テーマ:福祉医療関係(1061)
カテゴリ:◇看護・医療
精神腫瘍学(サイコオンコロジー)という言葉をご存知ですか? 私はつい最近になって知ったんです、”がんとココロの研究” ざっくりとまとめちゃっていますね、 その目的について国立がんセンターで紹介されていたのをご紹介しますと・・・
<国立がんセンター 精神腫瘍学グループ http://pod.ncc.go.jp/index.html>
がんに限らず、リスクが高いとされる病気になったとき 人に起こる精神的な影響をまとめたものは、学生時代から数多く目にしてきました。 そしていま、改めてココロの状態が、がん患者さんの予後に かなり影響しているという見方も公の場に現れてきているようです。
そして、ココロをいい状態に保つアプローチも 民間のみならず、医療現場にも着実に広がっています。
先月、札幌市内で行われたホロトロピックのイベントでは、 中央区にある響きの杜クリニックの西谷Drが、 婦人科腫瘍の患者さんの心の状態と生存率について 10年以上も追跡調査されたスライドをみる機会がありました。 Drとも直接、お話できることができ、治療技術のみならず コミュニケーションサポートについて国内外でも学ばれ、 NLPも現場に活かしている姿にも触れられました。めちゃ感激です~。
そして、以前に一緒に働かせていただいた川西Drは、 肝臓疾患の患者さんが生き生きとしてゆけるよう 全道での検診や、検診団向けに学会での最新情報の提供、 ほかには笑いの要素も大切にしながらの病院でのレクリエーションと 独自のスタイルを模索しながら活動されています。
私の看護学校時代は、あまり触れられなかったコミュニケーションについて、 取り入れられているところが多くなっています。 調べていて面白いなと想ったのが↓ http://www.sakura.cc.tsukuba.ac.jp/~khys/ 笑み筋体操というのがありました~。
これまで勤務してきた色々な病院、そして病棟にて、 疾患によっての個別性というか、 何となく患者さんに、似た雰囲気を感じることがありました。
産婦人科医のDr半熟卵さんの日記で、 婦人科疾患の患者さんの特徴や症状についてマインドマップで整理され 創られたメタファーがありましたので紹介させていただきますと、 <引用先>http://plaza.rakuten.co.jp/hannjyuku/diary/200810060000/ ~子宮筋腫~ (略) メタファーの使い方は、人に使う場合と自分でセルフカウンセリングに使う場合があります。読者の皆さんは、セルフカウンセリングとして、「ピンッ」と来るメタファーを探してその問いかけの答えを探っていってみてくださいね。その病気になった原因が「自分の中で」はっきりと分かってきたり、解決法までたどり着けたりしますので… ----------
20代前半に喘息になった時期がありました。 家族に喘息がいるので因子もあったかと想いますが、 喘息を発症したのは、あの短期間のみ。 (いまは特に内服も吸入もしていません) あの頃の、生活状態、ココロの状態を振り返ってみると、 意識を超えたところから、病気を通して伝えるメッセージもあったんだろうな。
「病気→ココロ」 そして、「ココロ→病気」 このどっちも密接に関わりあっている、どっちも大切、 どっちもみてもらえる場が増えてゆくといいな。
そして私たち医療者も 安心して関われるよう学んだり、活かしてゆける場も。
下記は、ほかにも興味を惹いた情報です。 ■国立ガンセンター(医療関係者向け/コミュニケーションについての情報) ■ガン情報サポートセンター(メニューバーの「サポート」に色々な対談がありました) ■サイモントン療法(がんのセルフコントロール) ■ホリスティック医療シンポジウム2008.11.9(活躍されているDrが多数講演されます)
10月13日、11月3日 NLPコーチングでのワークショップを開催します お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.10.07 15:44:53
[◇看護・医療] カテゴリの最新記事
|
|