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2005年11月7日午後7時11分
ガゾリンが高くなったり、 “エコカー”と言う言葉が多くなったり、 車は、ただの道具でしかなくなって来て “スポーツカー”当言葉が無くなって来たこの時代に、 ターボ車のにっているのはどのくらいいるんだろう? 走る事を愉しんでいる野茂はどのくらいいるんだろう? そんな事を考えながら 家を出発しました。 IMPREZA WRX STi Ver5 1998年10月、発売当初から「完熟!軽量戦闘機」などと雑誌で取り上げられた、 コンパクトスポーツカーです。 スバルがWRCを勝つために、作られた、市販車ウエポンとも言えます。 1600ccクラスの大きさしか無く、車重も軽いのに、 当時、日本で最高の「280馬力」エンジンを積んだ、 キツネの皮をかぶったオオカミのようでした。 広い国道を抜け、渋滞を過ぎると、少し細くてカーブの続く道へと入りました。 このような道が、彼の得意とするところ。 午後7時29分 一瞬にして40km/hから120km/hまで加速出来るエンジンパワー、 一瞬にして120lm/hから40km/hまで減速出来る制動力 道は悪いけど、AWDが何の問題も無く、安定して走行出来る。 すでに226000kmは知っているが、280馬力をたたき出しているのはこのときよくわかりました。 これが最後になってしまう事も知らずに。 カーブの続く道を抜けると長い直線に出ます。 スポーツ走行のあとは燃費走行です。 直線は出来るだけ定速でアクセルを開けずに走ります。 ターボブースとが上がらなければ、かなり燃費がよく出来るので、メーターとにらめっこ。 午後7時34分 メーター読み65km/h走行中(実速度で58km/h) ある交差点に差し掛かりました。 そのとき、10m先が右折車で半分塞がれました。 ブレーキを踏もうと思った時には目の前は真っ暗になりました。 手に何かぶつかったのを覚えています。 後ろの方で何か割れるような音がしました。 気がつくと、目の前は煙のようなもので真っ白。何かガス臭いです。 少し経つと煙は消え、ハンドルからエアバックが垂れ下がっていました。 手にぶつかったのはエアバックでした。 目の前にはガソリンスタンド。どうやら、ぶつかった衝撃でどっちかに向いたようです。 とりあえず、車を降りようとすると、運転関川のドアは開きません。助手席側のドアから降りました。 フロント右側は大破。その衝撃で、左に飛ばされた時、電柱にぶつかったらしく、左リア側のドアが大破。何か割れた音はドアのガラスが割れた音でした。 ふと、相手側を見るとバラバラになった軽自動車。 エンジンがむき出しになり、エアロパーツやベルト、オルタネータまで、散乱しています。なんと危険な乗り物なのか。 免許を取って半年の女性ドライバーでした。右折に確認無く曲がろうとしたようです。 衝撃でタイヤがあらぬ方向を向いてしまいなかなかアローダーに積めません。 ウィンチで引っ張って阿多はいいですが、今度は降りられない。 何か、彼が降りたくないように見えました。 修理屋の社長が来てくれてフォークリフトで運んでくれました。 見積もりの結果 修理代:200万以上 修理期間:不明 直っても今までどうりになるか分からないそうです。 何日か悩んだあげく彼と別れる事にしました。 7年間、226000kmの思い出。 あの感覚、いつまでも忘れたくない。 さらば、IMPREZA WRX STI Ver5 またいつか 共に走ろうではないか お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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