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カテゴリ:日常の出来事/アメリカ生活/旅行
食料品やら何やら買いに
子供2人連れてお店に行った。 買い物しだして10分もしないうちに 次男(6歳)がグズグズ言い出す。 「疲れた~」 「足が痛~い!」 「もう帰ろう~!」 で、終いには泣き出す。 そして更には、動かないでそこに座り込む。 「はぁ~、、、、、。」 疲れる、、、。 「あともう少しだから!」 「おー!ほら、これ見てごらん!」 「これ終わったら、家に帰ってゲーム出来るよ!」 ......... 何を言っても無駄。 聞いちゃいない。 買い物は続けなくてはいけない。 仕方なく続けると、 転々とたまに移動しながら そして、泣きながら、 次男もとりあえず移動はする。 こんな時、兄弟って、面白いことに、 一人が聞き分けの悪い事をしていると、 もう一人は、何故かとっても良い子になるのだ。 (これ、マジで、「不変の法則」!) この時も例外ではなかった。 長男は、いつもにも増して良い子。 言わせて貰えば、 気持ち悪い程良い子になる。 「マミー、僕がジョーディー(次男の仮名)を 連れて来てあげるよ。」 「ありがとう!」 暫くして、一人で戻ってくる。 「僕、がんばったんだけど、ダメだよ。 マミーは疲れて大変なんだ。 言う事を聞かないといけないんだよって 言ってもダメだったよ。 でも、マミーのためだから、 また行ってくるよ。 がんばるよ、僕!」 「...あ、ありがとう!...」 様子を見に行くと、 何と長男はトイレットペーパーの山の中に 話しかけている。 (とうとう長男、おかしくなったか?! いや、違う、、、。) そう、次男はトイレットペーパーの山の中に 隠れているのだ! (ペーパーと間違えて買われては大変!) (んな事なーいっ!) 「ほらっ!もう終わったから、お家帰ろう!!」 それで、どうにか山の中から姿を現した次男。 レジに行く。 次男は、まだ疲れた~、痛い~だ何だと言って 泣いている。 支払いをしている最中、 長男が私の背後からこう言ってきた。 「マミー、ごめんなさい。 僕、今、 マミーの背中に手が当たっちゃった、、。」 「....?!?!....いいよ、そんな事。」 とは言ったものの、 ふと思った。 この光景、周りにはどう見えるんだろう? 2人の子供連れの母親。 一人の子供は大泣きしている。 もう一人は、たかだか手が母親にかすっただけで 大変丁寧に謝る。 虐待犯?!?! ヒェ~~~~!!! 長男よ、良い子なのはいいけど、 何と言おうか、、、 こう、、度が過ぎるのもなぁ、、、 特に、こういう時に、、、。 母ちゃんは、 あんたの手がかすった事すら気が付かなかったし、 例え気が付いても、そんな事で怒りゃしないぞー! でも、良い子過ぎる事を責めることは出来ないので そのまま何も言わず店を出た。 でもって、家に着いたら、 次男もコロっと良い子に一変して 「マミー、ごめんなさい。言う事きかないで。」 と、また皆幸せになった。 「そうね、でもわかればいいのよ。 今度からはああいう事しないのよ! あと、お兄ちゃん、ありがとうね!」 と、3人で抱き合う。 ここだよっ! この姿を見てくれよー、みんなっ!! また店に戻ろうかしらっ?! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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