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テーマ:暮らしを楽しむ(388271)
カテゴリ:生活
実家の母と母と昨日電話で話していて、驚いたことがあります。
「マサチューセッツは良かったよね。心が穏やかになるっていうか、満たされた気持で暮らせたよね」 びっくりしました。これは7年前にダラスに越してからずっと私が感じていたことで、家族という形でも私個人としても、同じです。空虚な気持っていうのかな、どういう風に表現して良いのかわかりませんが、あの頃と比べて今の生活は乾いている気がします。マサチューセッツでの日々は、自然に囲まれ、毎日の生活や家族との時間、手作りすること、隣人との交流など、たとえ小さなことでもひとつひとつを大切に過ごしていたように思います。以前からここでも書いているように、このあたりの住宅地に住む人たちは、物に惑わされ、外側の美を追求したり、高級車や豪邸に満足感を得ようとしていると感じます。そうでは無い人ももちろん多いのでしょうが、一概にそうだと思います。高級ブランド品の偽物を身につける人が多いことも その一端をあらわしているでしょう。 そんな人たちの中に暮らしていて、私も自分が自分でないような感じがずっとしていたのです。これも言葉にするのはとても難しいのですが、きっと言いたいことをわかってくれる人が居ると思います。子供たちも大きくなり、家族のライフスタイルが変わったということは この変化のひとつだと思いますが、7年を振り返って家族での思い出は?と振り返ると これといってあまり思い出せません。ただ単に日々が過ぎてしまった・・・ということでしょう。あっという間の7年です。ニューイングランドでは、四季折々の自然とのふれあいがあり、カナダやニューヨーク、海、メイン、バーモンド、ワシントンDC・・・週末にたくさん旅行もしました。テキサスに来てからは週末に日帰り旅行をしたり、自然に触れたりする機会が殆どなくなりました。帰りたいと思う気持は大きくても、私がとても苦手な長い冬と長女の大学がテキサスにあるということは歯止めになるには十分すぎます。夫は いつでも戻る準備があると言いますが、どうしても踏み切れない気持の方が大きく、これからもしばらくダラスに暮らすことになると思います。 私のホームページは98年にマサチューセッツでスタートしました。日本食が手に入らず、それでも試行錯誤しながら自分だけの和食をつくり、クラフトやガーデニング等、充実した毎日を過ごしていました。レシピを書き留めておくことが目的で作ったのがホームページです。きっと 当時からホームページに来てくださっている皆さんは、テキサスにきてからのページの変化に気づいてくださったことと思います。手作りすることが減ってきた、生活の変化も大きいと。 ずっと食事を作ることに対し、以前のような工夫や熱意が無くなっているからです。もしかしたら、ダラスには私と合わない波長、エネルギーがあるんじゃないかと思っていますが、世界各国の料理を自分なりにアレンジし、毎日料理を楽しんでいたのに、今はそういう気持が沸いてきません。 なんだか脈絡が無くなってきたので そろそろ本題に(笑) 昨日は子供が担任の教師といつも親しくしているコンピュータラボの先生の誕生日でした。そのことをしったのが一昨日の夜。食事をしたあと、オートミールレーズンクッキーと チョコレートチップクッキーを担任の先生に焼き、おおめに炊いておいた夕飯のご飯を2合使って きゅうり巻きを8本。これはミッショなリーとして韓国に18ヶ月住んだ経験があり、日本食も大好きというコンピュータラボのリンダへ。ランチの時間には 末っ子のところにきて「Where is SUSHI ?」と挨拶代わりにジョークを飛ばすと聞いていたので きゅうり巻きは当然のチョイス。どちらも とても喜んでもらえました。 お料理モード全開になってきた昨夜も頑張りました。というか自分が食べたいものを次々作ったという方が正しいかもしれないですね。 ・炊き込み五目御飯 ・春雨サラダ (ごま油と酢醤油などでドレッシング) ・圧力鍋で作る 焼き豚 ・鶏肉とひきじの炊いたん ・みょうがと青紫蘇たっぷり 冷奴 書いていて気づいたのですが、これは単に食欲の秋!ということなのかもしませんね~。マツタケ食べたい! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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