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精索静脈瘤とは腎静脈から内精索静脈へ静脈血が逆流することにより、嚢上部での蔓（つる）状静脈叢が怒張・うっ血している状態をいいます。精索静脈瘤は一 般の健康な青年男性の約１０％に認められるのに対し、男性不妊症患では約２０～４０％と高率に認められ、さらに精索静脈瘤の程度は精巣容積の減少、精液所 見の悪化と関連があると言われています。一般に精液所見が不良な方や静脈瘤に伴う症状のある方（陰嚢部の痛み）は手術適応があり、手術により、約 ６０～７０％の方で精液所見の改善を、約３０～５０％の方でパートナーの妊娠が得られると言われており、男性不妊症の重要な原因の一つとして考えられてい ます。


こんな記事を見つけて不安になった私。
夫は前々から時々陰嚢痛を訴えることがあり、それはソケイヘルニアじゃないかと勝手に思っていたのだが、もしかしたらこれかもしれない。

昨日帰宅した夫に、精液検査の結果を伝えた。
今までにない悪い値に夫もショックを受けた様子。

ついでにこの病気のことも話してみた。
「この可能性があるんじゃない？　検査してみる？」

すかさず夫は「恥ずかしいからやだ」と言う。
でも後になって、私が望むなら検査してもいいと言ってくれた。

正直検査すべきなのかどうかわからない。
原因を突き止めるためには検査するのが一番手っ取り早いのだが、結果を明らかにすることが果たしていいのだろうか。

もし静脈瘤があったら・・・。
不妊の原因はこれだと考え、手術をすすめるだろう。
しかし手術後6～7割の人しか、精子所見は改善されないとのこと。
手術してもよくならなかったら？

もし静脈瘤がなかったとしたら・・・。
物理的な異常はないと判明し、今の悪い状態は「ストレス、疲労のせい」ということも判明してしまう。
そうしたら今の労働環境が悪いということになってしまう。（確かに悪いんだけど）
もっと暇な部署に行ってとも言えないし、仕事大好き夫には仕事をセーブする方がストレスになってしまうのかもしれない。

うーん、難しい。
このまま精子状態が悪くても、体外受精や顕微授精をすれば問題ないのかもしれないが、夫は今の所ステップアップは嫌がっている。
そうなるとやはり検査してみるべきか。

私がこんなことをブツブツ言っていると「あんまりプレッシャーかけないで」と言われてしまった。

・・・プレッシャーに感じるんだ。

なんか、どうしていいのかわからない。
もっと二人でとことん話し合うことが必要だ。
でも夫はこの話を嫌がる。
まだ「子供は授かり物」なんて思ってる。
確かに授かり物だけど、うちの場合は授かるために努力をしなきゃいけないんだよ！


でも排卵後にこういう話をするのって良くないのかな？
今妊娠していれば検査もステップアップも考える必要ないんだし。
もっと今の自分を信じてあげなきゃいけないのかな？
あああ、悩むなぁ～。