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• アメリカと銃

  お手軽に銃が手に入る国、それがアメリカだ。WalmartやKmartなどの量販店でライフルなどの銃が買える。かく言う私の夫もライフルを3丁持っている。友達とライフルを撃ちに行ったり、ハンティング用なのだけれど、普段は部品を抜いて、鍵のかかるキャビネットに仕舞ってある。ピストルなどのハンドガンは持っていない。私は銃に関しては昔からconなので、銃が家にあることに対して抵抗があり、ジレンマがある。正直言って、銃はアメリカの諸悪の根源だとさえ思う。アメリカ人にとってはフロンティア精神の象徴であるのかも知れない、警察組織などが確立していなかった昔は自衛手段だったのかも知れない。けれど、今この時代に一般の家庭に取って必要の無いものだと思う。銃に依る悲劇は、引きも切らず起こっている。服部君射殺事件や、コロンバイン高校の銃乱射は未だに心に残っている。ブレイディ法は、「人間を殺すのは人間であって銃ではない」のスローガンを持つ、アメリカ最大級の圧力団体であるNRAによって骨抜きにされ、ザル法になってしまった。今日もまた、NYのモールで銃に依る事件がおき、数名の負傷者がでたようだ。いったい何人の犠牲者が出たなら銃規制を真剣に考えるのだろうか。

  2005年02月14日

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• Ray & THE GRUDGE

  昨夜、夫とRayとTHE GRUDGEを観た。THE GRUDGEはずっと観たかったのだが、いつ行っても貸し出し中で今週末ようやく借りることが出来た。Rayは夫が先週末、次はこれを借りたいといっていたので、私は特別観たかったわけでは無いけれど借りてみた。結論から言うと、Rayは思ったよりずっと良かった。特に最後のあたり、彼の心の中にずっとあった罪悪感から解放されるシーンでは涙があふれてしまった。Jamie Foxxの演技も良かった。THE GRUDGEは、久しぶりに日本的な恐怖映画を観て嬉しくなった。映画の出来云々より、そこかしこにある日本的な恐怖手法が懐かしかった。ホラームービーが嫌いな夫も珍しく逃げずに最後まで観ていた。途中、娘が枕とブランケットを抱えて起きてきて、ラブソファーに横になって一緒に観始めたが怖いシーンが出てきたらダッシュで自分の部屋に戻っていった。アナコンダを観て泣き喚いていた娘には怖くて観続けられないだろうと思ったが、案の定数分も持たなかった。次はTHE GRUDGEのオリジナル版であるJUONを観たいと思っているが、レンタルショップにはなんと１本しか置いていないので、何時も貸し出し中なので何時観られるか・・・

