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カテゴリ:生活
さきほど AT&T電話局だと語る女性から電話がありました。
「支払いがされていないので、この電話のすぐ後、電話サービスを不通にします。」 夫婦の間でどちらが支払いをするか決めていませんが、請求書をテーブルに置いていたら、どちらかが支払いを済ませファイリングするという暗黙の了解があります。だから もしかして見過ごして支払いが遅れた?と一瞬不安がよぎり、こう聞きました。 「日頃口座から落とすようにしているので、不通にならないために、今すぐ送金の手続きをします。」 「残念ながら 今コンピューターがダウンしていて その手続きができません。セキュリティーと電話を繋ぎますので、お話ください。そのままでどうぞ」 おかしい。最王手の電話会社のコンピューターシステムがダウン?それなのに 支払い請求の電話? 胸騒ぎがしました。すぐに オンホールドされている間数分でパソコンを起動させ、支払いの記録を開きました。 すると・・・・ 「セキュリティーです。あたなは ○さんですか?奥さんの○○さんですか?」 声の感じでは さきほどは黒人女性のアクセントでしたが、今度は黒人の男性のアクセントでした。強い特徴あるアクセントなので、間違いないと思います。私は すでにこの電話は本物のAT&Tではないとわかりました。こういう口調の人は カスタマーサポートではまずいないのも事実です。 「この電話を最後にあなたの電話回線は不通になります。」 「そうですか?記録では支払いは 9月12日に届いているはずです。」 そう私が言うと 1秒もしない間に電話が切れてしまいました。「やばい」と思ったに違いありません。 きっと クレジットカード番号を聞きだそうとした詐欺ではないかと思います。最近、だんだん詐欺も巧妙になり、相手が動揺するスキを狙っていると察しがつきます。アメリカ在住のみなさん 気をつけてください。他には、イーベイやペイパル、クレジット会社のフィッシング詐欺も横行しています。イーベイの場合は、自分のマイイーベイ内メールに届いていないものは、スパムです。どちらにしても、クレジットカード番号や個人情報は誰にも渡さないようにしましょう。 食事を用意している時間や、急いでいる時、人は日頃の落ち着きを失います。今思うと、だいたい督促も予告もなしに、電話や電気、ガスなどを切ってしまうことは日本でもアメリカでもないことでしょう。一瞬とはいえ「本当?大変だわ」と動揺してしまったことのほうが、恐ろしいことだと思います。冷静さはいつも失ってはいけませんね。勉強になりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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