Little Darling

アメリカはグッドフライデー、そしてイースターサンデー。子供たちの学校は今年はバッドウェザーメイクアップデイということで（うっすら氷が張り一日冬に休校になった埋め合わせ登校日）グッドフライデー休暇はありませんでした。しかし　夫の会社は珍しく4連休。

 久々に二人だけでランチにでかけた金曜日。夕方から、上の子供にシッターを任せて、4組のカップルが集まり、ディナーパーティーでした。オーストラリア人夫婦、スコットランド人夫婦、生粋のテキサンカップル、そして私たち。いろいろなアクセントが飛び交い、かなり面白い会話が続きます。シャンペンで乾杯したあと、オードブル。チヤイブ入り　一口パンケーキにスモークサーモンパテのホイップしたものが乗せた一品。小学校の教師をしているオーストリア人の奥様ですが、かなりお料理も洗練されたものばかりでびっくり。ハマスやサルサも手作りでした。そして、サラダは私が持参した　ほうれん草といちごのサラダ、春野菜のトスサラダ。メインコースは　ローストポークテンダーロインと　ラックオブラム。本当は　宗教上お肉を食べては行けない日ではありましたが、日にちを変更してこの日になってしまったため止む無く肉料理を出したとのことでした。私はクリスチャンではないので、おいしいお肉料理は　大いにウェルカムです。

 普段はラムは臭みが強く私は苦手で、おまけに臭みよけにミントが使われていたりやミントジェリーが添えられていると　全く手が出せません。しかし、彼女は上手に味をつけていて、全く臭みがなく　本当においしくジューシーな仕上がりでした。ポークも　ガーリックが効いていて　柔らかくしっとりとしたできばえでした。

サイドディッシュには、ポテトキャセロールと温野菜、デザートはコアントローが決め手のオレンジシャーベット。ご自分でオレンジをくりぬいたカップにホイップしたシャーベットを詰めていらしたようです。そして、アイリッシュコーヒー。

4組でオーストラリア産赤ワイン4本、シャンペン2本を開けてしまいました（笑）。

 驚いたことは、年頭に離婚をした同僚が連れてきていた（テキサン）新しい彼女が、なんと子供の元同級生で水泳のチームメートのお母さん！！！話をしているうちに　どんどん糸が手繰り寄せられるように、次々と繋がって行き、お互い実は家にも行き来したことがあったということが発覚したのでした（笑）。世の中は　狭すぎます、恐ろしい。初対面じゃない気がしたものの、まさか全く関係ない場所で、全く関係ない集まりの場でばったり再会するとは誰も思ってもいませんもの。3年前にフリスコに越して行った親子だったので、本当にまさか、まさかの偶然でした。しかも、”あの人”とデートしているとは。。。（いわくつきのご人）。そして、な、な、なんと　彼女の息子さんの初恋の人はうちの子供なのよと聞かされて　またまたびっくり。フリスコへの引越しを強く勧めれたのでした。（笑）

そして日曜は、20年来の親友夫妻とイースターディナー。もうひと組の家族も集まり、夫婦は3組というものの、24歳の成人した子供をかしらに5歳まで、（近所や知り合いのティーンもなぜか相次いで登場）子供だけで15人くらいいて（数は定かではない）にぎやかでした。

メキシコ料理からドイツ料理まで、今日も多国籍な料理がたくさんで、メインはローストハムと　BBQチキンとはいえ、サイドディッシュやオードブルだけで１０品くらい並んでいました。どれも　おいしくて、日頃アメリカ人はお料理が下手！と豪語している私ですが、金曜に続いて今日も本当にうれしい驚きでした。デザートは、私と長女の合作のキャロットケーキ。デコレーションには、ひよこやうさぎ、にんじんをマジパンで作ったものを使い、まるで　　ピーターラビットのお話の一こまという感じに仕上げました。

学校が翌日あるため　9時にはお開きになりましたが、友情が再確認できた（いろいろ事情あって　数年あまり交流が無かったのです）　有意義な日でした。一組の夫妻の長女が来月結婚することが決まり、再来週はウェディングシャワーが盛大に開かれます。そのお料理とデコレーションを任せてもらえることになった私は、メニューリストを手渡し、ゴーサインがもらえました。本当に楽しみです。お料理は数人の女性に任せることになりますが、飾りつけ、メニューとレシピは私がこの日のために書くことになっているのです。初めての大きなプロジェクト。パーティープランナーの仕事をいつの日か　パートナーと一緒にはじめることができたら良いなと　急に思いはじめました。どなたか興味ある人いませんか~♪

昔からの友達って本当に良いものですよね。アメリカに夫と子供以外家族がいない私にとって、20年来の友人は家族も同然であり、数少ない気の置けない友人達であります。ああ、日本の家族と親友たちにも早く会いたい~。