テーマ:心の病(7246)
カテゴリ:家族との関わり
お昼寝から起きて、昼ごはんを食べようと、台所に行った。 弟(長男)が、新聞を読んでいた。 弟は、もう、15年近く鬱病で、しかも、家族とコミュニケーションをとろうとしない。 自分勝手な思い込みをしているところがある。 治療にかかるまでに何年もかかったし、思い込みで、治療も受けたり受けなかったりだった。 そういう人間だ。 同じシチュエーションで、立場が逆、つまり、わたしが台所にいて、弟が入ってきたら、 間違いなく、弟はUターンして、台所に足を踏み入れないだろう。 それくらい、距離のある人間関係で、わたしは、憎まれているのだと思っている。 今日は、そうではなくて、入っていったのは、わたしだった。 わたしは、わたしの住んでいる家だから、かまわず、お茶を入れた。 空気がピリピリしているのは、わかっていたけれど、かまわなかった。 なんで、かまう必要があるのだ?見ず知らずの他人でも、かまわないだろう。。。 よく知らない人が、そこに座っているからといって、自分の行動を変えたりするものだろうか。 そんなことは、そうそうないはずだ。 そのうち、弟が、吐き捨てるように、息を、大きく『はっ』っと、出し始めた。 何度も、息を吐いていた。 ため息、というような、かわいいものではなかった。 あきらかに、あてつけ。。。そんなことぐらい、空気を読めばわかる。 何のあてつけ?意味はわからない。 それでもかまわず、お皿を取って、弟の後ろを通って、おかずを入れに行こうとしたときだ。 バサッと新聞を閉じて、バンっとテーブルを叩き、ガタガタっと椅子をひいて、 大きな足音を立てて、台所から出て行った。。。 そして、台所から2~3mでたところで、大きな声で『バカッ』と、叫んだのだ。 意味はわからなかったけれど、わたしへの、敵意、憎しみは感じた。 この何年も、口を聞くことも無く、関わり無く過ごしてきたのに、何だというのだ??? 心臓が、ドキドキし始めたけれど、大きなパニック発作にはならなかった。 悔しいので、そのまま、ご飯をよそおって、食べた。 食べた後、隣の自室でテレビを見ている母親を呼んだ。 弟とのチャネルは、母親しか無いのだ。 母親は、『ため息をついたんじゃないの?』などと、呑気な事を言った。 まだ、家庭が壊れていることを、認められないのかもしれない。 とにかく、行って、様子をみてくるように、と言ったら、弟のところに行った。 しばらくして、戻ってきても、わたしに、何にも言って来る様子も無い。 どうだった?と聞いてみると、『大掃除をしているよ』という。 は????????わたしが聞いていることとつながらない。 『気合入れるために、大声出したんじゃないの?』と、とんちんかんなことを言う。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 あまりの、無理解さ、ズレに、また腹が立った。 母親は、逃避している。いつもだ。 「とにかく、今の出来事で、怖かったし、また、パニックになって薬を飲まないといけない。 せっかく起きて、活動しようと思ったのに、また、眠らないといけないから。」 と、母親に言った。そのことを、弟に伝えるようにも、強く念を押した。 わたしは、恐怖にさらされることのない、療養環境が欲しいだけだ。 ご飯を食べようとするだけで、恐怖にさらされて、パニックになって、 薬を飲んで、寝込まなきゃいけない。 どういうことだ? 今、デパスを飲んだが、まだ、動悸はおさまっていない。 腐った家庭を、心から、苦々しく思う。 ヒトや家族について、何も考えず、家庭自体から逃避して、放任で家族を作ってきた両親を、 心から、苦々しく思う。 けれど、ここから、逃れることはできない。 せいぜい、せめて、ご飯くらい、安心して食べられる環境に変わることを祈るくらいだ。 Blogならclick! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[家族との関わり] カテゴリの最新記事
|
|