タロットコーチのゆったり庵（大阪梅田・神戸・京都・奈良）

今日はこの映画を借りて観てました☆
「ブラザー・サン　シスター・ムーン」

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十字軍の時代に本来のキリスト教のあるべき姿を説いた
聖フランチェスコの若き日の姿を描いたものです。

この映画を知ったのは
タロットの授業で
「法王や隠者のメッセージがより見えてくるよ」
ってオススメを受けたからです。
実際に観たら「愚者」のメッセージもより見えてきました。
愚者・・・これもすごいカードですよ！

そういえば、こないだ読んだ塩野七生さんの
「ルネサンスとは何であったのか」
でも始めに紹介されてた人でした☆



このころの宗教は権威主義で
一部の特権階級のためのものでした。

その中で彼は身分を捨てて貧しさの中に身を置き
自然や自分の中に神の姿を見
身分に分け隔てなく共に神に仕えました。

時々歌われていたのが


ブラザー・サン　シスタームーン、

その声はめったに私には届かない・・・

自分の悩みだけに心を奪われて、

兄弟である風よ、

姉妹である空の精よ、

私の目を開いておくれ・・・

清く正しい心の目を・・・

私を包む栄光が目に映るように・・・

神に与えられた命、私にも神は宿る、

その愛がいま、この胸に蘇える・・・

ブラザー・サン　シスタームーン・・・


ここにも彼の思想が凝縮されてる感じです☆



みんなから「愚者」のように扱われながらも
ただひたすらに神に仕え
慕ってくる人と共に「隠者」として過ごし
「法王」にその布教を許された存在となります。
法王はとっても窮屈そうでした。
信仰に燃えてたのにいつのまにか政治的なシンボルになってしまって・・・



これはすごい！
自分に甘く快適な生活を望む僕には到達できない生き方ですねぇ！
僕はできる範囲でみんなに分け分けしていきます・・・ゆるい？


みんなにもこう生きるべきとはとても薦められませんが、
この生き方がカッコいい、すごいと感じる価値観は
共有していけたらうれしいです☆




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