彼女の事情 vol.1
9日の日記に「私の親友にもいますし、やった事もあります・・・(^^ゞ)」と書いたことの説明(私のことは、そのうち「-今までの恋-」で書きますので)親友の方の話を・・・。彼女は、私の親友であり、とても明るくて面白い子です。そして学生時代はとても人気者でした。彼女は、学生時代から付き合っている人がいました。あまり細身ではない劇団員。当時、劇団に所属していた彼女は、そこで彼と知り合います。タイプとしては細身がお好みの彼女でしたが彼の芝居に打ち込む姿勢をとても尊敬していました。愛していました。家に行って、料理を作ったり掃除をしたり甲斐がいしく、身の回りの世話を焼いていたりして、どんなに苦労しても、その人と一緒になりたいと思っていました。しかし、いつしか彼女は彼の周りに他の女性の影を見ます。仕事が”いっぱいいっぱい”になってきた彼女は心配はしても、彼を信じていました。ある日の夜中、彼女の家の電話が鳴ります。彼女の母親が「はい、もしもし○○ですが・・・」と出ると、電話はプツッと切れてしまいます。他の日は「とんでもない女ね!」という罵倒する声。それが何日も続きます。そのうち、郵便が届けられます文面は「彼と別れなさい!殺すわよ!」「あんたのすべてを知っている」「レイプさせるぞ」など・・・。穏やかではない文章。彼女も家族も、精神的に追い詰められていったそうです。そんな折、彼女は彼に電話を入れます。彼は「今はちょっと・・・」と。その後ろでは、女性の「あの女でしょ!ふざけんじゃないわよっ!!!」という怒鳴り声。「落ち着けよ」電話先の彼。彼女は、彼の後ろで聞こえる声に聞き覚えがありました。夜中の電話。そして、共同公演をした時の相手の劇団員。彼女は「頭の中が真っ白になった」と言っていました。悲しみより恐怖を感じたとも言っていました。話し合いの時、彼は彼女に「お前が仕事仕事で、一緒にいられる時間が減った。 こんなんじゃ付き合っている意味が無い。別れよう。」と、言ったそうです。仕事をしている事、忙しいこと、一緒にいられる時間が減った事すべて理解してくれていた(と思っていた?)ハズの彼が、浮気をしている彼が言ったのだそうです。彼の部屋へ行き、今までの事を思い出したりしながら自分の荷物をまとめる彼女。ベッドを見つめ、今まで愛し合ったことを思い出した直後そのベッドで他の、”あの女”と愛し合ったと思うと吐き気を模様した・・・と。彼女は、しばらく、人を信用するのが怖くなり出来なくなってしまったそうです。 ・・・つづく