同じ町に、実家の母と同い年の年配のお友達がいます。4人の子供たちのうち 同じ州にいるのは一人だけで、しかも そのお嬢さんは、和食がダメ。日本で大学に入るまで育っていても、基地内でアメリカ人として育ったためなのかもしれません。
Y子さんは、何より和食が大好きで、いつもいろんなお惣菜を作っては 届けてくださいます。たとえば、私の庭で採れた蕗を届けると、時間をかけてじっくり煮詰めた「きゃらぶき」を。たけのこをお届けすると、「若竹煮」。和風のジャーキーも絶品です。佃煮のような常備できるものは、本当に特に助かります。
先日いただいたのが、偶然前夜私が夢を見た「かつおの角煮」と 見た目がほぼ同じで驚いた「まぐろの角煮」こんな偶然あるのですね・・・びっくり。それから にしんの代わりに韓国のお店で買ったという小鯛を芯にして巻いた「昆布のお煮しめ」そして、 しいたけとぜんまいを 味噌照り焼き味風に炊いたものを いただきました。
さっそく 翌朝の朝ごはんは しっかり和食一辺倒の朝ごはんでした。実家の両親は 今二人暮しなので、日本に里帰りしても 案外和食の朝ごはんではなく トーストとコーヒーで済ませているみたいです。だから、なかなか 朝に和食を食べる機会がありませんので、意外とアメリカに居るほうが 日本の朝食をいただいているような気がします。おもしろいですね。
イマドキの若い人と過ごすより、私は母やそれ以上の年配の人と過ごすほうが とても しっくり、ほっとします。アメリカ人のおばあちゃんも 日本のおばあちゃんも 世界中のおばあちゃんが 大好きです!私がおばあちゃんになった頃、もうおばあちゃんが回りにいないから どうしよう~(汗)