Llamako's Blog

ダンナのお母さんが先日熱を出して倒れてしまいました
数年前に大掛かりな手術をしてから、
体調がいつも思わしくないようです。
昔はとても活動的だった彼女が家の中で何もせずにいることは
きっとどんなに“Frustrated”であるか。。彼女の心中を察します。

日本で病み上がりの人がよく『お粥』をいただくように、
アメリカ人にとってもお馴染みの食べものがあります。
それは『チキン・ヌードルスープ』
よく術後で絶食から液体、そして初めて固形物をOKされた患者さんがオーダーするのが
あのキャンベルの『チキン・ヌードルスープ』です。
私も一回試してみましたが、何とも塩分が強すぎて好きになれませんでした。

私が結婚したばかりの頃、
ダンナのお母さんがホームメイドのチキン・ヌードルの作り方を教えてくれました。
とても美味しかったので、我が家でもときどき夕食に作ります。
今回はあまり体調の優れない彼女のために作って持っていきました。

シンプルだけど美味しいのでお勧めです。

用意するものはチキン（丸ごと）セロリ、玉ねぎ、小麦粉、卵


チキンをまるごと鍋に入れ、水をチキンがつかるまで加えて煮ます。
（画像、そのままですみません）
チキンがホロホロになってきたらチキンだけボウルに取り出します。
鍋にはチキンから出た美味しいブイヨンが残っています。
チキンは皮と骨の部分を取り除き、身の部分だけ小さくほぐしたらまた鍋に戻します。

その鍋に今度はみじん切りした玉ねぎ、セロリ、胡椒、塩を加えてよく煮こみます。

この間、別な鍋で今度はマッシュポテトを作ります。


ジャガイモの皮をむいて、乱切りにして湯でます。
ジャガイモが柔らかく茹で上がったら、お湯を捨てます。
ジャガイモにバター（は加えなくてもOK)、ハーフ&ハーフ、塩＆胡椒を加え
マッシャー、またはミキサーで混ぜて出来上がり。

そしてもう一つ、今度はヌードルを作ります。


卵2つを入れて、フォークで混ぜ、そこに小麦粉1カップを入れてよく混ぜます。
とてもSticky（粘りが強い）なようであれば小麦粉をもう少し足すなどして調節します。
まな板に小麦粉をたくさんつけて生地がくっつかないように気をつけます。
丸めたとき、耳たぶくらいの硬さがベストです。
生地を4等分し、そのうちの1つを麺棒でうすく伸ばし、
小麦粉をはたいて丸めてからナイフで細く切ります。
（切ってから小麦粉をまぶして麺同士がくっつかないようにします）
それを4等分しているので、4回繰り返します。

作った麺を煮立っているチキンスープに少しずつ入れます。
麺を入れたら、すぐかきまぜます。じゃないと、くっついてしまいます。
麺を入れたあと、また塩を足して最後の味付けをします。
私は日本で売っている“かつおだし”のめんつゆを少し加えてます。
麺がよく煮えて柔らかくなったらできあがり。

盛り付けはマッシュポテトの上に、このチキン・ヌードルをかけます。


シンプルだけど美味しい家庭の味です
ダンナのお母さんも、たくさん食べてくれたようで喜んでくれました。