タロットコーチのゆったり庵（大阪梅田・神戸・京都・奈良）

昨日、日本→メジャーと活躍された
野茂英雄選手が引退を発表しました。

プロスポーツ選手には２つのタイプがあります。
・絶頂時のパフォーマンスができなくなったら引退する選手
・とことん現役にこだわる選手

野茂さんは前者でした。


輝かしい実績を持ちながらも
近年はケガなどに泣かされ戦力外通告が続きました。
それでも最後まで現役で投げる姿にこだわってました。

桑田さんのときと同じで最後は見ているのも辛かったです。
どうしてそこまでして現役にこだわるのかと。

それに対しての答えはきっとシンプルに
「野球が好きだから」
なんだろうと思います。
特に日本では直球とフォークだけという
真っ向勝負のスタイルがプロとして魅せてましたねぇ☆





野茂さんの功績は選手としてだけではありません。

今でこそ毎年のようにメジャーリーグに挑戦するようになりましたが、
この道を切り開いたパイオニアとしての功績も大きいと思います。
（日本選手のメジャー流出に関しては複雑な心境ですけどね・・・）


「僕たちはメジャーでも通用するんだ！」


と一つの壁が壊れた瞬間
新しい歴史が生まれた瞬間でした。


今でこそ日本のスター選手は高額で引く手あまたな状態ですが、
野茂さんが行ったときは
メジャーでストが行われてるわ
日本での実績は参考にしてくれないわ
給料もフリーで自ら売り込みにいってるので下がってるわ
世間からは非難ごうごうだわ
とものすごく逆境でした。

それでも「もっと高いレベルでの勝負がしたい」
一心で海を渡ったあの勇気は素晴らしいなぁと思います。




その他にもプロ野球への道筋を増やそうと
自ら「ＮＯＭＯベースボールクラブ」を運営しました。
これが独立リーグとかの流れにつながってると思います。
多くの才能を拾い上げる機会につながればと思います。




マスコミが苦手な方だったので多くは語りませんでしたが、
一野球人としてとっても大きな形を残されました。


お疲れ様でした。
そしてなんといってもありがとうございます！