こにくまＬＯＨＡＳな暮らし

日曜日に農家さんを訪ねました。
『ナチュラルガーデンくまもと』の主催で、御船にある『増田農場』に草取りの手伝いです。
１５年前から無農薬・無肥料の自然栽培でお野菜を作ってらっしゃるそうです。

草取りなんて恐らく中学生以来かな？
農家の娘に生まれたくせに、農作業はもちろん、庭の草取りも手伝わなかったなぁ・・・。
そんな私が、まひまひと２人で参加（旦那様はお仕事で不参加）です。

今回は芋畑の草取りでした。総勢１５人くらいいたかな？
「草取りってどうやってやるんだっけ？？？」
畑に着いても一体どうしたらよいのやら…。
とりあえず、隣の方の見よう見まねで草取り開始。
中腰で一列ずつ草を抜いていきました。
やっかいな草も沢山生えていて結構力が必要です。
畑の中には色んな生き物もいました。バッタ・毛虫・蜘蛛・名前の分からない虫…。
さすがに毛虫と遭遇した時は「ぎゃー！！」と叫んでしまいました。

私が草を取ってる間、まひまひは畑の真ん中にいました。
盛り土と盛り土の間に座って、穴を掘ったり・草を引っ張ったり・土を食べたり…。
保育園で泥んこはしょっちゅうなので、何のためらいもなく１人でもくもくと遊んでました。
「ここの土は安全だから食べても大丈夫よ。ちょっとくらい雑菌が(胃や腸の中に)入った方がＯ－１５７なんか流行ったときに重篤にならないわよ」とアドバイスを頂き、特に心配することもありませんでした。

ひとしきり草取りをした後は、昼食です。
具沢山の『だご汁』と『自家製お漬物』を準備してくださいました。
新鮮なお野菜と、ちょっと涼しい空気と、参加者の笑顔！
また、参加したい！と思いました。

昼食後、他の畑に案内していただきました。
人参・ブルーベリー・ミョウガ・里芋・大根・サンチュ・玉葱・長ネギ・キウイなどなど。
うひゃー！今後が楽しみなお野菜や果物ばかりです！

途中「キャベツ畑」があり一見たわわに実っているかに見えました。
「おいしそうなキャベツですね。」と言うと、「このキャベツは病気なんだ。キャベツの中心部分が黒く腐食している『軟腐（なんぷう）』と言う病気で、もう何年も続いているんだ。もう土がダメなんだな。分かりやすく言うと土の癌だ。原因は化学肥料かな…。」と増田さん。
このキャベツ畑はもちろん増田さんの畑ではありません。
「どうしたら治るんですか？」と聞くと、「土を総入れ替えするか、１０年くらい荒地にして雑草に化学肥料を入れた分を吸い出してもらわないといけないな。」

うーん…。土の癌…。原因は化学肥料…？要するに化学物質と栄養の取り過ぎ…？？？
人間と同じだぁ。なんか切ないなぁぁぁ…。

今回参加した理由は、「まひまひに『人間は土と繋がっている』事を伝えたい」と言う思いから。
言葉ではうまく伝えられないから、肌で感じて欲しい。
今は分からなくても、きっとこう言う積み重ねが大切だと思うから。

おみやげにピーマンの苗とエゴマの苗をいただきました。
（現在プランターで育てています。）
家庭菜園にチャレンジです！！