  2005年02月13日

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  PMSチョコレート

  昨日は私の車をディーラーに出しに行ってきた。新しいリモートキーをプログラムしてもらう為と、リコールが出ていたので対象箇所を点検修理してもらう為に朝9:30の予約を取っていた。子ども達を学校に送って行った後、私は自分の車を運転し、夫は彼のトラックを運転してディーラーに予約を取っていた時間ちょうど着いた。私の車をサービスセンターに残し、夫のトラックでIHOPに遅い朝食と取りに行った。子ども達にはトーストとスクランブルエッグ、ベーコンとイチゴを食べさせたが、前夜友達と飲みに行って遅く起きた夫には朝食をあげなかったのでお腹をすかしていた。私も朝はコーヒーだけだったのでちょっとお腹が空いていた。IHOPで私はパンケーキにストロベリーソースとホイップクリームがどっかりとのった朝食セットを、夫はビスケットとグレービーの朝食セットを注文した。注文したものはすぐ出てきたが、想像していたよりボリュームがあったので半分くらいだけ食べた。夫も｢こんなにいっぱい全部食べられる人が本当にいるのか？」といって、やはり半分くらい残していた。朝食を食べた後も時間がまだまだあったので、私が気に入っている郊外のこ洒落た食料品店に行って見ることにした。私は何度か友達と行った事があるが、夫は初めて行ったので夫は面白がっていた。魚売り場では、蛸や刺身用のマグロを見て珍しがり、デリでは種類の多いチーズをみた。陶器の入れ物に入ったエクストラバージンのオリーブオイルは可愛かったので、買おうかどうか迷ったが、今回は見送ることにした。普通のスーパーでは置いていない、珍しいものを見て歩くだけでも楽しかったが、チョコレート売り場で面白いチョコレートを見つけたので買ってみた。 1つはPMS chocolate for womenというチョコレートで、PMSの時期には夫を何時も困らせているので試しに買ってみた。 もう1つはVintner's Baroqueという75％のダークチョコレートで、どちらもローカルで作っているチョコレートだった。PMSの方はまだ時期ではないので取っておいてあるが、ダークチョコレートは食べてみた。甘みが少なくてビターな風味が、普通のアメリカの甘さギトギトのチョコレートとは比べ物にならないくらい美味しかった。店を出て、ディーラーに寄って見たら、午後2:30くらいに車が上がるというので、子どもたちを迎えに行ってからまた来る事にして、いったん家に帰った。子ども達の学校が終わり、またディーラーに行き私の車を引き取った後、家族でショッピングモールに行ってみた。モールの中に入っている店を見てまわった後、フードコートで夕食を済ませることにした。それぞれが好きな食べ物を選んだ後、４人掛けのテーブルに着き、周りを見ていたら、私の斜め前方の席、夫の正面の席に座っている太めの女性のお尻の割れ目がちょっと見えていたので、夫に｢ねえねえ、見えるあれ？｣と耳打ちしたら｢見たくなくても見えるよ。｣と言われた。その後、夫の背後の方に座っているちょっと離れた席の女性のローライズのジーンズからTバックの下着が見えているのを見つけた私がはまた耳打ちした。｢ねえねえ、あの人下着が見えてるよ。見てみて。」夫は振り向いてチラリと見ると｢恥ずかしいね。｣と言った。私のように野次馬精神が旺盛でない夫は、興味がまるでなさそうで、下世話な野次馬オバサンに呆れつつ、黙々と食べていた。私も自分の野次馬オバサンぶりをちょっと反省しつつ野菜春巻きを口に入れた。

  2005年02月11日

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  Champagne

  Champagne(シャンパーニュ)とは、私を虜にした香水の名前だ。Yves Saint Laurentのこの香水は今は製造中止になって市販はされていない。Chanpagneという名称について揉めて、Yvressと名前を変更してしまった。フランス語の同じ発音でIvresseという言葉があり、意味は｢ほろ酔い」だそうで、確かにこの香水は独特の酩酊間がある。結婚してすぐ、夫にこの香水をプレゼントされて以来、私はこの香水にメロメロに酔ってしまった。以来愛用していたのだが、商標についての裁判の結果、名称変更したことをしばらく知らず、最初のボトルがほぼ空になった頃ネットで調べて事実を知った。それなら、Yvressを買おうと思っていた時に、夫がカナダからChampagneをネットで購入してくれた。カナダから箱が届いたときは、子どものようにワクワクした気分で箱を開け、早速ボトルを開けて香りの嗅いだ。確かにあの独特の甘く、芳醇な香りだった。その香水も、最近は残り少なくなったので大事に使っていたが、夫が昨夜いきなり香水の話をしてきて、欲しかったらまた買ってくれると言った。早速、サーチエンジンで調べ、オンラインで注文してくれた。大体どのサイトを見てもRAREな商品と書かれていたので、次はもう注文できないかもしれない。夫も、そう思ったらしく｢10個くらい買ったら？」と笑いながら言っていたが、送料も含めると一個75ドル以上するし、いっぱい買って長いこと使わないでいたら変質しそうなので、一個に留めておいた。早ければ今週中に届く予定なので、今から子どものようにワクワクしている。

