美奈子さんが亡くなりました。順調に回復していると思っていたので、訃報に驚き、特別ファンであったというわけではないのに、なぜか涙があふれて止まりませんでした。
いつも拝読している
勝谷さんのブログの昨日のエントリーを読んでわかったのです。彼女の死はもちろんだけれど、私が昨日から彼女の死とそれを伝える記事がずっとずっと心から離れなかったその理由が。
38歳の女性に対し「天使」という言葉を使った人がたくさんいました。人の悪口を言うのを聞いたことがないというコメントもあります。人々が語る彼女の姿を通から、私には学ばなくてはいけないことがあまりに多すぎ、体が震えてしまうほどです。そして、今の自分自身がどうであるか少し、ほんの少し思っただけで、愕然としました。自分があまりに恥かしいから。
こんな彼女だから、きっと神様は早く手元に寄せたかったのかなと思うしかないでしょうね。
追記:まだ日本に私が暮らしていた15年以上前、彼女を見出した音楽関係者と会いお酒を飲んだことがあります。その時の言葉が今も忘れられません。不思議だけれど、とてもはっきり覚えています。「ちょっとかわいい子は、そこここにいっぱいいるんだよ。でもね、彼女は違うんだ。絶対 すごい歌手になるよ。光ってるっていうか ぜんぜん違うんだ。君にはわかんないだろうけどね。とにかく彼女は素晴らしいんだ。」