先生ありがとう
お盆なので、実家の仏壇に線香を上げに行った。実家についたら、兄が「S先生が亡くなったんだよ、昨日。」と言った。S先生というのは、子ども時代の兄2人と私が全員お世話になった書道教室の先生だ。「お葬式は家族葬だそうだけど、まだお家にいるから、帰りに寄ってお参りさせてもらうといいよ」S先生の家は実家から徒歩3分先生の家についたら、お線香をあげに来た人が数人並んでいた。人格者だったからなあ先生の奥様は、私を覚えてくれていた。教室をやめて40年になるのに。すごすぎる先生も、教室をやめたあとも、道で会うと「元気か?」と、声をかけてくれたっけ。残念ながら、私は書道はものにならなくて(とうとう段はつかなかった)、普段書く文字もあまりきれいではない。書道はものにならなかったけど、教室はとても楽しかった。先生にきちんとお礼とお別れを言えて、良かった。