今日から小学校の新学期です。今年は末っ子も泣くことなく、笑顔で登校していきました。初日は、大半の親が教室まで送って行くので、学校の近辺は駐車場を探すのも大変ですが、今年は、少し早めに出たので、運良く校内に停められました。
真ん中は普段はスクールバスで7時に出発しますが、今日は特別に夫が送り。1時間ものんびりできてうれしそうでした。末っ子の担任は、24歳の若い先生。今年で2年めだそうです。これまで 3人ともベテラン教師しか経験したことがないので、どうなるか少し不安ですが、きっと大丈夫だと思います。友人と3人、クラスマザー(私は今年クラスマザーはパスしてサポートに回る予定)を務めようねと 立ち話しました。
そんな小学生の新学期は普段の通り始まりましたが、私と家族にとってもうひとつの新学期がやってきます。長女の大学入学です。自宅を離れ、寮生活を始ることになり、いよいよ入寮の日が明後日に迫りました。はじめてのアメリカでの妊娠・出産。幼児教室、プリスクール、小学校への入学。わずか彼女が2歳のとき、脳腫瘍が見付かり、私は大手術を受けましたが、以来いつもそばにいてくれたのが、長女です。下に二人子供がいても、彼女は私のいわば同士であり、一緒に親として成長させてくれた子供です。私がアメリカ社会に足を踏み入れ、いろいろ経験し、社会の一員として生きる機会を与えてくれたのも長女です。二人三脚というとおおげさかもしれませんが、周りの人に話しても、皆長子には特別な想いがあるといいます。
ほんの2時間弱離れた土地への引越しで、週末に帰って来る事も多いと思います。それでも、家族に囲まれて暮らした家を離れ一人での生活を始めることには変わりありません。自分自身が京都に暮らし始めたあの日、母もきっと同じ思いで送り出してくれたことでしょう。心配ばかりが膨らみます。赤ちゃんの時はいつも手元にいて、私が守ってあげられたのに、成長するにつけ私から離れる距離が長くなり、そしていつも守ってあげることができない遠くにひとりで行けるようになる。子供の成長とはそういうものだとわかってはいても、あれもこれも心配で、愛情と比例して、不安も募ります。これが親ということなのですね。両親は、今も私や子供たちの安全と健康をいつも祈ってくれています。自分だけは大丈夫と思っていた若い頃を思い出すと、娘も同じように思っているにちがいありません。だから、わたしも心の中でそっと祈り続けていようと思います。これからすばらしい友人と先生に出会い、思い出深く充実した大学生活が送れますように。幼いころから変わることなく見続けた夢に向かい、一歩一歩確実にしっかりと歩いている長女を誇りに思う私たち夫婦です。
夏休みは、バタバタと過ぎ、書きたいことはいっぱいあったのに、結局何もかけず終りました。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
もっと見る