タロットコーチのゆったり庵（大阪梅田・神戸・京都・奈良）

昨日日経の夕刊を見ていたら

正岡子規さんの残した文章でこんなのがあったそうです。

「余は今まで禅宗のいはゆる悟りといふ事を誤解していた。
　悟りといふ事は如何なる場合にも平気で死ぬる事かと思って居たのは間違ひで、
　悟りといふ事は如何なる場合にも平気で生きて居る事であつた」


死を受け入れ死の恐怖から自由になることも価値があることだけど、
今このときを淡々と生きるってすごく大切なことだなぁと。

死は免れることが出来ない
生きていると思うようにいかないことも出てくる

それはそれとして「まぁ、それはそれでいいかな♪」
と思える大らかというか鈍感というかたくましさというかの状態が
幸せなのかなぁと。

コーチングでは課題を見つけてそれを改善したり
目標を作って達成したりを目指すこともありますが、
あまりそこにこだわりすぎると
今が窮屈になるかなぁと。

※もちろんどっちも大事でバランスの問題だと思います。
　今を受け入れてよりいいものを目指す
　人によって最適なさじ加減ってあると思いますし。


そういえば、昨日「アインシュタインの眼」って番組で、
衝撃を吸収する素材について放送していました。
http://www.nhk.or.jp/einstein/archive/index.html
上から落とした卵が割れずにピタっと止まったのには驚きました。

頑丈にはじき返すのではなく、柔らかく包み込む
こんな境地で日々過ごしていけたら幸せですねぇ♪


その意味では外界の刺激を柔らかく受け止めるために
このふくよかな体はある程度キープしておきましょうかね。
え・・・それは違う・・・？



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