  2005年02月10日

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• 腹痛でお休み

  今日は、息子が腹痛のため学校を休んだ。息子は丈夫な方で、めったに風邪も引かず、熱を出すことも無いけれど、お腹がちょっと弱い。幸い夫が今週休みを取っているので、息子を家に置いて娘だけ学校に送っていくことが出来る。夫が仕事の時は、子ども一人を家に置いてはおけないので、元気なほうの子どもを学校に送っていくときに具合の悪い子どもも一緒に車に乗せていかないといけない。娘に朝食を取らせ、学校に毎日持っていくスナックと水筒の準備をしてから、車に霜が降りていたので、エンジンをかけて車を暖めておいた。それから、最近髪を梳かすのにえらく時間が掛かる娘を急かして車に乗った。家から学校まで片道10マイル、往復20マイルある。家から通りに出てすぐ大通りに入り、そこからステートハイウェイを制限時速65マイルで車を走らせる。このステートハイウェイではほぼ毎日ハイウェイパトロールを見かける。今日も車が止められているのを見た。ハイウェイでよく見るのはポリスだけではなく、両脇の牧草地では牛もいっぱいいる。昨日は珍しくポリスや牛ではなく、コヨーテを2匹見た。ちょっと前までは、8時頃でもまだ夜が明けきらない薄暗い感じだったが、だんだん日が長くなってきたので、朝日が上り雲の間から光が漏れて、遠くの山並みに反射して輝いているのが、眩しいけれどとても美しい。清少納言が、春はあけぼの・・・と枕の草子で書いていたのが頷ける光景だと思う。学校に着き、オフィスに寄って息子の病欠を告げて、また家まで10マイルの道を戻った。家に着くと息子はまだ、青い顔をして寝ていた。正露丸を1つ飲ませて、暖かくして寝ているように言ってからベッドルームに行き、ベッドメーキングをしてマスターバスルーム、メインバスルームの掃除を済ませ、洗濯物を集めて洗っていたら、息子がお腹が空いたとやってきた。お粥とオートミールのどちらが食べたいか聞いたら、お粥がいいと言ったので、お粥に味噌と卵を落とし、ねぎを散らしたものを作った。実家の母が私の具合が悪いときに作ってくれたお粥で、梅干と一緒に食べると美味しかった。お粥を食べている息子に｢どう、美味しい？」と聞くと、熱いのでハフハフしながら頷いた。お替りもして、食べ終わるとまた部屋に戻った。それから一時間くらいしてから、ファミリールームに来て｢もうお腹痛くないよ。」と言ってきた。良かった良かった。

  2005年02月09日

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  肉だらけ

  昨夜夫が帰宅した。冷凍した牛肉ダンボール3箱分と、実家からもって来た薪と共に。牛肉はバックヤードのポーチに置いてあるアップライトのフリーザーにすぐ入れた。 うちにはこのフリーザーのほかにキッチンとガレージに普通の冷蔵庫があるが、ガレージの方は飲み物とシーフードで埋まっており、キッチンの方は普段使いのもので埋まっている。これだけ食べ物がストックしてあっても、毎日の献立を考えるのは結構頭が痛い。作るのは簡単だけれど、何を作るか、何と組み合わせるか考えるのは毎日だと結構大変。昨夜は、和風ハンバーグに大根おろしソース、ニンジンのグラッセ、茹でたコーンにグリーンサラダを作ったが、今日はまだメニューが全く決まらない。とりあえずご飯を炊いておこうと思う。・・・結局今日の夕食は、サーロインステーキとTボーンステーキをグリルで焼いてマッシュポテト、ブロッコリー、トマトとレタスのサラダを作った。外のグリルで焼くか、キッチンに備え付けのグリルで焼くか迷ったが、夫が肉焼きを担当してくれると言ったので外で焼いてもらった。2日続けて牛肉料理だったから、明日は魚にするか、それともチキンにするか・・・

