armadillo lives with mental disorder

４月４日。

彼と１４時に約束していた。

前の日、電話で話をしながら『明日、どうする～？』と聞いてきたのは、彼のほうだった。

ボーリング（彼の趣味で、リーグ戦に参加している）があるから、１８時ごろまでだけど、

というような、話をした。


４日の水曜日。

１４時になっても、彼からメールも電話も無い。

１２時半ごろ、ご飯を作って食べた、と、ご機嫌そうなメールが来ていたのに。

１４時１５分、彼に電話した。

少し眠そうな声で、『あ～、眠ってた。今日、どうしようかなぁ～、しんどいなぁ～』

と、言われた。


カチンときた。というか、めいいっぱい、腹が立った。

しんどいならしんどいでいいけれど、

大のオトナが、翌日の体調くらい予測がつくだろうと、まずは、思う。

急な風邪とかじゃないんだから。

約束したのは、前日のことなんだから、予測はつかなかったのかと思って、

彼の自己管理の甘さに振り回されたことに、腹が立った。


連絡が無いのにも、腹が立った。

キャンセルするにしても、約束の時間までに連絡するのが普通じゃないのかな。

わたしの感覚が、ギチギチなんだろうか。


いちばん、腹が立ったのは、電話口で発した言葉だ。

『あ～、眠ってた。今日、どうしようかなぁ～、しんどいなぁ～』

今日、どうしようかなぁ、と約束の時間を１５分も過ぎてから言う、無責任さ。

約束を、守るべきものと捉えていない、甘えと幼さ。


結局、このあと、わたしも腹がたって、

『もう準備してるのに～』と言ったので、不機嫌ながら、出てきてくれた。


『融通が効かないのが嫌なんだよな』と言っていた。

融通というより、ヒトを振り回す、というようなものだと思うけれど。

午前中に連絡があれば、別にキャンセルになっても、腹は立たなかったと思うし。

まぁ、そうは言わず、事前に連絡をして欲しい、といった、約束の断り方の手順を話した。


クルマの中の空気は、冷えきっていて、３０分ぐらい、お互い、ほとんど口をきかなかった。

話をして、お互いの不満を言った。

『準備してるって言われたら、どんなにきつくても、出てこないといけないじゃないか』

みたいなことを、強い口調で言われた。

何にしても、逆ギレされて、倍返しされる。

こういう幼さが、なくなっていってくれるといいのだけれど。


ただ、気持ちを切り替えることの大切さは知っているヒトで、手を差し出されて握手をして、

『はい、仲直り』と、言われた。

そんなに簡単に、気分が変わるものでもないけれど、お互いに努力して楽しいデートにした。

少し遠い、海の見えるカフェに、思いつきで出かけた。

その頃には、２人ともまぁまぁ、機嫌が直っていた(*^-^*)


二度と同じような事がありませんように。


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