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全てをすっ飛ばして、いきなり今の話。 お昼を食べて、 マイケル・ジャクソンのBENを聴いている。 ジャクソン5だった頃、子どもの頃のマイケルの曲。 孤独な少年が、BENと名付けたネズミと友だちになる、という映画の主題歌らしい。 何年か前、野島伸司脚本のドラマ『あいくるしい』の主題歌になっていた。 切なく優しい曲だ。 今までのブログ、とくに秋冬あたりと、teArs shIne and drOp @楽天と、teArs shIne and drOp @gooに、その曲に入れこんで、気持ちを書いた記事がいっぱいある。 あの頃は、いっぱいいっぱいで、すがるように、この曲を聴いていた。 ある人のメールの着信音にしている。 今日、久しぶりに、BENが鳴った。 あぁ……久しぶりだなぁ、と感慨深いというか、そんな大げさなもんでも無いけれど。 去年、同じ、この病棟で、この着信音を待ち遠しくしていたのだった。 楽しいメールに電話だったけれど、 それだけでもなくて、 BENは、わたしを切なくさせる曲だった。 今日、久しぶりにメールの着信音でBENが鳴ったので、CDで聴いている。 あの頃の、息のつまるような感じには聴こえなくて、 柔らかくて、優しくて、爽やかに開放感のある曲に聴こえた。 野島伸司のドラマでも、そういうシーンで使われていて、じ~んとさせていた。 あぁ。この曲は、こういう曲だったのかと。思った。 もちろん、曲は、聴く側の状態で聴こえ方は違うが、この曲がこんなに違うふうに聴こえるなんて、思ってもいなかった。 マイケルの透き通った声が、こんなふうに歌う。 【僕たち2人でいれば孤独じゃないよ、僕たちは、もう探さなくて良いんだ、手に入れたんだから】 【僕はいつも、僕はって言ってきた。今は、僕たちは、って言うんだよ】 淋しい歌だけれど、少年の心の開放感を表現している…そんなことに気がついた。 わたしも、少しずつ変わってるんだと思った。 そして、この曲の開放感を味わえるくらい、気持ちが柔らかく、かつ広がったんだと思う。 少しずつ前に、が、信じられる感じがする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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