  2005年02月08日

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• なぜ白人は黒人を嫌うのか？

  昨夜、夕食後に息子に質問された。不意を衝かれた形になったので、一瞬言葉に詰まってから逆にこちらからその疑問はどこから出てきたのか聞いた。学校の誰かが言ったのか、近所の友達か、それともTVなどで白人が黒人への差別発言でもしたのか気になった。息子曰く、キング牧師について本を読んだり、学校で教わったことから、なぜ白人は黒人を嫌うのだろうと思ったのだという。私は日本で生まれ育ち、ここアメリカではJapaneseまたはAsianとして生活をしている。白人でもなく黒人でもない私には、この2人種間の深い軋轢は分からない部分も多い。難しい問題だと思ったが、私の考え息子に伝えることにした。昔、新大陸に移住した人々は土地の開墾や農地の拡大のために労働力を必要とした。その時に安価な労働力としてアフリカの人々に目をつけた。強い武器を持たない彼らを捕まえ、連れ去り、奴隷として扱った。その頃の白人にとって、奴隷としてつれてこられた黒人は動物のような存在で、同じ人として尊重する考えは無かった。けれど、時は過ぎ人権意識がすすむ中で、黒人は奴隷制度から開放されたが、奴隷を動物のように扱ってきた人たちの意識を変えるのは時間がかかり、いまだに差別意識を持つ人たちもいる。また、奴隷という立場から開放されても、持たざるものとして貧困生活を余儀なくされている、貧しい人達を蔑み差別をする人達もいる。貧困から犯罪などに手を染めて暮らす人達を憎む人達もいる。でも、肌の色が違っても私達は同じ人間で、同等なのだといったら、なんとなく分かってくれたようだった。私の答えがパーフェクトだったのかは分からない。天は人の上に人をつくらず、人の下に人をつくらずといへり。子ども達には偏見や差別のない人間になって欲しいとおもう。

  2005年02月07日

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• 息子と買い物

  昨夜はDVDを2本観た。｢The Stepford Wives｣ともう1本はSony Chibaこと千葉真一の侍シリーズ？｢Princess Dragon」か｢Dragon Princess」とかいうタイトルの志保美えつこ主演の古い映画。｢The Stepford Wives｣はちょっと荒唐無稽なところもある不思議な物語だったが、それなりに楽しめた。千葉真一の映画は、ストーリーはともかく、俳優陣の懐かしい顔ぶれにちょっと興奮。まだとっても若い志保美えつこもさることながら、倉田てつお、佐藤蛾次郎、名前は度忘れしてしまったが、往年の名優で、お年を召してから自殺を遂げた俳優などなど。70年代後半の香りがする映画でした。DVD2本を観て夜更かしをしてしまったが、息子とトイザラスに行く約束をしていたので、目覚ましをセットしておき、頑張って起きた。昨夜のうちに炊飯器のタイマーをセットしておいたので、鮭のおにぎりを作って、昨夜の残りの味噌汁を温め簡単な朝食を取った。シャワーを浴び、化粧をしてから、州都までインターステイとハイウェイを運転すること35分くらいで目的地に着いた。まずは、私の娯楽の殿堂ターゲットに寄り、キッチン用品や子ども服を物色。その後、トイザラスへ。トイザラスでは、PS2のゲームソフトやオモチャを一通り見て周り、息子の気に入ったゲームソフトがなかったので、ウォルマートに行って見る事にした。ウォルマートで結局ゲームソフトを1つと、ついでにオーガニックミルク、ブドウを買った。お腹が空いてきたので、近くのバッフェに行った。そのバッフェは人気があるので何時も混んでいる。フードバー、デザートバー、ドリンクバーが全部で8つあり、見ているとアメリカ人の食べること食べること。私と息子は一皿にメインフードとサラダ、フルーツを盛って食べたがそれだけでお腹がいっぱいになったので、デザートは小さいボウルにアイスクリームを少しだけ食べた。お腹がいっぱいになった所で、オリエンタルフードの店に向かった。息子はオリエンタルフードの店のにおいが嫌いで、車に残りたがったが、無理やり一緒に店に入った。店の中を見て周り、大根を1つと納豆、もう少しでなくなりそうなテメンジャンと子ども達が好きな油揚げを買った。本当は、韓国の店やそのほかのアジアンストアに行きたかったが、息子が家に帰りたがってパタパタしていたので、買い物を切り上げて家に向かった。家に帰り、薪割りをしてからTVをつけるとJeepers Creepersをやっていたので観てから、ご飯を炊き、わかめと油揚げの味噌汁を作り、作り置きしておいたほうれん草の胡麻和えと納豆で夕食を食べた。夫がいないと夕食もちょっと手抜きになってしまう。

