ほっとする一瞬
人にはほっとする場所や時間ってあるやんね?俺は何かなーって考えてみたのさよ。彼女の笑顔を見たとき?連れと飲む酒の席?仕事が終わったとき?なんかどれもほっとしすぎて答えが出せん。でもちょっと思ったのが俺って自分の存在を確認できたときが一番ほっとしてるかもしんない。だから上の3つも、、、彼女が好きでいてくれる俺でいれること。一緒に酒飲んで笑ってくれる連れがいること。仕事の結果として雑誌ができたとき。ぜんぶ自分の存在価値みたいなもん確認したときホッとしてる気がする。脅えてんのかな?けどこういう名言もある。「人はいつ死ぬと思う?それは人に忘れられたときだ。」でもね、最近思うんだよ。俺って大人になったなって。仕事して同期の愚痴きいてやってるときもさ、仕事終わりにメシくったりするにしてもさ、今まで他人行儀だったくせに大人って言葉が急に近づいてきた。社会に出たんだなって美容師の卵も言ってたし。でもすげぇいい話がある。俺って仕事してて半年間ガッコいかずに卒業したのね。そんで、卒業制作にも結局関われずじまいでさ。だから担任に送ったんよ、俺が作った雑誌。初めて編集者として自分の名前が載っている雑誌なんだ。それ送ったの。「卒業制作です」って。ほんで、卒業式で東京帰ったとき感動したって言ってくれたわけ。向こうの連れも雑誌読んでくれたし、買ってくれた奴もいる。俺のテキストやスタイリングしたコーディネートなんて、雑誌の企画を根っこから作ってる上司に比べたら些細なもんだけどこんな小さな感動が転がってた。ほんでみんながまた素直にお前からは色々教えてもらったとか言うから俺も少し寂しくなった。けどやっぱ人ってあったかい。雑誌を通じてそれを確認できたのがすごく嬉しかった。人が作ったもので人が笑えるなら、大好きな街の奴全員笑わせてやろう。そう思った。誌面から声が聞こえる雑誌を作りたいなぁ。「お前マジで大親友だ」って半泣きでいってくれた奴。すっげ嬉しいぞ、のぶ。なんていうか人の人生と人生がつながって人間関係が成り立ってく。それはやっぱあったかい。そんな雑誌作りたいですね。ほんと。あーあー長くなったよ、誰が読むんだよちくしょう。けど本音です。本音って音って字が入るやん?すげぇ好きな言葉のひとつです。レコーディングミキサーになる奴、PAとして全国のライヴ会場で感動をつなぐ奴、古着屋をやりたい奴、バンドでメシを食いたい奴、まだまだ学生で楽しそうな奴、みんながんばれよ。俺、いつかお前らが笑って読んで止まんない雑誌作ってやる。そんときはまた酒でも飲もうね。バイバイ^^