+++ウクレレ日記+++

アロハ！

先月の話となりますが、話題の映画「レ・ミゼラブル」観てきました！
タイトルの意味は、「悲惨な人々」「哀れな人々」という意味だそう。
たしかに、登場人物の運命は、みんな悲惨です、、、
ジャン・バルジャンは、救済されるのですが、
信念の男、ジャヴェール警部は打ちのめされて、
本当に可愛そう（悲惨！）。登場人物の誰に一番、感情移入出来るかで
性格診断できそうな話です。

さて、映画は素晴らしい出来映えでカメラワークも凝っていてかっこいい～。
そして、キャストの素晴らしい芝居と歌！
みんな、こんなに歌がうまかったのかとびっくり。
とくに、アン・ハサウェイの熱演、熱唱には鳥肌です。

ヘレナ・ボナム・カーターが、いつものメイクっぽい感じで出演しているのが、
ご愛敬ですが、この人の素顔って、ほとんど見たことないかも。
相方がジョニー・デップなら、さらに完璧！？

ストーリーは、小説は読んだことがないのですが、（だいたいの流れは知ってましたが）、
フランスの社会情勢や人々の生活もよく描かれています。
革命を煽動したマリユスが、じつはブルジョワ側の家で育ったということ、
革命を目指したが、肝心の市民達からは見捨てられたこと、
そして、仲間を失ったマリユス、結局はブルジョワ側（祖父側）の祝福を受け、
盛大な結婚式をあげるなどなど、単なるプロレタリア文学ではなく
大きく俯瞰した視点で描かれているあたりが、普遍の名作たる所以かもしれません。
観て損はない映画なので、是非是非、映画館で楽しんで頂きたい映画です。



不屈の怪力男、ジャン・バルジャン！
どこか遠くに行ったかと思うと、
いつも、意外と近くに潜伏してます。
そして、河に飛び込んでも、次の場面では
ちゃんと乾いている（しかも帽子も着用）。
逃走資金も、どうしているのか謎の多い男です。


 

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