  2005年02月06日

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• ドナドナ&愚痴

  今朝夫と娘二人で、夫の実家に出かけていった。夫は家族全員で行きたかったらしいが、私は家でごろごろしていたかったし、猫の世話もあるので息子と二人で残ることにした。今回実家に行く目的は、個人農家からオーガニック牛を買って来ることと、夫の兄からお金を回収(我ながら嫌な言い方だけど)して来る事、夫の母にバースディプレゼントを渡してくること。牛は、予約制で半年に一度くらいの割合で、菜食だけでゆっくりのんびり育てた健康的な牛を一頭丸ごと買って、ステーキ肉やひき肉などに加工してもらっている。今回は、義兄と一頭分を半分に分けることにしたので、家の支払い分は税金込みだと$700くらいになり、現金かチェックの支払いになるので、チェックを一枚だけ夫に渡しておいた。今朝は、オンラインバンキングで口座をチェックしたら、タックスリターンも振り込まれていたので、同じ頃ファイルした義兄の所にも振り込まれているのではと思い、夫に電話をさせたらビンゴだった。そこで義兄がタックスリターンのお金を使ってしまう前に、去年の家賃不払い分を回収するべく、銀行のステートメントと義兄が支払いする分の明細を記入した紙を夫に渡し、しっかりと支払いしてもらうように夫に言った。自分でも、かなーり嫌な弟嫁だと思うけれど、お金にルーズなのが一番嫌いなので、経済観念に欠ける人にはイライラさせられるし、過去にプロパティタックスが払えず、家が$5000現金で立て替えた分もまだ返してもらっていないので、これ以上は我慢できないのでしっかり返してもらおうと思っている。夫と娘が出発する直前に、ラッピングしておいた夫の母へのプレゼントを渡した。中にはcostplusで買った、コーヒーやワッフル、フレーバーティー、メープルシロップ、キッチンタオルと共にシャネルの#5の香水と子ども達の写真とバースディカードを入れておいた。結構メチャクチャな取り合わせだとは思う。でも、気にしない。その後、息子と二人でムービーレンタルに行ったが、私の観たかった「The Grudge」も｢JUON」もすべて貸し出し中だった。悲しい・・・

  2005年02月05日

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• State of the Union address

  昨夜はブッシュ大統領の一般教書演説を聞いた。社会保障制度の見直しなどに付いてかなり時間を取っていたが、民主党の反応は今ひとつのようだった。アメリカの社会保障制度は、先進国の中でもかなりお粗末なのではないかとおもう。医療制度一つをとっても、この国では自費で高額な保険に加入できなければ、満足な治療を受けられない。保険無しで、ちょっとした手術、入院をすれば破産してしまいそうな金額になってしまう。医療にしろ、老後の保障にしろ、もう少し安心して生活できる制度を確立して欲しいものだけれど、保険会社やその他色々な政治的なしがらみがあるのだろうから難しいとおもう。公害問題については、京都議定書を拒否した人だから、本当に取り組むつもりがあるのかおおいに疑問が残る。アメリカ国内の公害問題は結構深刻だと思う。川や湖、海の魚からは恐ろしいほどの重金属、化学物質が検出されていているので、特に汚染がひどい領域で取れた魚は、食べないようにローカルニュースでも警告が出されたりしている。このあたりの川や湖は、水が澄んでいて美しいのに、それでも汚染は確実に広がっている。本当に真剣に取り組んでもらいたいものだと思う。今回の演説で、良いと思ったのはパレスチナへの支援の拡大だった。今までかなりイスラエル寄りだったブッシュ政権だったが、もっと公平にパレスチナ問題に取り組んでくれれば良いと思う。そもそも紛争の元を作ったのは、第二次世界大戦の連合国なのだから、自分達が撒いた種はしっかりと刈り取るべきだし、パレスチナ問題があるかぎり中東和平は成り立たないとおもう。後は、くれぐれもイランにちょっかいを出さないでほしい。それにしても、演説の合間のブッシュのニタリ笑いがなんとも気になった、今回のState of the Union addressだった。

