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テーマ:少年&少女サッカー(888)
カテゴリ:長男のこと
長男(仮名:ジョージ)のサッカーも、
春シーズンに入り、 今日は初試合があった。 冬の間は試合は室内で行われていたので、 今日は久しぶりの外での試合になる。 最近になり、やっと実力を認められてきて、 今日も試合開始から、チームの星、Tくんの相棒として フォワードのポジションを与えられる。 長男がその位置に立った瞬間、 ある、冬の間休んでいた子の母親の 「えっ?!何で、新米のあの子がっ?!」 と言ったような視線を感じた。 冬は、一般にサッカーはオフシーズンで、 やりたい子だけが集まっていた。 3~4割の子達は休んでいた。 必然的に、冬の間は、Tくんを含め、 サッカーが大好きで、得意な子供たちの集まりとなる。 長男は、まさにそんな冬の間の練習で、 大きな進歩を見せ、認められてきたのだ。 そういった事を知らない、 まだ、秋シーズンでの ”あまり使ってもらえない長男” しか知らない冬シーズン休んでいた人たちは、 いきなりTくんと一緒に立っている長男を見て 驚いたのであろう。 無理も無い。 私はそんな視線を感じながら、 黙って心の中でこう思っていた。 「全力を尽くせば、 ここで真の実力を証明できるチャンスだ。」 ぜひ長男に、今までの努力の成果を発揮してもらいたい。 そうして始まった試合。 冬の間活躍を見せていた長男だったが、 何故か今日は何かが違う。 走ってもすぐ疲れるようだ。 動きも鈍い。 はっきりと調子の悪さが見られる。 もしやっ?! 実は、 長男は昔5~6歳の頃、医師による検診の際、 『激しい運動に伴う喘息持ち』 と診断されたのだ。 それ以来、”激しい運動”をする際は 薬を与えていたのだが、 その薬の残りがほとんどなくなってきているにも関わらず 補給するにあたり、医師と薬局と家の間で勘違いがあり 補給が間に合わなかったのだ。 でも、冬の間は、薬が無くても大丈夫のようだったので 今日も行けるか、と思っていた。 ところが、だ。 外は花粉などのアレルギーシーズン真っ只中。 多少のアレルギーも持っているのでは? ということも医師から言われたので、 きっとアレルギーも手伝い、 運動時の喘息(と言っても、軽いものだが)も 悪化したものと思われる。 いつもと違う。 がんばりが見られない。 かなり調子が悪そうだ。 とは、親の我々が思う事。 他の人にとっては、 長男の喘息の事も、アレルギーのことも知らないし、 冬の活躍&上達をも知らない人たちにとっては、 今までの長男と変わりない、 やはりあのポジションはまだ無理なんだ、 と確信させられるものとなったに過ぎない。 試合始まって15分もしないうちに、 ポジション交代となった。 せっかくのチャンスと思っていたので、 残念ではあったが、 それは長男の母である私個人の気持ち。 問題はチーム全体がどうであったかだし、 まだチャンスはいくらでもあるので、 長男の実力が認められなかっただ何だを 残念だったとは思っていない。 ただ、こんなに長男が息切れして疲れるという事を 知っていれば、 もっと切れかけていた薬の補給に真剣になったのに、、、 と、親の義務が足りていなかった事に対して 反省、後悔、と悪い気持ちで一杯だ。 次回からは、 思いっきり走り回ってもらえるようにしなくては。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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