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例年にないこの不況のおかげで、
いろんなところに思わぬ影響がでてきている今日この頃です 我が家も実は息子が小学校にあがる前に現在の家を売る予定でいました この家は息子が産まれてから新築したものですが その時は『学区』などということも考えることもなく 結婚当初住んでいた借家の近くにたまたま良い物件を見つけたので そこに家を建てることにしたのでした ところがいざ息子が小学校にあがる年くらいになると やはり気になるのが“学校”のこと 家の近くの小学校はヒスパニック系の子どもたちが多く通っていて 学校内でもスペイン語を頻繁に聞く、との話 既に小学校くらいの子どもがいるお友達からもいろいろ情報を集め、 結局市内で学区の良い地域へ引っ越そうということになりました (こちらでは住んでいる区域の学校へ行かなければならないため) ちょうどその頃、引っ越したい区域に気に入った土地を見つけたので 早速購入することにしました そして現在の家を売るためにリアルター(不動産業者)を雇うことに 果たして一体何人のリアルターに会ったことか 私たちが家を売ることをどこで知ったのか、 連日のように何人ものリアルターが家に電話をしてきました リアルターによっては家へいきなり尋ねてきて、 『ちょっと家を見せて』(!)と言ってくるリアルターもいました そのなかで一人、とても感じの良い女性がいました 最初は彼女のことも断っていたのですが、 いつも家のドアの前に置手紙なんかを置いてくれて (“庭がきれいですね”とか“是非いつでも電話してください”などのメッセージ) なんだか親身になってくれそうな感じがしたのです。 彼女と実際会ってみて、ダンナも私もとても好感を持ちました それで結局彼女にお願いすることにしたのですが。。 ところが親身になってくれたのは最初だけでした そしてこの不況でなかなか家を売ることが困難な状況になりました 何回かオファーはもらったのですが 『買い手』市場のため、私たちが希望していた金額より遥かに低い金額のオファーばかりでした もちろん多少の交渉は予想していましたが、 本当に『ええー?』という値段ばかり。。 これでは家を『売る』というよりは『あげる』という感じでばかばかしい 現在の家を建てるとき、いろいろとアップグレードをしたので 私たちも多少なりと思い入れがある家でした 幸いにも希望していた学区に土地を持っていたため、 “将来はそこに引っ越す予定です”という理由で 息子を希望する小学校へ通わせることができました ダンナと本当にいろいろ考えて、結局現在の家もそのまま保持することに決めました 少なくとも何年かこの不況が終わるまでは。。。 その後、借家にするか、または売るか?決める予定です そしたら気分的にも何だかラクになりました その頃、そのリアルターとの契約も切れそうになっていたので (通常6ヶ月更新です) ちょうど良い機会だと思い、メールで今の家をそのまま保持することにした旨を伝えました 1日、2日と経ちましたが、彼女からは何の連絡もなし。 こちらとしてもキーボックスに入っている家のカギを返してもらう必要があるので 再度メールにて彼女に連絡しました。 そして翌日、たった一言彼女からメールが Key is under garage door (カギはガレージのドアの下です) 初めも終わりの挨拶も何にもなし たったこの一言だけ。。 一応私たちは彼女に6ヶ月お世話になったカスタマーなのに?? メールを受け取って急いでガレージのドアを開けてみると ちょうどドアの下にキーがそのまま投げ入れられていました いやいや、怒りを通りこして呆れました ダンナは『でも彼女と同じレベルになんかなりたくないから。』と言って ちゃんとカギを返してくれたお礼を丁寧にメールで返していましたが。。 (私にはできません、きっと) そして2,3日後、実は彼女から手のひらを返したように親切な別のメールがきました 『実はあれから、私の別のクライアントがあなたたちのお家を買いたい、と申しでているのですが、いかがですか?興味がおありですか?』と。 もちろん返事は“ノー。” 彼女とはもう今後絶対ビジネスをしたくなかったので。 彼女との更新をやめてから、 それを嗅ぎつけた(?)多くのリアルターたちからまた何度も連絡が来ています(数十件です。。) 今はもう売るのは止めたので全て断っています。Whew~! 他州でリアルターとして働いている友達にこのことを愚痴ったら 彼が 『そうそう。信用できるリアルターってなかなかいないよね。 だから僕は自分がリアルターになったんだよ。』 と笑っていました それにしてもカスタマーサービスって、 と考えさせられた出来事でした。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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