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2008.11.07
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カテゴリ:思春期

 

風邪をひいた時、仕事から帰ってきたプーに、

「風邪ひいちゃったみたい」って言うと、

彼はこう答えるんです。

 

「薬飲んだ?」

「寝てなよ」

って・・・

 

私、何かそれがものすごく嫌だったんです。

なぜって、私はそういう言葉を求めているんじゃなくて

「そうなの?大丈夫?」っていう言葉が欲しかったんです。

そう言ってくれれば私は、

「うん、さっき薬飲んだから大丈夫。今日は先に寝かせてもらうね」

って言うのになって。

 

薬を飲むとか、早く寝るとか、

そんなの知ってるんです。

 

それよりも、ただ話しを聴いて欲しかった。

調子が悪いという気持ちを、

受け止めてくれればそれでよかったんです。

 

何か悩みを抱えている時、

不満がある時、

体調が悪い時、

辛い時、

 

そんな時には、

適格なアドバイスも、ごもっともな正論も、

いらないんですよね。

 

ただ、「うんうん、そうかぁ、なるほどね」と聴いて、

「辛いんだね」と共感してくれれば、

相手が自分を理解してくれている、わかってくれる、

そう思えて、元気が出るし、

一旦、受け止めてもらえることで、

自分で自分なりの解決策を考えることが出来るんですよね。

 

それは子どもも同じですね。

「宿題やりたくな~い号泣

という言葉に対し、

「だからもっと早い時間にサッサとやっちゃいなさいって、いつも言ってるでしょ」

などと、鬼の首でもとったような言い方をされたら、

たまったもんじゃないんですよね。

 

愚痴や不満、体調不良など、

マイナスなことを言ってきた時、

親は愛するゆえに、ついつい解決策を提案したくなったり、

それはダメだとか、頑張って!などと、

叱咤激励してしまいがちですが、

話しをただ聴いてあげるだけで良いんですよね。

 

こういうのを、「能動的な聞き方」とか「傾聴する」とか言いますね。

子どもが何か言ってきた時には、それがどんなマイナスなことであっても、

自分の価値観に合わないことであっても、聴き役に徹するのです。

 

能動的な聴き方(傾聴)の仕方は、

子どもと目線をあわせて、耳だけでなく、

子どもの表情やしぐさを観察しながら、聴く。

子どもの言葉に、先入観を持たず、批判もせず、

ただ素直に、丁寧に聴く。

途中で口を挟むこと、意見やアドバイス、励ましもダメ。

この時に、子どもが話した内容の要点を反復してあげます。

もし沈黙が続いても待つ。

同じことを何度も繰り返し話してきても、聴く。

親の価値観を押し付けず、あくまでも、聴き手に専念する。

「なるほどね」 「うんうん。わかるよ」等と相槌をうったり、

反復(オウム返し)します。

 

あと、母親の法律では「褒めてはいけない」というのがあります。

えっ?褒めてはいけない?!

良い事をしたら褒めてあげるのがいいんじゃないの?

と思われる方も多いと思いますが、

「褒める」という行為は、

評価のひとつなんですね。

評価する者は判定を下し、

評価される者は不快なものなのです。 

だからこれも、ただ聴くだけでいいんです。

 

「100点だったよ!」

「えっ?すごいじゃない!えらいわね~」と手を叩く必要はないんですね。

「そう、100点だったのね」で良いんですね。

 

書いた絵を見せてきた。

「あらすごい、上手に書けてるわね~」と声をあげる必要はないんですね。

「うん」と言って見る。それで良いんです。

 

ただ聴くこと。

それが、どれだけ子どものパワーになるか、

これを実践している方は、毎日それを実感していることと思います。

 

相手の問題を、どうにかしてあげたい!と思うから、

提案したり、説教したりしてしまうのですが、

残念ながら、大きな大きな、余計なお世話なんですよね。

その労力は、ただ聴くことに使った方が、

相手にとっても良いのですねスマイル

 

 

 

 

 

 






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Last updated  2008.11.08 00:05:28
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