  2005年02月04日

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• アメリカンアイドル

  昨夜はアメリカンアイドルを家族であーだこーだいいながら観た。アメリカンアイドルも今回で4期目だと思うけれど、だんだんちょっとあざとくなってきた感もある。それでも、あのオープニングを聞くと条件反射のようにワクワクしてしまう。夫などは、最近仕事が忙しく夜帰ってくるのも遅かったのだけれど、アメリカアイドルのある日は結構早く仕事から逃げ出して来る。毎回各地を回ってオーディションをしているけれど、いつも驚くと言うか呆れるのは、アメリカ人のあの意味なく抱いている自信だ。あの強力なSelf confidenceは、いったいどこから湧いてくるものなのか。ほめて育てる教育の成果なのかなーとは漠然と思うが、もう少しおのれを知るというのも必要だと思う。とりあえず今回、今のところウイリアム・ハンを凌ぐインパクトのある人は現れていない。そろそろ色々な意味でとんでもない人が出てくるだろうか。

  2005年02月03日

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• 豚小屋に住む娘

  2年生の娘の部屋はまさしくPigsty(豚小屋)と呼ぶに相応しい乱雑な部屋だ。放っておくと足の踏み場のない様になるので、毎日キチンと片付けるようにいうのだけれど、返事だけはよろしいが行動が全く伴わない。私の口調も｢お部屋が汚れてるよ。片付けてね。」↓｢お部屋汚すぎ。早く片付けてね。」↓｢いつになったら片付けるのかな？××時までに片付けなさいね。」↓｢まだ片付けていないの(怒)！部屋がきれいになるまで外遊び禁止！！」と変化してしまう。3年生の息子の方は、寝る前に毎日部屋を片づけ、掃除機を自分でかけて、ベッドメーキングもしてある。同じように育てははずなのになぜなのだろう。娘はしょっちゅう息子の部屋に入り浸りなのだけれど、散らかすので良く息子の怒りを買い、出入り禁止になっている。以前TVでNanny911という番組があって、その中に出てくる家族はわりと子沢山がおおく、しかも部屋が汚い事が多かった。その番組をファミリールームで見ていた時、娘が聞いてきた。｢あの家のpigstyと私のpigstyとどっちが汚い？」思わず息子と顔を見合わせ、二人とも唸ってしまった。｢おんなじくらいかな～。」と正直な感想を言うと、娘は｢うえ～ん。」と泣きまねをした。でも、ぜんぜん応えていなさそうだったが。日本では、やもめ暮らしにウジが湧くとかいって、男の部屋はとかく汚いものという認識があるが、私が見聞きした分ではアメリカでは男の子の部屋の方が整然としていて、女の子の部屋の方が雑然としている割合が多いような気がする。ああ、でも日本でも汚ギャルとか片づけられない女とかTVでやっていた。とすると、日本でもアメリカでも片づけられない女は増えてきているのだろうか。アメリカの女の子はプリンセスのように扱われ育っていくことも多く(特に南部はその傾向があるらしいがどうなのかな？）、大人になってもプリンセス気分の勘違いは多い。家の娘も、気分はプリンセスらしくラブリーなものを好むがあんな豚小屋みたいな部屋のプリンセスじゃあねえ・・・

