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国破山河在 城春草木深 感時花濺涙 恨別鳥驚心
烽火連三月 家書抵万金 白頭掻更短 渾欲不勝簪 戦乱に荒れ果てた唐の長安を見て、杜甫は嘆き春望を詠んだ。イラクの人たちも同じように、自分達の国が戦争によって荒れ果てていくのを嘆いていたに違いない。 イラクで選挙が実施された。事前のテロ予告もあり、実際イラク各地でテロによって30人以上の人たちが亡くなったそうだが、イラク国内、国外ともに高い選挙率だったようだ。 まだ開票結果が出ていないが、予測ではシーア派に政権が移りそうらしい。新しい政府が出来ても、混乱は続くだろうがシーア派、スンニー派ともに協力して、新しいイラクを興してイラクの人たちに真の平和が訪れて欲しいと思う。 先日ニュースを見ていたら、イラクの若い男の人が出ていた。彼の兄はイラクで警察官をしていたそうで、戦後の治安のために働いていたが、道半ばでテロによって命を落としてしまった。彼は、兄を尊敬しており、彼もイラクの復興に尽くすために警察官になるらしい。 アメリカのイラクへの攻撃にはいまだに疑問は残るし、本当に必要があった戦争なのか私には分からないけれど、早くアメリカ軍が撤退し、イラクの人たちがテロや攻撃に怯えることがない普通の生活が出来ることを心から望んでいる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年02月01日 02時05分17秒
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