テーマ:心の病(7246)
カテゴリ:欝の状態
母のあの手紙には、次男のニイビチ(結婚)に対する、嬉しさが爆発していた。 それを、姉・兄である、わたしたちへ、あてたものだった。 2人とも、鬱病で、人生が狂っている。 今も闘病生活で、毎日がつらさとの闘いの日々なのだ。 長男は、東北大学に、沖縄のふつうの高校から、自力で合格した。学校初だったという。 沖縄は学力が低いから、ほんとうに、快挙だった。誇りだと思う。 けれど、入学してすぐ、学校での人間関係で、鬱病にかかってしまった。 それから、十数年、職にもほとんどつけず、家での療養が続いている。 最近は、ボランティアを活発にやっているようで、回復のきざしが見えてきたところだ。 わたしは、このとおりだ。 本土の大学に行き、一部上場企業の子会社に勤め、それから専門学校に行って、 言語聴覚士になり、過労で鬱病になった。 (気分循環症といわれているが、自分では鬱病だと思っている) 結婚の機会を4回逃した。 そういうわたしたちに向けての手紙だった。 わたしたちは、壊れた家族だが、お互いに対する愛情は豊かだと思っている。 それが、現実にはすれ違っているのだ。 だから、昨日は、みんなで、祝福をした。 だが、長男もそうだと思うけれども、自分の人生を振り返らずにはいられない。 なぜ、自分は、幸せになれないのか。 それを突きつけられる出来事なのだ。 今も、パニック症状が出ている。 次男は次男で、うまくやっていくのに、がんばってきたんだろう。 それはそれだ。 でも、わたしが、今の職場に、推薦して入職させた。 前の仕事を辞めるときも、キャリアアップの仕方を、3時間くらい指南した。 わたしとの関わりもあっての、今の位置だ。 自分の人生が悔しいし、自分の病気が悔しいし、 病気の中でつかみつつある、病的な自分自身のあり方も悔しい。 長男も同じだと思う。 そこに突きつけられた手紙。 母の幼さ、気づきの無さ、思いやりの無さを感じる。 つらい。 Blogならclick! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年01月07日 12時07分07秒
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