忘れないうちに崖の上のポニョ感想
見ないで批判をするもんじゃないと思ってレディースデイの日に観にいってきました、ポニョネタバレ含むので注意ですCG主体の昨今、セル画はよかったですたしかに絵のきれいさ、海の表現、細かな海の生物など・・・さすがジブリだと思いましたそれだけで満足って感じですねものがたりの序盤、けっこうおもしろかったですポニョが拾われて海に帰るところまではなんというか子供が親を呼び捨てっていうのが気になりましたたしかにそういう家庭もあるし、肩書きで呼ぶな、という家もありますが普通にお父さん、お母さんでよかったんじゃ?トトロを見た後だったので、余計に違和感ものがたりに入り込めなかった一環としてこれはファンタジー路線なのか、現実的な路線なのか、まったくわからなかったこと魔法がでてきたり、DNAや生態系などがでてきたり、なんかごっちゃな感じ現実的に行くならまず、ポニョはなぜ海水でも水道水でも生きられるのかという根本的なところじゃないかとこの映画見て、子供が海で拾った生物を水道水で飼おうとしたらどうするんだよって思いましたあとなぁ、オチがいまいちいきなり「試練」がでてきて、みんなは知っていて試練っていうぐらいだからきっと大変なんだろうなぁ・・・と思いきや、意外とあっさり風味というかどれが試練なのかもさっぱりわからない、これってただの「決意」じゃないの?てかポニョはハム食って、守ってあげるといわれただけで人間になろうとしたの?失敗したらポニョは泡になってしまうというのも疑問なぜそうなるのかの説明が一切ないファンタジーで片付けられたらいいんだろうけど、強引すぎだろー・・・と多分人魚姫な感じですか?もうほんとにわからないのは、月が接近するのがどうのこうの世界がどうのこうのいきなりすぎて意味わかんない・・・なんの伏線もないきっとファンタジーの知識があればわかるのだろうけど、そんなんでわかる映画ってただのマニア向けじゃないかあと水没した町はどうなるのか、とかも結局町が水没したのはポニョがそうすけに会いたかったからきっとあの津波でお父さんが死んでたら、リサはポニョをうらんだんじゃないか?この町の惨状を見て、ポニョはどうするんだろう、どう決着をつけるんだろう?というのが気になります始まって、後始末までするのがストーリーなんじゃないかって思うわけですよ人間になれました、はいオシマイ・・・じゃ、ただの人魚姫のおさわがせハッピーエンドですよいくら子供向けっていったって、こんなの面白くないんじゃないかな子供の反応がいまいちだったのもわかる気がします大人が楽しめなきゃ、真の子供向けっていえないんじゃないかなぁ私としてはナウシカも、ラピュタも、もののけ姫も、千と千尋も子供のときはただ単に見ていても、年を重ねるごとに新たな発見がある、そういう映画がいいなぁと思います何回見ても飽きないそういう映画がジブリクオリティだと思ってます今回幸いだったのが、ハウル、ゲド戦記ときて、ポニョあまり期待しないで行ったので、そこそこ楽しめた、という点です声フェチですが、声のことはあまり言わないでおこうと思います