  2005年02月02日

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• イラク選挙

  国破山河在　城春草木深　感時花濺涙　恨別鳥驚心　烽火連三月　家書抵万金　白頭掻更短　渾欲不勝簪　戦乱に荒れ果てた唐の長安を見て、杜甫は嘆き春望を詠んだ。イラクの人たちも同じように、自分達の国が戦争によって荒れ果てていくのを嘆いていたに違いない。イラクで選挙が実施された。事前のテロ予告もあり、実際イラク各地でテロによって30人以上の人たちが亡くなったそうだが、イラク国内、国外ともに高い選挙率だったようだ。まだ開票結果が出ていないが、予測ではシーア派に政権が移りそうらしい。新しい政府が出来ても、混乱は続くだろうがシーア派、スンニー派ともに協力して、新しいイラクを興してイラクの人たちに真の平和が訪れて欲しいと思う。先日ニュースを見ていたら、イラクの若い男の人が出ていた。彼の兄はイラクで警察官をしていたそうで、戦後の治安のために働いていたが、道半ばでテロによって命を落としてしまった。彼は、兄を尊敬しており、彼もイラクの復興に尽くすために警察官になるらしい。アメリカのイラクへの攻撃にはいまだに疑問は残るし、本当に必要があった戦争なのか私には分からないけれど、早くアメリカ軍が撤退し、イラクの人たちがテロや攻撃に怯えることがない普通の生活が出来ることを心から望んでいる。

  2005年02月01日

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• 週末観た映画

  週末の夜は、大体映画をみる。シアターまで歩いて10分掛からないくらい、車だと2分くらいなので、子どもも見られる映画をやっているときはシアターにいくが、大抵はレンタルショップでそれぞれが見たい映画を借りてくる。今回は｢Without a Paddle 」「The Village 」を借りてきた。Without a Paddleは分かり易いコメディーで、それなりに楽しめた。The Villageの方は、最初スリラーなのか、サスペンスなのかと思いながら、アーリーアメリカンの村に忍び寄る｢何か｣と、村の秘密とはいったい何なのかと観ていたが、最後の方は意外な事実に結構驚いた。私は両方とも結構面白かったが、夫はThe Villageは途中かなりつまらなかったらしい。来週末は、夫が留守にする予定なので彼の嫌いなホラームービーを堪能しようと密かに楽しみにしている。

  2005年01月31日

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• キス嫌いの夫婦

  実は、私も夫もキスが好きではない。頬やおでこ、または唇でも軽くなら許容できるけれど、ディープなキスや音の出るキスは生理的に抵抗があるので、恋人同士だった頃や、新婚の時にもほとんどしなかった。夫も、ディープキスは口内衛生の観点から抵抗があることと、その当時は小さな町には珍しい一卵性双生児で、しかも今は見る影もないけれど、ぽっちゃりとした可愛い男の子だったので、おばさんたちのキス攻撃にかなりさらされていたのが相当嫌だったらしい。二人ともキス嫌いなので、お互いの間では問題が全くないのだけれど、ここはキス大国アメリカ。いたるところで目撃してしまう。映画やドラマなら別にかまわないけれど、普通の番組に出てくるカップル、例えば私はHGTVが好きなのだけれど、家を探していたり、改装したりする番組に出てくる、特に美しくもなんともないカップルが、チューチューと音付きでキスをしてたりするのが激しく嫌。街中でも、時折場所柄選ばずチューチューカップルは出現する。見えないところでこっそりすれば良いのにと思う。でも、私の結婚生活ほぼ10年の経験からいえば、人前でやたらとキスをするカップルは以外とあっさり別れてしまったりする。常に親密さをディスプレイしていないと不安な関係だからなのか、それとも、熱くなりやすいものは冷めるのも早いという事なのか。ま、余計なお世話かな。

