カテゴリ:雑感
吾妻ひでお氏が亡くなったと聞き驚きました。 69歳、人生100年時代の現代では早過ぎる! 私は「ふたりと5人」は雑誌掲載時に読んでいた覚えがあります。 でも、吾妻ひでお氏の存在を知ったのは最近の事です。 やはり手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞した「失踪日記」がきっかけです。 家出した人はいったいどこで何をしているのだろうか? 一時期、私は失踪者や家出人のことについて調べていたのでした。 そこで漫画家でありながら、2度も失踪してしまった吾妻ひでお氏を知ったのでした。 その後、私はアル中について調べることにもなりました。 友田明美氏の書籍を読むと 幼少時に愛着障害があった人はアルコール依存症になる可能性が高まるといった主旨の調査結果が記されていたからです。 私自身がそうなので、もしかして私はアル中になってしまい易いのかも? そう危惧したので、アル中について調べ出したのでした。 するとここでも吾妻ひでお氏の「失踪日記2 アル中病棟」に出会うわけです。 吾妻ひでお氏の両親は幼少時に離婚しており、もしかして愛着障害があったのかもしれません。 愛着障害とは、 子どもが泣いて、「ママ~」って抱き着いたりしますよね。 それが出来ない状態を愛着障害と言うと私は理解しています。 漫画家で失踪した人って他には聞きませんからね。 ストレス耐えられず、失踪、アルコール依存症に吾妻ひでお氏がなったのには理由があったのではないかと思う訳です。 この漫画の中で吾妻ひでお氏がアルコール依存症について病棟で学んだ事が記されています。 失踪日記2 アル中病棟の中でも、”幼少期の心的外傷”についての描写があります。 心的外傷には上記の愛着障害以外、親による子どもへの暴力・暴言が含まれます 私が育った頃は、しつけで親が子ども殴る蹴るは当たり前でしたからねぇ ・・・ カナ─・゚・(´っω・。)・゚・─シィ… また、吾妻ひでお氏のアル中は教科書通りの王道だったと描かれています。 この漫画を読むとアル中についてかなり良く分かりますね。 アルコールもタバコも食道がんのリスクを高めると言います。 ある意味、69歳で逝かれたのも教科書通りだったのかもしれません。 私は調べる過程で失踪後の吾妻ひでお氏の作品を読みました。 昔で言うロリコン、今でいう萌え 本当に上手に描きますね。 特に女子高生は、ちょっと問題だなぁと思う程、印象的な描写ですね。 危ない性癖の人を助長する様な ・・・ 吾妻ひでお氏は実際、女子高生が大好きだったみたいです。 うつうつひでお日記では、日記がダラダラ書かれているだけなのですが、女子高生のスケッチが沢山あります。 普段から女子高生をよく観察していたのが分かります。 そういう意味では面白い本です。 失踪・アル中・ロリコン 吾妻ひでお氏の作品はこれからも影響を与え続けることと思います。
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Last updated
2019.10.24 21:21:05
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