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February 18, 2008
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カテゴリ:本の感想



奈良の事件を解決し、かつての上杉家の古戦場を訪ねた高耶と直江。だが、そこでも闇戦国の怨将の陰謀が渦巻いていた。佐々成政を狙う小百合姫の秘密とは。「最愛のあなたへ」
母に去られ、酒乱の父に反発しながらグレていた中学時代の高耶。孤独な彼の心を救ったのは、そばにいる譲の存在だった。そんな時高耶が無実の罪に問われ!?「凍てついた翼」
大人気「炎の蜃気楼」シリーズ番外編登場。
(あらすじより)


なんか、感想書くのにすごく体力使うようになってきたぞー・・・な番外編
女性向け表現が現れだしたので、無理な人は読まないほうが・・・
では感想

まずは表紙・・・アフィリエイトじゃでないんだけど、高耶さんの顔に血まみれの手がぁぁ
ってなってます
図書館で書架から出してもらったとき、マジで焦りました


「最愛のあなたへ」
佐々成政さんが奥さんの小百合姫と過去の決着をつける話です
小百合姫は成政さんにものすごく寵愛されていたので周囲からねたまれ、あらぬうわさをたてられてしまいます
それを信じてしまった成政さんは、無実の奥さんをなぶり殺してしまう
400年越しの恨みと誤解のお話です・・・つれーなー・・・

しかし直江さん、この回は特に暴走しておりまして
欲望やら、独占欲やら、無防備やら・・・作者が「変態」だっていう意味がわかるような・・・

そういや高耶さんの将来の夢がでてきますね
家裁の調査官だそうです
家庭の問題は次の「凍てついた翼」でとつとつと語られてます

この6巻は特に人の心がとてもややこしいと思います
高耶さんが「直江の気持ちがわからない」と言ってますが・・・たしかに私もわからない
だって守りたいやら、壊したいやら
もっと単純に考えなYO!!と、いいたくなりますね

結局最後はキスしちゃったー・・・てか、あそこで逃げんなよー・・・放置プレイ?


「凍てついた翼」
不良少年高耶くんの過去、家庭の問題と譲くんとの出会いのお話

思いやりも疑ってしまうような高耶くん、たばこに酒にシンナーにやりたい放題っすな
妹には優しいんだー
作者のイメージとしては織田裕二さんらしいです・・・その当時の織田さんは良く知らないなぁ
少年の織田さん・・・イメージできん・・・?


ここで出てくる家裁の調査官どの、「血は争えない」という高耶の言葉に
「血」には今まで生きてきた人の分だけ可能性が秘められている、だからどの可能性を選ぶかは君次第だと
ろくでなしの父の可能性を選ぶ必要はないと
だから「ろくでなしの父親」を言い訳にしてはいけないと言っておられました、よ

なかなか深いなぁ


ところで譲くん、同級生の話では「にこにこしてると、瞬間にふっと目が変わる」ことがあるんだって
んでつかみ所がないのなー・・・結構怖い性格してる気が


でもこうして高耶の「凍てついた翼」は(一部の人には)溶け出してきたんだなー
この回の高耶さんは特にツンデレっすな





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Last updated  February 18, 2008 09:53:44 PM
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