  2005年01月30日

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• お金戻ってくるかなー。

  夫の兄に、去年1,000ドルちょっとの貸しがある。夫の兄は、GFとその連れ子と一緒に住んでいるのだけれど、彼らの住んでいる家の大家は私達で、かなり格安の家賃で貸している。もともとその家は、夫の兄が前妻と子ども達と住んでいたのだけれど、離婚のゴタゴタ、養育費、弁護士代諸々でローンが払えなくなった為、夫が家を買い取ってローンを肩代わりした次第で、しかもその当時夫は兄に$5,000くらい貸している。去年、家賃が滞ったことがあり、それが1,000ドルちょっと。モーゲージの支払いもあるし困るので、タックスリターンのシーズンでもあり、夫に滞った分の家賃を払えるかどうか、夫の兄に聞いてみてと頼んだ。夫の兄は、とってもいい人なのだけれど金銭管理に関してはどうも信用しきれない部分が多く、それが私達の頭痛の種になることもある。昨夜夫は、彼の兄が2月中旬頃お金を払うと約束したことを私告げた。｢K(夫の兄)が2月中ごろに全部支払ってくれるって言ってたよ。でも、もし約束が守れなかったら君ががっかりすると思って言おうかどうか迷ってたんだ。」｢本当に払ってくれるかなー。払ってくれるといいなー。」｢う～ん。｣なんとなくあまり期待できないような気もするけれど、払ってくれるといいな。ついでに、その昔貸した$5,000も早く返してくれるといいのにな～。

  2005年01月28日

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• 米国在住徒然草

  つれづれなるままに、日くらし、硯にむかひて、心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。 吉田兼好程の文才も無く、特にネタも無いけれどアメリカで暮らす日々をつれづれなるままにダラダラとこれからのんびり書いていこうと思っています。昨日の朝、起きるとキッチンのカウンターにクリスピークリームのドーナツの袋が！夫は仕事で夜遅く帰ってくるので、その日の出来事などを話した後、私はすぐ寝てしまうのだけれど、夫はしばらく起きているので私が寝た後に置いておいたらしい。私達の住んでいる所は、人口1万人くらいの田舎町なので、クリスピークリームはここからハイウェイで一時間くらいの州都にあるだけなので、彼は私が寝た後で往復2時間掛けて行って来たのか、それともどこかで出張販売でもしていたのかと思いをめぐらしながら、まだ寝ている子ども達の耳元で｢ドーナツがあるよ～。食べる～？」と囁くとむにゃむにゃと起きてきた。子ども達は、牛乳とドーナツ、ブドウとリンゴを食べ、私はドーナツとコーヒーで朝食を済ませた。ふとリビングのテーブルを見ると何か紙が置いてあったので見ると、エアロビクスのスケジュールだった。昼近くになってようやく夫が起きて来たので聞いてみた。｢ドーナツ美味しかったよ、ありがとう。でも、どこで買ってきたの？」｢どこだと思う？」｢えー、仕事場？それとももしかしてウォルマート？」｢ブー。近所のコンビニでした。ところでテーブルの上の紙みた？」｢エアロビクスの？」｢そう。昨夜ジムから持ってきたんだ。」｢・・・ふ～ん。じゃあそのうち行ってみようかな。」数々のホリデーを乗り越え、脂が乗り切ってきた体に危機感を感じ、家でダンベル体操や、ピラテス、ステップエクササイズはしていたけれど、ジム通いを暗に勧めたかったらしい。昨夜も一通りダンベル体操や、ストレッチをして夫の帰りを待ち、彼が帰ってきてから就寝。今朝起きると、今度はクリスピークリームの箱がキッチンカウンターに！太らせたいんだか、痩せさせたいんだかよく分からないけどとりあえず今日もドーナツ＆コーヒーをありがたく頂ましたよ。明日もあるのかな。

  2005年01月27日

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