タロットコーチのゆったり庵（大阪梅田・神戸・京都・奈良）

こないだ読んだ「プリンシパル」ってマンガで

「カープマンの三角形」
という人間関係のモデルを紹介してました。


三人の関係

「支配しようとするもの」「支配されんとするもの」「それらを見つめるもの」

の役割分担が実社会における人間関係の
基礎的パターンだそうです。



よく心理学を学んだ人は人間関係の悩みを
「ゲームをしている」
と表現します。

これもゲームの一つなんでしょう。



この関係は面白いもので、固定されたものではなくて
流動的なもので常に役割が変わります。

三者が向かい合うとそれぞれの出方をうかがう形になり
うかつな行動は取れません。
三国志や銀河英雄伝説の世界もこの典型でしょうか。



ついつい単純に善悪、支配被支配で判断しようとしがちですが、
その2者だけで完結するほど世界は単純でも浅いわけでもない気がします。

それを見つめる第三者の存在
ふと忘れがちですがこの視点にたつこと、この視線を感じることが大切なのかもです。


ちょっと違うかもしれませんが、
仕事をしていても

会社ー従業員ー顧客
派遣会社ー派遣労働者ー派遣元
講師ー参加者ー主催者

など単にお金をもらう人払う人以外の第三の人が存在します。

アメリカもイラクを攻めたとき
果たして第三の視線は感じたでしょうか・・・？


三者ともがバランスをとって幸せになる。
これが長く豊かでいる考え方なのかもしれません。



※より興味のある方は交流分析を勉強してみてください。