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2010.08.30
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カテゴリ:アメリカでナース
今月もまたプリセプターとして新入りの看護師さんを教えています。

今まで何人かの看護師さんを教えてきましたが、今回はさすがに私も少し悩むことがありました。

Jは本当に思いやりのある優しい女性で“お友達”としてなら、きっと最高なんだと思います。
患者さんの立場からしても、こんな思いやりのある素敵な看護師がケアしてくれれば、とっても嬉しいんじゃないかな、と思うくらい。
Jはそれくらい素敵な女性なのだけど、でも仕事場でのこととなると-とにかくJはマイペースと言うのか、時間の管理や優先事項が守られていないことが多々あって、いつもであれば『褒めて伸ばす』をモットーにしている私も、さすがに今回は注意することが多くなってしまいました。

Jの最後のオリエンテーションの週、通常であればプリセプターの私は一歩下がってJにすべての仕事を任せて“見守る”と言うのが今までのパターンだったのですが、とてもじゃないけどJにはそこまで任せることができませんでした。

例えば急患が血便を何度もして輸血が必要なくらいヘモグロビンが低くなっている状態なのに、他の患者の(急ぎではない)ドレッシングを変えていたり、9時に始めるTFやTPN/ILなどが11時になっても今だ始まっていなかったり、最初は一歩Jから離れて見守るつもりでいた私もついには我慢の限界を超えて患者のケアを手伝うことが多々ありました。

最後のオリエンテーションの週には、通常Jがすべての患者のケアを請け負うことになるのですが、とてもじゃないけれど彼女にはそこまでの余裕がまだありませんでした。

でも彼女のすごい(?)ところは、これくらい切羽詰まった状態であっても全然“ストレス”を感じているように見えないところでした。-もしかしたら心の中ではかなりストレスを感じていながら外見ではそれを必死に抑えていたのかもしれないのですが-私はよくJに

“How's it going?”“Is everything all right?”“How are you doing?”『どう?大丈夫なの?』と頻繁に尋ねるようにしていましたが、

彼女から帰ってくる返事は決まって“Good.”『大丈夫よ。』(この返事が一番良くないのです。実は全然“大丈夫”じゃないのだから。)

しかも彼女が“I think We are doing good!”『私たち、良くやってるよね。』とオリエンテーション最後の週に言った言葉には思わず苦笑い。(“私たち”???本当はJが一人で片付けなければいけない“問題”であるはず。)

そしてJが“Can I help you with anything?”『何かお手伝いしましょうか?』と聞いてきたときには、思わず耳を疑いました。“患者AのDrsgはもう変えたの?TFは?輸血は???”やるべきことがまだ山盛りに残っているのに、なぜそのようなことを言える余裕があるのか非常に不思議に思いました。

Jの最後のオリエンテーションの日、Jを呼んで話し合いをしました。

もちろんJの仕事のネガティブな面だけではなく、最初はJの良いところをいっぱい話して、その後なるべく具体的にJが仕事上で改善するべき点を挙げて、その上でJがまだ“ひとり立ち”ことは不安だと思うということをストレートに伝えました。彼女はそれに反論せず(よく我慢して聞いてくれたと、これは感心してしまいましたが。)オリエンテーションを延長してもらうことをマネージャーに話すと納得してくれたのですが、仕事からの帰り道はやっぱりJとそのような話し合いを持ったことが後を引いて心が重くなりました。

でももしあのままJの仕事を認めて“ひとり立ち”させたら、Jが複数の患者のケアを一人ですることができず“クラッシュ”してしまうことは目に見えることだったので、やっぱりそのような決断をしたことは間違いなかったんだと思います。それにもしあのままJをひとり立ちさせて、彼女が大きなミスを犯した場合、彼女をひとり立ちしてもOKだと認めたプリセプターの私にも責任が及びます。

人を教えるって難しいなぁ、とあらためて思いました。オリエンテーション最後の日には、本当は“Great job!!”と握手してひとり立ちをお祝いするのですが、Jに対しては。。やっぱり申し訳ない気持ちもあります。でも彼女があらためてひとり立ちするときには、そのときにはちゃんと心からお祝いしたいです!

じゃ、そろそろ仕事のことは忘れて、またしばらくは『主婦業』に戻ろう。。スマイル





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Last updated  2010.08.30 18:19:02
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